「ドラム式洗濯機」と「縦式洗濯機」にかかる水道代と電気代を比較
この記事の目次
洗濯機の水道代と電気代について比較していきますよ!洗濯機はご家庭によっては毎日のように使う家電です。毎日使うからこそ、水道代と電気代が気になりますよね。最近の洗濯機の主流は、「ドラム式」と「縦式」です。まず、それぞれどう違うか押さえましょう!
ドラム式洗濯機の特徴
まずは「ドラム式洗濯機」からです!ドラム式洗濯機は、主にヨーロッパ諸国で普及しています。日本においては、ドラム式洗濯機は乾燥機に多い形態でした。
洗浄方法
洗濯機内のドラム型洗濯槽が回転し、洗濯物を上下に叩き付けながら洗浄します。
縦式に比べると高い
縦式洗濯機は、型式にもよりますが、安価なものは5万円程度で購入可能です。一方、ドラム式洗濯機は20万円前後が相場。なかなか手を出しにくい価格設定になっています。
節水&省エネ
独特の洗浄方法を取るため、節水能力に優れています。省エネ性能の高いドラム式洗濯機も多数発売されています。
乾燥機能に優れている
日本ではもともと乾燥機として普及した形態なので、燥機能は強力です。乾燥機能を重視して選ぶのであれば、ドラム式洗濯機がおすすめ。
縦式洗濯機の特徴
次に「縦式洗濯機」です!多くの家庭に普及している洗濯機なので、自宅がこっちという人も多いですよね?
洗浄方法
縦式洗濯機では、円筒状の洗濯槽に水を貯留。洗濯槽を横回転させることで「もみ洗い」を行います。
シワができやすい
大量の水のなかでもみ洗いするため、汚れはよく落ちます。難点はシワができやすいこと。もみ洗いでは、服と服が接触するため、生地が傷む原因にもなります。
水道代が割高
ドラム式洗濯機に比べて多量の水を使うため、水道代が割高です。
比較的安価で種類も多い
一人暮らし用から大家族まで対応。価格は比較的安価に設定されています。
洗浄力に優れている
乾燥機能は縦式洗濯機よりもドラム式洗濯機のほうが優れていますが、洗浄力は縦式洗濯機のほうが優れています。洗浄力を重視して選ぶなら縦型洗濯機がおすすめです。
ドラム式洗濯機と縦式洗濯機の違いについて、さらに詳しくは以下の記事でご説明しています。
ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の水道代
それぞれの洗濯機の特徴を理解したところで水道代を比較してみましょう!ここでは、「日立製」の洗濯機を例にとって説明します。水道料金は228円/㎥として計算しています。
ドラム式洗濯機ビッグドラムBD-ST9800L/R
洗濯・脱水容量は11㎏、標準使用水量は78ℓです。水道代は17.78円です。
参照:洗濯乾燥機 BD-V9800、BD-ST9800、BD-S8800 : 洗濯機・衣類乾燥機 : 日立の家電品
縦型洗濯機BW-D11XWV
洗濯・脱水容量は11㎏、標準使用水量は93ℓです。水道代は21.2円です。
参照:洗濯乾燥機 BW-D11XWV : 洗濯機・衣類乾燥機 : 日立の家電品
ドラム式洗濯機と縦式洗濯機の電気代
次に気になる電気代です!ドラム式洗濯機と縦式洗濯機では、乾燥機能に差があり、消費電力も異なります。そのため、ここでは洗濯時のみで電気代を比較します。
1kWhあたりの電力量料金は27円として計算しています。
ドラム式洗濯機ビッグドラムBD-ST9800L/R
消費電力量は洗濯1回あたり69Wh(洗濯目安時間33分)、電気代は1.86円です。
参照:洗濯乾燥機 BD-V9800、BD-ST9800、BD-S8800 : 洗濯機・衣類乾燥機 : 日立の家電品
縦式洗濯機BW-D11XWV
消費電力は洗濯1回あたり120Wh(洗濯目安時間40分)、電気代は3.24円です。
参照:洗濯乾燥機 BW-D11XWV : 洗濯機・衣類乾燥機 : 日立の家電品
「ドラム式洗濯機」と「縦式洗濯機」にかかる水道代と電気代まとめ
洗濯機の水道代と電気代をまとめてみました。やはり省エネ機能に関しては、「ドラム式洗濯機」に軍配があがりましたね。長期的に見れば、ドラム式洗濯機を購入したほうがお得かも。家計の状況や用途に合わせて選んでみてください。
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