鏡の掃除をもっと簡単に!鏡のくもりを取る方法を大公開!
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家の中をキレイに掃除をしているのに、なんだかお部屋の中が明るくない…。そんな物足りなさに気がついたら、家の中に鏡をチェックしてみましょう。鏡にうっすらと白いくもりがついて、汚れていませんか?
今回は拭いても、拭いてもキレイにならない室内の鏡を掃除する方法をご紹介します。
鏡の掃除は意外と難しい!?鏡掃除のススメ
鏡も放っておけばホコリがついてしまいますし、いつの間にか白いくもりがついて汚れて、ひどくなると乾拭きをしたぐらいではキレイになりません。クロスを濡らして拭いてみても、乾いたら汚れのスジが残ってしまうなど、鏡の掃除はなかなか難しいですよね。
鏡の掃除は家の中を明るくする効果があります
鏡は自分の姿をうつしだし、身だしなみを整えるためのアイテムですが、インテリアとしての用途もあります。ガラス同様に光を反射するので、鏡がキレイだと室内が明るくなりますし、部屋全体が広々と感じるようになります。また、特にお風呂場などの鏡はくもりやすく、それがこびりついて白いスジになってしまうと、もう鏡として使用することも難しいですよね。
汚れたままの鏡を使用していることは不愉快である上、東洋の風水では、鏡が光と共によい運気を集めてくれるという説もある程です。ぜひ積極的に鏡をお掃除してみて下さいね。
鏡のくもりの正体は?
鏡につく汚れは、
- 水垢=水道水に溶けたカルシウムやマグネシウムなどのカルキ成分の残留物
- 手などの汗や皮脂による汚れ
- 飛び散った石鹸のカス
- 飛び散った化粧品の飛沫
など、いくつかありますが、鏡を白くくもらせて汚す主な原因は、水垢です。
鏡のくもり方は鏡が置かれている環境によって違いますが、常に水を多く使うお風呂場の鏡のくもりがひどく、汚れが落ちにくい傾向にあります。鏡は熱伝導率が低く周囲より冷たいので、空気中の暖かい水蒸気が鏡につくと、水蒸気は鏡の表面で冷やされて小さな水滴になって鏡に付着します。その水滴が乾くと炭酸カルシウムなどのカルキ成分が残り、鏡が白くくもって汚れてしまうのです。
鏡の縁の黒ずみは寿命かもしれません
鏡の隅や縁に黒いカビのような汚れができてしまったら、それは鏡の寿命がきている証拠です。鏡は長年使用していると湿気が裏面の銀膜に入り込み、さまざまな要因で化学変化が起きて黒くなってしまいます。この汚れはお掃除では取り除くことができませんので、買い替えを検討しましょう。
室内の鏡のくもりや汚れを掃除する裏ワザ
お風呂場の鏡は水垢がこびりついてお掃除が大変ですが、ドレッサーや姿見などの室内で使う鏡は、比較的簡単にくもりや汚れを取り除くことができます。
くもりをとるためには酸性の洗剤が効果的ですが、今回は身近なもので鏡をキレイに掃除する方法を紹介します。窓掃除にも使える方法ですよ。
新聞紙で磨きましょう
新聞紙にはインクが付いていますが、このインクが、鏡の表面に皮膜を作ってピカピカに磨き上げてくれる効果があります。新聞紙を半分の大きさに切ってクシュクシュと丸めたら軽く水で湿らせて鏡全体を磨きましょう。
鏡にこびりついた手垢などの汚れが落ちたら、今度は乾いた新聞紙を丸めて水気をぬぐい取るように擦りながら磨くと、鏡がピカピカに仕上がります。
新聞紙はあまり湿らせすぎると乾いた後にスジを残してしまうので、「湿っているな」と感じる程度に軽く濡らすことがキレイに仕上げるポイントです。
みかんの皮で磨きましょう
みかんの皮にはリモネンやペクチン、クエン酸などの成分が含まれていて、汚れを落してツヤを出す効果があります。食べ終わったみかんを軽くつぶして、皮の外側で鏡の表面を磨きましょう。鏡にこびりついた手垢などの汚れが落ちたら、乾いたクロスを使ってしっかりと仕上げ拭きをすると、鏡がピカピカになるだけでなく、爽やかな香りが楽しめます。レモンの皮やグレープフルーツの皮を使っても、同様の効果があります。
酢水を使いましょう
みかんなどの柑橘系のフルーツが家になければ、調味料のお酢を使いましょう。お酢は少量でも効果があります。水と酢を6:1の割合で混ぜた酢水を作り、クロスに酢水をしみこませて鏡を拭くと白いくもりが簡単にとれます。その後乾いたクロスで磨き上げると、鏡がピカピカになりますよ。酢はカルシウムを溶かすので、白くカリカリとした頑固な水垢にも効果的です。
手垢や化粧品の汚れには重曹を使いましょう
鏡をうっかり触ってついてしまった手垢や皮脂、化粧品などが飛び散ってできた汚れは酸性の汚れです。水垢に効果的な酸性の洗剤などではキレイになりませんので、手垢などの汚れが目立つ鏡には重曹を水に溶かした重曹スプレーを使いましょう。重曹は乾くと白く残ってしまうので、汚れが落ちたら乾いたクロスで拭いて、重曹をしっかり取り除くことがキレイに仕上げるポイントです。
鏡の掃除はこまめにしましょう
今回は、使い終わった物やいらない物を活用した、エコで環境に優しい掃除方法をご紹介しました。鏡の掃除をすると気分まで明るくなりますから、1週間に1度は掃除をして、鏡の汚れを取り除きましょう。お風呂上がりにサッと拭くだけでも後々の掃除がグッとラクになります。こまめな掃除を心がけましょうね。