湯たんぽっていつまで暖かい?湯たんぽの持続時間
冬になると、使う人が多くなる湯たんぽは、今も昔も変わらない冬の人気アイテムです。ところで、湯たんぽの持続時間で知ってますか?
種類で違う湯たんぽの持続時間
一度布団に入れると、朝まで暖かいイメージのある湯たんぽですが、湯たんぽは、どのくらい暖かさが持続するのでしょうか?
岡山県立大学保健福祉学部で、ゴム製、プラスチック製、金属製のそれぞれの湯たんぽの持続時間を調べるという実験をしています。その実験によると、それぞれの素材の湯たんぽが推奨する温度でお湯を入れ、ネルカバーでくるんで布団の中に入れたところ……
- ゴム製の湯たんぽに60度のお湯
- 160分間(2時間40分)、44℃以上の温度を持続
- プラスチック製の湯たんぽに80度のお湯
- 245分間(4時間5分)、44℃以上の温度を持続
- 金属製湯たんぽに80度のお湯
- 240分間(4時間)、44℃以上の温度を持続
素材と入れる温度によって多少の差はあるものの、プラスチック製と金属製の湯たんぽは、なんと4時間以上も44℃以上の温度を持続するのですね。
いろいろな湯たんぽ紹介
湯たんぽにも色々な種類がありますよ。代表的なものをご紹介します。
ポリエチレンの湯たんぽ
誰もが湯たんぽと聞けば思い浮かべる懐かしい形です。現在では様々なカバーが販売されているので、自分だけの可愛い湯たんぽを持つ事が出来ますね。暖かさが持続しやすく、中に入れたお湯で朝顔を洗う事が出来ますが、材質上硬いのが難です。
- お湯の温度:80℃以下
出典:湯たんぽの通販 ポリ湯たんぽ ナチュラル [キューズベリー/CUSE BERRY]
ゴムの湯たんぽ
ポリエチレンの湯たんぽに比べると暖かさが足りないように感じるかもしれませんが、柔らかい素材で抱きしめると気持ちが良いのがゴムの湯たんぽです。なんと、病院では100年前から使われているという歴史ある湯たんぽなのです。
- お湯の温度:70℃以下
出典:湯たんぽの通販 ゴム湯たんぽ [キューズベリー/CUSE BERRY]
湯たロン
電子レンジであたためる湯たんぽです。なんと持続時間が8時間もあります。お湯を沸かすのが面倒、という人には手軽でおすすめですね。電子レンジから取り出す際にやけどをしないよう注意しましょう!
出典:Amazon.co.jp: 「湯たロン」 電子レンジ用 湯たんぽ (42℃を8時間ロングキープ): ホーム&キッチン
充電式湯たんぽ
充電式の湯たんぽです。20分充電すると6時間もち、蓄電式なのでどこでも持ち歩けます。ふにゃふにゃした素材なので、お腹や足元だけでなく肩などもあっためることができますよ。
出典:Amazon.co.jp: エネタンポ5 ET-05(2016年モデル・カフェスタイル)チェック: ホーム&キッチン
湯たんぽの持続時間まとめ
湯たんぽの持続時間は、素材によるものの4時間程度はもちます。充電式であれば6時間持続するので、寝るときにも使えますよね。お湯を入れるタイプの湯たんぽは、熱湯を使用するので、取り扱いには十分気をつけてください。エコで温かさが持続する上に、優しい気持ちになれる湯たんぽ。安全に活用して、震えない冬を過ごしましょう。
湯たんぽについてはこちらの記事でもご紹介しています
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