寒中見舞いを送る時期はいつが正しいの?
この記事の目次
1月に入ってから送る寒中見舞い。年賀状をもらったのに返事を出しそびれてしまった場合などに書くことが多いですが、寒中見舞いには出すのに適した「時期」があります。
寒中見舞いを送る時期や、寒中見舞いを送る時に気を付けたいマナーなどをまとめてチェックしましょう。
- 更新日
- 2022年1月4日
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寒中見舞いを送る時期
寒中見舞いは松の内があけてから立春までの間に送ります。松の内とは1月7日までを指します。2020年の立春は2月3日です。
つまり、2021年の寒中見舞いを送る時期は、1月8日~2月2日までの間です。
関西では後ろ倒しに
寒中ってなに?
寒中見舞いの「寒中」とは、大寒と小寒の間、という意味です。
日本には二十四節気という季節の表し方があります。これは太陰暦を使用していた時代に、その季節をより分かりやすく24に分けて表現したものです。
1月は5日から小寒(寒さが厳しくなる)になり、20日から大寒(一年のうちで最も寒い)です。寒中見舞いは、この一番寒さが厳しい時期に「相手を気遣って出す手紙」という意味になります。
寒中見舞いは、どんな時に送るもの?
寒中見舞いを送るのは、以下のような場合が多いです。
- 年賀状をもらったのに返事をだせないまま松の内を過ぎてしまった
- 喪中はがきをくれた人への挨拶
- 自分が喪中。届いた年賀状への返事
寒中見舞いは年賀状がわりにも、挨拶状代わりにもなるとても便利な手紙なのです。ただし自分や相手が喪中の場合などは注意するべき点があります。また年賀状のように華やかにしないのが一般的です。
寒中見舞いのマナー
寒中見舞いを送る時は、以下の点に注意して手紙を作成しましょう。
- 余った年賀状は使わない
- きらびやかにせず、爽やかさを心がける
- 干支や日の出など、年賀状で使うモチーフは使わない
- 自分・もしくは相手が喪中の場合は「おめでとう」や「喜」「慶」「賀」といった文字は使わない
寒中見舞いに写真やイラストを使っても問題ありません。イラストの場合は雪や椿など、季節を表すモチーフが良いでしょう。郵便局に行くとプリントされた寒中見舞い用の葉書が販売されているので、それを使うと簡単です。
寒中見舞いの書き方
いざ寒中見舞いを書こうと思ったときに迷うのが「どんな文面にしたら良いのか」「書き方に決まりがあるのか」ということではないでしょうか。
- 寒中お見舞い申し上げます(定形文)
- 相手を気遣う言葉、近況をたずねる言葉
- こちらの近況を相手に知らせる
- 今後の付き合いを願う言葉
- 日付
簡素にまとめたい場合は、3は省いても問題ありません。寒中見舞いのはがきに写真やイラストがプリントされている場合は、文字を入れるスペースも自然と小さくなります。全体のバランスを見ながらレイアウトを考えましょう。
遅くなった年賀状の返礼
基本形の3に、年賀状の挨拶が遅れたことを詫びる言葉を入れます。「丁寧な年賀状をいただき、ありがとうございました。ご挨拶が遅れてしまい、もうしわけありません」など。
くれぐれも「忘れていた」など失礼な言葉や表現は使わないように注意しましょう。先方の年賀状に写真などが使われていれば、その感想を添えても良いですね。
喪中の人への挨拶
喪中はがきを貰っていて、年賀状を出すのを控えていた相手には寒中見舞いを送ると丁寧です。
「丁寧なご挨拶状をいただき、どうもありがとうございました」という一文を2に入れ、「ご服喪中につき新年の挨拶を控えさせていただきます」という一文を続けます。相手の心中を察し思いやる言葉と、「穏やかな新春を迎えられますように」などと、希望を感じる言葉で結びましょう。
自分が喪中だった場合
自分が喪中だった場合、喪中はがきを出しそびれてしまった人や、入れ違いになってしまった人から年賀状が届く場合があります。その場合も松の内を過ぎてから寒中見舞いでご挨拶をしましょう。
寒中見舞いには、ご挨拶ができなかったことのお詫び、そして新年の挨拶をくれたことへのお礼を記します。「喪中のため、年頭のご挨拶を遠慮させていただきました。」という一文を2に入れましょう。
3を省いて簡単にまとめても良いですし、「昨年秋に祖母〇〇が逝去しました」などと具体的に書いても問題ありません。
この場合は、2にご挨拶をいただいたことへのお礼、そして3に故人の名前と逝去日を記します。次に連絡ができなかったことを侘び、先方の幸せを祈言葉で結びましょう。
立春を過ぎてしまったら?
寒中見舞いを出すつもりだったのに、多忙で全く手が付けられないまま立春を過ぎてしまった、という場合。2月3日以降に出すご挨拶は「余寒御見舞い」になります。余寒御見舞いは2月中であれば有効です。
2月になれば寒さの中にも、春を感じる気配を感じます。「余寒御見舞い申し上げます」でも良いですし、「春寒のお伺いを申し上げます」というような文章で書き始めてもスマートですね。
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2021年、寒中見舞いは1月8日から2月2日までの間に出しましょう
寒中見舞いを贈る時期は、松の内が開けてから立春までの間です。2021年は1月8日から2月2日までの間が寒中見舞いの時期です。しかし関西地方では古い伝統を大切にして1月15日までを松の内としていることがあります。送る先が関西の場合は1月中旬を過ぎてから投函するようにしましょう。
寒中見舞いを作成するときは、華やかさを避け、干支や日の出など年賀状のモチーフは使わず、季節を感じるモチーフを使います。年賀状の返事が遅れた場合や、相手が喪中の場合のご挨拶、自分が喪中の場合のご挨拶にも使うことができるのが寒中見舞いです。出す相手によって文面が変わりますので、同じ文面の寒中見舞いをたくさん作らないように注意しましょう。