大学生の一人暮らし、初期費用の平均額は?
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初めての一人暮らしは、ワクワクと同時に不安なこともたくさん。大学生の一人暮らしでかかる初期費用は、平均どのくらいなのでしょうか?
これまで実家暮らしだった人にとっては、必要な生活費や初期費用がわかりませんよね。特に家電は、初期投資に多くお金が発生するので、できるだけ長く使いたいものです。そこで今回は、一人暮らしに必要な家電や、大学生が毎月使っている生活費の平均額など特集しました。
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- 更新日
- 2023年10月27日
一人暮らしに必要な家電と購入費用
男女共通、必須で買いたい家電
男女共通、一人暮らしをするなら絶対に買いたい家電がこちらです。
- 洗濯機
- 電子レンジ
- 冷蔵庫
どんな人も洗濯はしますね。こまめに洗濯をするなら小さいサイズで十分ですが、休みの日にまとめて洗濯をしたいという場合は少し大きめのサイズがいいでしょう。部屋干しができればいいですが、もし夜中にまわして朝には乾いていて欲しいというのであれば、ドラム式洗濯機を購入したほうが効率的です。浴室乾燥機は電気代が高いので、多用はオススメしません。
冷蔵庫や電子レンジは、「自炊をしないから必要ない」と思う人もいるかもしれませんね。でも、コンビニ弁当を温めたり、冷凍食品を温めたり……と、電子レンジは意外と使うシーンが多いのです。実家での生活を思い出してみて、使ったなぁと思ったら買っておくといいですよ。
便利だけど電気代が高い!浴室乾燥機について詳しくまとめています
男性の場合
男性に必要な家電をリストアップしました。最近はテレビを買わないという人も多いですよね。自分のライフスタイルにあわせて、考えてみましょう。
- テレビ
- エアコン
- パソコン
- 照明器具
- 掃除機
女性の場合
女性に必要な家電をリストアップしました。アイロンや空気清浄機、掃除機などは、生活をスタートしてからの購入でも対応できそうですね。最初からあれもこれもと揃えてしまうと、置き場所も困ってしまいます。必要度に応じて買う時期をズラすというのも、ひとつの方法ですよ。
- テレビ
- エアコン
- 照明器具
- 掃除機
- ドライヤー
- 空気洗浄機
- アイロン
- 電気ケトルや電気ポット
やはり女子は男子よりも身だしなみに気を使いますから、アイロンやドライヤー、空気清浄機も人気のある家電です。一方、男子は髭が気になる年頃で電動シェーバーが人気です。最近では、テレビの代わりにパソコンを購入する学生も多いようです。
自炊をする人が追加で欲しいアイテムは?
料理が好きで自炊をしたい学生は、追加で用意すると便利な家電をリストアップしました。
- 炊飯器
- ホットプレート
- ミキサー
- オーブントースター
炊飯器はお米を炊くために必須アイテムですね。ホットプレートは友達が遊びに来たときのたこ焼きパーティーや、鍋パーティーでも使うことができます。ミキサーやオーブントースターは、朝食の野菜ジュースやトースター作りに便利ですよ。
新品の家電を購入した場合の平均費用は?
一人暮らしの初期費用のうち、電化製品(テレビ、冷蔵庫、洗濯機など)にかかる費用の全国平均は、約10~20万円のようです。
例えば、自炊を頻繁にする人にとっては冷蔵庫も容量の大きなものが必要ですし、炊飯器や電子レンジ諸々を購入するため、家電にかける費用が高くなります。
参照:ひとり暮らしの基礎知識 (ひとり暮らしにかかる費用は?)|学生向け一人暮らし特集 |エイブル
家賃平均、敷金、礼金が何か月が一般的?
学生が住む部屋の家賃平均は?
エイブルが行った調査によると、一人暮らしの家賃の全国平均は、東京が約6万円、大阪が約5万円でした。全国的にも東京は家賃が高い傾向にあります。一方、関西の都心部大阪は場所によっては家賃が安い地域があるようですね。
参照:ひとり暮らしの基礎知識 (ひとり暮らしにかかる費用は?)|学生向け一人暮らし特集 |エイブル
初期費用で忘れちゃいけない、敷金・礼金
物件によっては敷金・礼金がないという部屋もありますが、初期費用には見込んでおいたほうがよいです。国土交通省が行った「住宅市場動向調査」のデータをみてみましょう。
- 敷金
- 敷金があったという世帯は、61.3%。敷金の月数では「1カ月ちょうど」が52.8%、「2カ月ちょうど」が29.0%。2カ月分を計算しておくのが無難ですね。
- 礼金
- 礼金があったという世帯は41.0%。礼金の月数では「1カ月ちょうど」が65.9%、「②カ月ちょうど」が21.1%。
敷金・礼金がどちらも2カ月分とする契約もありますので、余裕をみて初期費用を考え、敷金・礼金の合計が家賃の4カ月分、最低でも3カ月分として計算しておきましょう。
- 敷金・礼金の合計
- 家賃6万円×4カ月分=24万円
敷金・礼金だけでも大きな出費ですね。
ちなみに、関西では敷金の代わりに「保証金」という言葉が使われます。これは東京でいう敷金と同じ意味と捉えましょう。
不動産屋さんに払う初期費用は?
敷金・礼金についてもお話しましたが、結局いくらの初期費用がかかるのでしょう?まずは初期費用となる項目を考えてみましょう。
- 前家賃(1〜1.5カ月分)
- 敷金
- 礼金
- 仲介手数料
- 火災保険
- 鍵交換費用
敷金・礼金だけじゃなかった!!というのがおわかりになりますね。どこから借りるかによって、大きく変動してしまいますが、一般的に賃貸の初期費用の相場は、家賃の5~6カ月分と言われています。
先ほど説明したように、各地で家賃平均も異なるので東京なら40万円程度、大阪なら30万円かかるということですね。
引越し会社に払うお金は?
引越し業者へ依頼すれば3万円程度ですが、長距離や荷物が多い場合、これの2~3倍額が必要になるので、6~9万円程度となります。
毎月の生活費はいくらかかる?
全国大学生活協同組合連合会の調査によると、下宿をしている大学生の生活費は全国平均で12万円程度です。大学生の生活費は減少傾向にあります。生活費の6割は仕送りですが、これが低下しているのでアルバイトを増やして生活費を補填しているようです。
参照:第53回学生生活実態調査の概要報告|全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)
大学生の一人暮らしの生活費はこちらでも紹介しています
大学生の一人暮らし初期費用平均まとめ
大学生の一人暮らしについて、初期費用の平均をまとめました。すごく幅がありますが、多めに見積もっておくと70万円程度。家賃に比例する部分もあるので、良いお部屋に住むとさらにあがるということですね。
- 家電:10〜20万円
- 家賃関連:40万円
- 引越し業者:10万円
- 合計:70万円
一人暮らしの初期費用で重要なことは、必要あるもの、ないものを見極めることです。男女で必需品は違いますし、自炊をするしないで冷蔵庫の容量も変わってきます。特に家電は初期投資が多くなりますから、使用頻度に応じてグレードを調整するとよいですね。
また、これまで意識しなかった家賃や光熱水費といた固定費用も月々引かれますから、例えば電気代のシュミレーションをすると、必要な生活費も把握できますね。