大阪ガスが取り扱っているガスファンヒーターの特徴とガス代を解説
この記事の目次
大阪ガスのガスファンヒーターは、幅広い価格帯で様々な機能を持つモデルを取り揃えているのが特徴ですが、そのなかからご家庭にぴったりのガスファンヒーターを選ぶのは悩ましいですよね。
本記事では大阪ガスのガスファンヒーターの性能を紹介しながら、どれを選べばよいか迷っている方のために、ガスファンヒーターの選び方を解説していきます。
- 更新日
- 2023年10月27日
大阪ガスが販売しているファンヒーターと特徴
大阪ガスが販売しているガスファンヒーターのラインナップは全部で5種類あり、一部機種はリースにも対応しています。大阪ガスで販売しているガスファンヒーターは、次のとおりです。
- エアグラン
- ランクプラス
- ビバーチェ
- デラックスモデル
- スタンダードモデル
この章では、それぞれの価格帯や機能的な特徴、そしてガスの消費量といった気になる情報をご紹介します。
ガス消費量や暖房可能な広さの目安は、都市ガス(13A)の場合となります。
エアグラン
プラズマクラスター技術を搭載した、価格10万円台の空気清浄機付きガスファンヒーター。空気中の細かなほこりや汚れ、PM2.5などを除去してくれるほか、上部のファンが部屋の空気を循環させることで、室内を効率よく暖めることができます。
暖房の目安は戸建住宅や木造の場合は15畳、集合住宅やコンクリート造の場合は21畳まで。また1時間あたりのガス消費量は、140-5555型で1.05kW~5.81kWほどになります。
ランクプラス
エアグランと同じくプラズマクラスター技術搭載の、価格7万円台のガスファンヒーター。運転直後の部屋の温度を検知して、燃焼量を増やすことで室内をすばやく暖める急速暖房機能が特徴です。
暖房の目安は戸建住宅や木造の場合は11畳、集合住宅やコンクリート造の場合は15畳まで。また1時間あたりのガス消費量は、140-6073型で0.76kW~4.07kWほどになります。リースにも対応しており、リース料金は8年契約で800円(税込)/月となっています。
ビバーチェ
価格6万円台のガスファンヒーター。人感センサー搭載のモデルで、室内に30分間人がいないことを検知すると自動で控えめ運転に移行して設定温度を下げてくれるほか、さらに30分間経過すると自動で運転を停止。控えめ運転中に人を検知した場合は通常運転に復帰します。
暖房の目安は戸建住宅や木造の場合は11畳、集合住宅やコンクリート造の場合は15畳まで。また1時間あたりのガス消費量は、140-6103型で0.76kW~4.07kWほどになります。リースにも対応しており、リース料金は8年契約で770円(税込)/月となっています。
デラックスモデル
価格6万円台のガスファンヒーター。大きな特徴は電気ヒーターを搭載している点で、ガス栓がない場所でもコンセントからの電気を使って、暖房器具として使用することができます。
暖房の目安は戸建住宅や木造の場合は9畳、集合住宅やコンクリート造の場合は13畳まで。また1時間あたりのガス消費量は、140-8073型で3.57kW~4.07kWほどになります。
スタンダードモデル
価格3万円台から6万円台までの幅広い型を持つガスファンヒーターで、スポット暖房機能やタイマー機能など、標準的な機能を備えたモデルです。
暖房の目安は型によって異なりますが、140-6123型の場合は戸建住宅や木造で11畳、集合住宅やコンクリート造で15畳まで。また1時間あたりのガス消費量は、140-6123型で0.76kW~4.07kWほどになります。リースにも対応しており、リース料金は8年契約で460円~710円(税込)/月となっています。
ガスファンヒーターを選ぶときのポイント
ここではガスファンヒーターを選ぶ際のポイントを解説していきます。ガスファンヒーターの購入やリースでどの機種を選ぶべきか迷っている方は、参考にしてみてくださいね。
ガスの種類で選ぶ
ガスファンヒーターには、都市ガスタイプとプロパンガスタイプの2種類があります。ガスの種類を間違えると異常燃焼の原因となり、一酸化炭素中毒ややけどのほか、ガスファンヒーターの故障を引き起こす可能性があります。また「都市ガス」にも「13A」「12A」などさまざまな種類がありますので、こちらもチェックする必要があります。
契約しているガスのタイプに対応したガスファンヒーターを選ぶようにしましょう。
使う部屋のサイズで選ぶ
ガスファンヒーターの性能が使用する部屋の広さに見合っていないと、暖房器具としての能力は発揮できません。畳数が少ないモデルはそれだけ本体価格も安くなっていますが、それよりも広い部屋で使用すると部屋を暖めるために余計にガスを使い、かえってガス代というランニングコストがかさんでしまうこともあるのです。
使用する部屋がある程度決まっているのであれば、それに対応した、あるいは少し余裕のある暖房能力を持つモデルを選ぶことで、結果的には効率よくガスを使用することができますよ。
必要な機能で選ぶ
ガスファンヒーターのなかには暖房機能だけでなく、空気清浄機能や人感センサーなど、さまざまな機能を搭載したモデルがあります。
例えば空気清浄機としても使いたい場合には空気清浄機能付きのモデルを、使う部屋が決まっていないのなら、ガス栓の有無にとらわれずに使用できる電気暖房機能付きのモデルを選ぶなど、ご家庭に合った機能、必要な機能を搭載したモデルを選ぶようにするのも、選び方のひとつの方法ですよ。
大阪ガスのファンヒーターのガス代の目安は?
大阪ガスで販売しているガスファンヒーターのガス代は、1時間あたり約11円とされています。
ただしこれは都市ガス(13A)を使用したうえで木造6畳、外気温度5℃、室温20℃の条件かつ、2021年5月時点での基準単位料金を適用した場合のガス代なので、実際にかかるガス代とは異なります。大阪ガスで取り扱っているガスファンヒーターを最新の料金表に照らし合わせると、次のようになります。
機種 | ガス消費量 | 1時間あたりのガス代 |
---|---|---|
エアグラン(140-5555型) | 1.05kW~5.81kW | 約13.5円~約75円 |
ランクプラス(140-6073型) | 0.76kW~4.07kW | 約9.8円~約52.5円 |
ビバーチェ(140-6103型) | 0.76kW~4.07kW | 約9.8円~約52.5円 |
デラックスモデル(140-8073型) | 3.57kW~4.07kW | 約46.1円~約52.5円 |
スタンダードモデル(140-6123型) | 0.76kW~4.07kW | 約9.8円~約52.5円 |
大阪ガスが供給している都市ガスの熱量を12.5kWとし、大阪ガスの「一般料金」の2021年9月現在の料金表で計算しています。
自分にあったガスファンヒーターを選ぼう
大阪ガスのガスファンヒーターには、様々な機能や暖房能力を持つものが豊富に揃っています。もしガス代が高いと感じたらなら、それはご家庭にガスファンヒーターの性能が見合っていないか、契約中のガス料金プランがあなたのライフスタイルに合致していない可能性があります。
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