オンラインゲームに必要な回線速度の目安は?測定方法や速くする工夫も紹介

この記事の目次
本記事では、オンラインゲームに必要な通信速度の目安をジャンル別に紹介します。
オンラインゲームの測定方法やゲームの動作が遅くなる原因、通信速度を速くする工夫も解説するのでぜひ参考にしてください。
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- 更新日
- 2026年6月9日
オンラインゲームで確認すべき指標
ここではオンラインゲームをプレイする際に、光回線側で確認しておきたい、次の2つの指標について解説します。
- 通信速度(上り・下り)
- Ping値
回線速度(上り・下り)
通信速度の上りとはアップロード速度を、下りとはダウンロード速度のことを指し、「Mbps」で表されます。
一般的なオンラインゲームでは、下り(ダウンロード)の通信速度のほうが重要です。
下りの通信速度が遅い場合、ほかのプレイヤーが現在の位置とは異なる位置に表示されたり、アップデート後のデータ更新に時間がかかったりすることもあります。
Ping値
Ping値は、応答速度を表す数値で、単位は「ms」。Ping値が低いほど、ゲームの応答速度が速くなり、より快適なプレイが可能です。
逆にPing値が高いと、プレイヤーの入力に対して遅延が発生したり、ゲーム内のキャラクターの動作が不安定になったりします。
オンラインゲームに必要な回線速度の目安をジャンル別に紹介
ひとくちにオンラインゲームと言っても、ゲームジャンルによって快適にプレイできる通信速度は異なります。
ここでは、プロゲーマーや光回線事業者など複数の声から推測した、必要な通信速度の目安をまとめました。
| ゲームジャンル | 推奨通信速度(下り) |
|---|---|
| FPS | 70~100Mbps |
| 格闘ゲーム | 30Mbps~ |
| その他 | 10〜30Mbps |
上りはすべて30Mbps程度が目安となります。
FPS
FPSとは、ファーストパーソン・シューティングゲームの略語であり、一人称視点シューティングゲームともいわれるゲームジャンルです。
一般的なFPSはゲームスピードが速く、高い通信速度が求められる点が特徴。このため、通信速度は70Mbps以上が推奨されており、100Mbpsあると理想的とされています。
出典:オンラインゲームに必要な回線速度の目安は?遅い要因と改善策も解説
格闘ゲーム
格闘ゲームもFPS同様ゲームスピードが速いゲームジャンルですが、FPSとは通信方式が異なるため、極端な通信速度は求められていません。
30Mbpsあればよいとも言われており、「ストリートファイター6」の公式大会でも「3Mbps以上のアップロード回線速度」が参加条件。FPSと比べると、通信速度の敷居は低いと言えます。
ただし、アップデート後のデータ更新など通信速度が求められる場面もあるため、速度は速いに越したことはないでしょう。
出典:RULES|Capcom Pro Tour 公式esportsサイト|CAPCOMスト6(ストリートファイター6)のおすすめ回線と速度の目安|回線が悪い・ラグを改善するには?|GameWith光
その他のオンラインゲーム
その他のジャンルのオンラインゲームにおいては、プレイ中の通信速度は1Mbps~5Mbps程度とされています。
プレイスピードや反応の速さが求められないゲームなら、10Mbps〜30Mbpsあれば問題なくプレイできますよ。
出典:オンラインゲームに必要な通信速度の目安はどれくらい?測定方法や改善におすすめの回線も紹介|GameWith光
オンラインゲームで必要なPing値
FPSや格闘ゲームなど、素早い応答が求められるゲームでは15ms〜20ms以下、そのほかのゲームジャンルでも、50ms以下が望ましいとされています。
特に格闘ゲームではPing値の重要性が高いため、30msなら快適、15ms以下ならさらに快適にプレイできるでしょう。
出典:格闘ゲームのおすすめ回線と速度の目安|GameWith光
回線速度の測定方法
ここでは、実際の通信速度を測定する方法について、PCやゲーム機などの端末ごとにご紹介します。
PC・スマホでの確認方法
- 1)Googleのインターネット速度テストを表示する
- インターネットブラウザを開き、Googleで「インターネット速度テスト」と検索すると、Googleの速度テストが表示されます。
- 2)速度テストで通信速度を測定する
- 「速度テストを実行」ボタンを押すと速度計測が開始。しばらく待つと通信速度(上り・下り)や遅延時間を示す「レイテンシ(遅延時間)」が表示されるので、必要に応じてメモしておきましょう。
Nintendo Switch・Switch 2での確認方法
- 1)設定画面から速度テストを表示する
- ホーム画面で「設定」を選択し、「インターネット」「接続テスト」に進み、速度計測を開始します。
- 2)速度テストで通信速度を測定する
- しばらく待つと通信速度(上り・下り)などの計測結果が表示されるので、必要に応じてメモしておきましょう。
PS5・PS4での確認方法
- 1)設定画面から「インターネット接続を診断する」を表示する
- ホーム画面で「設定」を選択し、「ネットワーク」「インターネット接続を診断する」に進み、「インターネット接続を診断する」を実行します。
- 2)通信速度を測定する
- しばらく待つと通信速度(上り・下り)などの計測結果が表示されるので、必要に応じてメモしておきましょう。
オンラインゲームの動作が遅くなる原因
ここでは、オンラインゲームの動作が遅くなる原因について解説します。一般的には、次のような原因が考えられます。
- 回線速度や安定性に問題がある
- デバイスに問題がある
- ルーターに問題がある
- モニターなどの周辺機器に問題がある
回線速度や安定性に問題がある
オンラインゲームにとって回線の速度は重要ですが、通信の安定性も同様に重要な要素です。
特に夜間などの混雑時、通信が不安定になると、ゲームのプレイにも悪影響が。動作が遅くなるだけでなく、ゲーム中に接続が切れてしまうといった事態もありうるでしょう。
デバイスに問題がある
オンラインゲームに使用するPCやスマホなどのデバイスが古かったり、スペックに問題があったりすると、ゲームを快適にプレイすることはできません。
通信速度に問題がなくても、ゲーム内の表示が遅れたり、描写がコマ送りのようになったりするため、デバイスの性能にも気を配る必要があります。
CPUやグラフィックボード、メモリなどの性能がゲーム側の推奨システム要件を満たしているかどうか、確認しておきましょう。
ルーターに問題がある
契約しているプランの最大通信速度や通信規格などに、使用中のルーターが対応していないと、回線側のスペックを活かしきれずに動作が遅くなる可能性も。
10ギガプランやIPv6接続を利用している人は、特に注意しておきたいポイントといえるでしょう。
モニターなどの周辺機器に問題がある
モニターやLANケーブルなど、周辺機器のスペックが低いために、オンラインゲームのプレイに問題が出ているケースもありえます。
モニターには「応答速度(ms)」という指標があり、数値が大きいほど画面の表示切り替えに時間がかかります。応答速度が遅いと、画面上の残像が目立ちやすく、動きの速いゲームでは映像が見づらくなることも。
また、LANケーブルはルーターの問題と同様、最新の通信規格に対応していない可能性があります。この場合、古い規格で通信を行うため、期待した速度が出ないといったことも起こるでしょう。
オンラインゲームの回線速度を改善する方法
ここでは、オンラインゲームのために通信速度を改善する方法について解説します。代表的な方法は、次のとおりです。
- 有線接続にする
- ルーターやデバイスを再起動する
- Wi-Fiの周波数を5GHzにする
- 光回線をIPv6 IPoE方式で接続する
- ルーターとデバイスの距離を近づける
- ゲーミングルーターを使用する
- 中継機を使用する
有線接続にする
オンラインゲームには、無線接続より有線接続のほうが向いています。
無線接続は電波を使うため、壁や家具、周辺機器の影響を受けやすく、通信が不安定になりやすいのが短所。一方、有線接続はLANケーブルで機器を直接つなぐため、周辺環境の影響を受けにくいメリットがあります。
通信速度が出やすく、通信の安定性も高いため、極力遅延などを抑えたいオンラインゲーム向けと言えます。
ただし、LANケーブルの長さまでしか接続できないため、PCやルーターなどの設置場所が限定されるのが短所。また、配線まわりが複雑になりやすい点を、デメリットに感じる人もいるかもしれません。
ルーターやデバイスを再起動する
ルーターやゲーム機、PCなどを再起動することでも、通信速度や動作の安定性を改善できる場合があります。
再起動によって、一時的な通信エラーやソフトウェアの不具合が解消され、蓄積した一時データも整理されるため、動作が改善することがあるからです。
さらに、長時間ルーターやデバイスを使用していて機器の温度が高くなっているなら、電源を切って温度を下げることで、安定した動きが期待できるでしょう。
特にルーターの場合は、電波干渉を避けるためのチャネル設定も改めて行われるため、現在の状況で最適化できます。
再起動するだけの手軽にできる対処法なので、ラグや速度低下が気になるときは、まずこちらの方法を試してみましょう。
Wi-Fiの周波数を5GHzにする
Wi-Fiの5GHzや2.4GHzとは、無線LANルーターとデバイスの接続に使う電波の周波数帯のこと。
オンラインゲームではこのうち、5GHzのほうが適しています。5GHzは2.4GHzより通信速度が出やすく、接続も安定しやすいためです。
2.4GHzは壁や扉などの障害物に強く、遠くまで届きやすいメリットがありますが、電子レンジやテレビなど同じ2.4GHz帯を使う家電が多く、電波干渉が起きやすいのが短所。
ただし、5GHzは2.4GHzとは逆に、障害物に弱いことに注意が必要です。無線接続でオンラインゲームをプレイするなら、無線LANルーターとデバイスの位置関係にも気を配ったほうがよいでしょう。
光回線をIPv6 IPoE方式で接続する
インターネットの通信規格にはIPv4とIPv6があり、IPv4ではPPPoE、IPv6ではIPoEおよびPPPoEという接続方式を利用しています。
PPPoE方式は混雑に弱く、時間帯や利用者数によっては速度が落ちることも。一方、IPoE方式は混雑の影響を受けにくく、安定した高速通信が可能です。
オンラインゲーム用に光回線を選ぶときは、IPv6 IPoE接続に対応しているかを確認するとよいでしょう。
なお、事業者によってはオプション料金が発生する場合もあるため、事前にチェックしておくと安心ですよ。
ルーターとデバイスの距離を近づける
無線接続でインターネットを利用しているなら、無線LANルーターとデバイスの距離を近づけるのもひとつの方法です。
単純な対策ですが、先述したように障害物があるとWi-Fiの電波は届きにくくなります。
互いの距離を近づけて、物理的な障害物がない状態にすることで、通信速度が改善される可能性がありますよ。
ゲーミングルーターを使用する
ゲーミングルーターは、高性能CPUやメモリを搭載したルーターです。高性能なアンテナや、最新のWi-Fi規格に対応したモデルが多く、高速かつ安定した無線接続が可能になっています。
なかにはゲーミング向けのプライベートネットワークサービスに対応していたり、遅延を少なくするネットワークアクセラレーション機能を搭載していたりと、よりゲーミングに適したルーターも。
ただしゲーミングルーターは、オンラインゲームを快適にプレイできるようにWi-Fi環境を改善し、ゲーム通信を最適化するためのものです。有線接続の人は恩恵を感じにくいことには注意してくださいね。
中継機を使用する
Wi-Fi中継機とは、無線LANルーターとデバイスの中間に設置する機材のこと。
Wi-Fiの電波が弱くなる前に電波を中継・再発信するため、無線LANルーターだけではつながりにくかった部屋まで、Wi-Fiの電波を届けることができます。
あくまで中継専用のため、無線LANルーターと比較して価格が割安な点もメリットと言えるでしょう。
ただしもともと住宅が狭い、または平屋などでWi-Fiの電波が大きく減衰していない場合は、中継機を導入してもあまり効果がない可能性も。
その場合は、無線LANルーターや各デバイスの位置関係を見直してみることをおすすめします。
デバイスや周辺機器を買い替えるのも有効
通信速度の改善には、無線LANルーターやLANケーブルといった、回線周りの整備が効果的です。
ただしゲーム機・PCなどのデバイスや、モニターなどの通信速度とは関係ない周辺機器でも、ゲームの動作に影響していることを忘れないように。
回線周りを整備しても通信速度が改善されないときは、デバイス側の性能アップも検討しましょう。
オンラインゲームに使用する光回線を選ぶ際のチェックポイント
ここでは、オンラインゲーム用の光回線を選ぶにあたって、注意すべきポイントについて解説します。
オンラインゲームにおすすめの光回線について、詳しくはこちら。
オンラインゲームにおすすめの光回線(ネット)12選!プロも使う最強回線は?
通信速度
現在1ギガのプランを利用しているなら、最大通信速度に優れた10ギガのプランに切り替えることで、通信速度の改善が期待できます。
ただし、光回線サービスはベストエフォート型サービスです。最大通信速度はあくまで理想的な環境で発揮される速度であり、必ず10ギガの速度が出るわけではないことに注意しましょう。
10ギガプランのおすすめ事業者について、詳しくはこちら。
10G(ギガ)の光回線おすすめランキング|料金や特徴を比較
光コラボか独自回線か
フレッツ回線を複数事業者で共用する光コラボと違って、独自回線は混雑しにくく、通信の安定性が高いのが特徴。オンラインゲームに使用するなら、独自回線がおすすめです。
ただし、独自回線は提供エリアや利用可能な物件が限定されているのが短所。利用できるかどうか、事前の確認が必要になります。
なお、光コラボでもオンラインゲームは十分プレイが可能です。混雑する時間帯は通信速度の低下が予想されますが、それ以外の時間帯なら問題なくプレイできるでしょう。
専用帯域や低Ping値の回線
ゲーミング回線やゲーム向けプロバイダでは、独自の専用帯域を設けていることがあります。専用帯域は、契約者だけが利用するので比較的混雑せず、通信が安定しやすいのが長所です。
上述したように、オンラインゲームでは通信速度とともにPing値も重要です。ただし、Ping値はゲームサーバーの場所や通信経路によっても変化するので、契約前に正確な数値を把握することは困難。
そのため、低Ping値対策に取り組んでいる光回線サービスを、公式サイトなどで確認しておくとよいでしょう。
料金やサービスもチェック
オンラインゲーム用に光回線を選ぶときは、通信速度や安定性を重視しがち。しかし、基本料金が割高な傾向がある点にも注意したほうがよいでしょう。
実際に光回線を選ぶ際には、基本料金やオプションの有無など、サービス全体で比較検討して選ぶことをおすすめします。
オンラインゲームの回線速度の目安はプレイするゲームによって違う
オンラインゲームの通信速度の目安は、プレイするゲームのジャンルによって異なります。プロゲーマーの意見やゲーミング回線事業者の公式サイトなども参考にしながら、最適なサービスを選んでくださいね。
オンラインゲームにおすすめの光回線について、詳しくはこちら。
オンラインゲームにおすすめの光回線(ネット)12選!プロも使う最強回線は?
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