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食費の節約は「まとめ買い」が基本!1週間の食材買出し術

食費の節約は「まとめ買い」が基本!1週間の食材買出し術


食費の節約には、まとめ買いが一番です。そうはいっても、1週間分の食材を一度に買出しするのは難しいですよね。料理が苦手な人にとっては、今日の献立を考えるだけで一苦労なのに、1週間分なんて無理という人もいるでしょう。今回は、まとめ買いのコツと、食材の買出しルールについてご紹介します。

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あなたの買い物パターンは?

食材の買出しは、少なくても困ってしまうし、多く買いすぎて賞味期限が過ぎてしまうのももったいない。まとめ買いが苦手な人も中にはいるのではないでしょうか?そこで質問。あなたはどちら派ですか?

  • 献立を決めてから,その材料を忘れずに買い物する
  • 食材をあれこれ買ってから,これらで何が作れるかを考えて調理する

献立が先か、買い物が先か……ということですね。まずはこのパターンに当てはめたコツをご紹介します。

献立→買い物派のまとめ買い術

献立が先で買い物が後のパターンについて見ていきます。数日間もしくは1週間の献立を考えて、それに対して人参がどのくらい、お肉が何グラム、卵が何個くらい……と計算しますよね。まとめ買いのコツは何でしょう?

その1:買い物メモを作る

必ず買い物メモを作成しましょう。献立と一緒にメモをしたほうが良いですね。あくまでもメモなので、小さな紙切れでも薄いノートでもOK。メモを確認しながら買い物をしたいので、持ち運びに便利なサイズや買い物中に邪魔にならないものが適しています。
まとめ買い上手になるためには、メモを捨てないこと!献立メモと買い物メモを残しておくことで、「あの時足りなかったなぁ(買いすぎたなぁ)」という振り返りができるので、次につながるのです。

その2:買うときは少し多め

買い物をするときは、メモに記載された分量を下まわらないように買いましょう。メモに記載されたものは必ず消費してしまう分量です。途中でなにがあるか分かりませんよね。うっかり卵を落としてしまうこともあるかもしれませんし、料理を作り直したり、食べる人数が増えることもあります。そのため、少し多めに買っておくことをお勧めします。

買い物→献立派のまとめ買い術

買出しをしてから献立を考える人ですね。料理初心者にとっては、冷蔵庫にあるものを使ってレシピを考えるのは難しいですよね。作れる料理のレパートリーが少ないと、いつも同じ献立を食べることになってしまいますし、買ったものを使い切るという調理術も求められます。でも、実はこちらの方がお金の節約にはつながるのです。

その1:広告・チラシは必ずチェック

新聞を取っているご家庭には,スーパーのチラシが届きますよね?お店によって「○曜日にチラシがくる」というパターンがあるので、まずはそのパターンを掴みましょう。たまにいつもとは違う曜日に入ることもありますので、毎朝のチェックは忘れずに。「朝は忙しくて見る時間がない!」という人は、あとで見れるように取っておきましょう。

その2:同じ食材の組み合わせ作れる献立のレパートリーを増やす

同じ食材でも違う献立を作ることは可能です。ジャガイモ・人参・玉ねぎ・お肉があれば、カレーも肉じゃがも作れますよね?お味噌汁にもなります。味付けを変えるだけで、洋風・和風・中華風といった感じでアレンジできるし、食材を足せば料理の数はもっと広がります。
お店で食材を手にとったときに、「これを買えば、アレを作れるなぁ」とぱっと思い浮かべられるようにトレーニングしましょう。買い物をしながら、数品献立を考えられるようになると、あとがとってもラクになりますよ!

特売日をうまく利用しよう

まとめ買いする人は、たいてい週に1回、曜日を決めて買出しをしますよね。
ちなみに筆者は日曜日にまとめ買いをします。週末の方が時間と自分の気持ちに余裕があるからです。平日の夕方に行くこともあったのですが、帰ってからの家事に気を取られて買出しがうまくできない……という経験があったので、日曜日にしています。共働きのご夫婦も週末に買出しという人は多いのではないでしょうか?
まとめ買いをする曜日は、その人やご家庭の生活スタイルによって変わりますので、平日でも休日でも大丈夫です。まずはまとめ買いする曜日を決めて、そのうえで特売日をきちんと把握しましょう。

日曜日は特売品が多い?

私が日曜日にまとめ買いをしているのは、特売品が多く出るから。私の行きつけのスーパーの場合、毎週安くなるものは卵。さらに醤油や油といった、ちょっと値段が高い商品が安くなることもあります。あとは「冷蔵庫をいっぱいにして新しい1週間を迎える」というのが自分のペースに合っているので、日曜日にしています。ちなみ私は買い物→献立派です。

買い物したい日が特売日じゃない

私の場合は、たまたま生活パターンと特売日が合っていたのですが、そうでない人もいるでしょう。例えば、卵の特売は水曜日だけど、この日は仕事で行けないという人もいますよね。
そういう人は、「週替わりの特売品の中で、どれを選ぶと一番コスパフォーマンスがいいか?」を考えてみましょう。
家族が多くて牛乳の減りがとにかく早い家庭であれば、牛乳の特売日を狙って生活パターンに組み込むのがいいですよね。うちはお肉が好きだから,肉特売日を狙うのもありです。
逆に、魚がメインでお肉はあまり食べない家族が、お肉特売日にまとめ買いをするのは賢明ではありません。

自分の生活サイクルと、よく食べる食材を考えたうえで、何曜日にまとめ買いをするかを決めましょう。

行きつけのスーパーを決めよう

特売日を狙う以外に、もうひとつ大切なことがあります。それは、自分の行きつけのスーパーを決めることです。

スーパーがたくさんある地域では、各店舗がお客さんの取り合いをします。あっちでは小麦粉が安い、こっちでは油が安い、同じ店舗でも日替わりで特売品を決めている……なんてことも。時間があれば、毎日スーパーをはしごして特売品を狙って買ったり、同じスーパーで毎日特売品を買う……ということもできますが、ちょっと冷静に考えてみましょう。

確かに、チラシに○をつけて、お店をあちこち回って安く買い物をするのは、楽しいし経済的。でも、買い物にかかるコストはレジで払うお金だけではありませんよ。車で移動をすればガソリン代もかかりますし、時間だってとられます。それに見合うだけの価値があるのでしょうか?

特売品を狙ったまとめ買いは、行きつけのスーパーで!

お気に入りのスーパーをひとつ決めて、まとめ買いはそこでするようにしましょう。特売日を狙って、まとめ買いをするお店ということです。
ここに行くのは週に1回ですから、ちょっとくらい遠くてもいいのです。ガソリン代がちょっとかかったとしても、トータルで考えたら安い買い物ができますから。曜日と特売品で決めましょう。

家の近所にもう1個スーパーを見つけておくと便利

行きつけのスーパーとは別に、家の近所もしくは駅からの帰り道の途中など、立ち寄りやすいスーパーを見つけておくと便利です。どうしても必要なものがでてきた、食材が足りなくなってしまった……というときに活用します。
献立派であっても買出し派であっても、途中で食材がなくなる、ネタ切れになる、調味料がなくなるといったことは起こります。コンビニだと買えないものもあるので、やはり緊急時のためにも、近所のスーパーはチェックしておきましょう。

行きつけのスーパーを決めるメリット

行きつけスーパーを決めるメリットは、買出しがスムーズに行くことです。
初めて入ったスーパーって、どこに何があるかイマイチよく分からない……という経験はありませんか?陳列棚の配置もお店が違うからもちろん違うし、店員さんに尋ねたくても見当たらない。食材の買い物をするだけなのに、なんだかいつも以上に疲れたーとなってしまいます。

店舗内の配置も意外と重要です。人は買い物をするときに、「この食材があれば○○を作れる」というのを、なんとなく考えているもの。一方で、買い物をする前は絶対買おうと思っていた調味料、別の食材を探しまわっている間に忘れてしまう……なんてこともありますよね。
何が正解ということはなくても、自分にとって食材を見つけやすい陳列方法や店全体の配置というのはあります。自分が「このお店買い物しやすい」「わかりやすい」と感じれるスーパーを見つけましょう。通い続けると、配置を覚えて、短時間で効率よく買い物できるようになります。

食材まとめ買いのルール

まとめ買いのコツがわかったところで、今度は食材の買い方についてご紹介します。

野菜

野菜の値段は、時期によって大きく異なります。基本的に、旬の野菜はお値段も手ごろです。旬の野菜は栄養価も高いんですよ!逆に、時期外れの野菜や出始めのものは値段が高くなりがちです。
天候にも影響されるので、日照不足や水不足などで野菜の値段が変動するのはよくあることです。

なので、自分の中で基準を決めておくと良いでしょう。例えば……

  • キャベツはちょっと高くても、いろいろな料理に使えるから買う
  • サラダに入れるキュウリは、高ければ別のもので代用する

自分の中での基準を作りましょう。定番の野菜を決めると、レパートリーも増やしやすいですよ。

種類別・まとめ買いのコツ
葉物野菜
ほうれん草、小松菜、青梗菜と1種類ずつ買っておくと便利です。値段が高くて迷ったら、栄養価を考えてみましょう。ほうれん草よりも小松菜の方が鉄分量が多いので、ほうれん草をやめて小松菜を多めに買うというのもあり。冷蔵庫では、野菜室に立てて保存すると日持ちします。
人参・ジャガイモ・玉ねぎ
万能野菜なので、常備しておきたいですね。焼いても煮てもよし。野菜炒め、カレー、肉じゃが、シチュー……などなど、焼いても煮ても◎。冷蔵庫に入れなくても保存ができるので、多めに買っても問題なし!
きのこ類
しめじ、えのき、まいたけ、しいたけ、エリンギ……いろんな種類を買っておくと、和洋中とアレンジがききますよ。切り方や味付けで、いかようにもなるのです。傷みが早いので、きのこ料理は前半の献立にしておきましょう。
豆腐
絹ごし、木綿と両方買っておきます。小分けサイズもあるので、家族の人数などに応じで選ぶと良いです。たまには、アレンジを効かせて厚揚げや油揚げを選ぶのもありですよ。豆富ではないですが、コンニャクも日持ちするので、あると便利。冬はおでんなどでも活躍しますよね。
納豆
納豆は栄養価がとても高く、値段も安いのでオトクです!味付けや大豆の大きさもいろいろ。100円代で買えるので、お気に入りの味やメーカーを探してみるのもいいですね。朝でも夜でも、食卓がちょっと寂しい時に助けてくれる頼もしいアイテムです。
もやし
節約の食材といえば、定番のもやし。茹でて生春巻きに使ってもいいし、お味噌汁にしても美味しいです。日持ちがイマイチなので、早めに使うようにしましょう。安いのでついつい大量購入しがちですが、無駄にすることなく、食べきるようにしましょう!

鮮魚だけでなく、冷凍品も良いものがたくさん出回っています。毎日の献立を考えるうえで、肉と魚は交互に食卓に出ると栄養的にはベストです。スーパーに買出しに行った日は、その日の夕食用にお刺身や鮮魚を買い、それ以外は干物、冷凍魚を活用するとよいでしょう。

牛肉、豚肉、鳥肉と少なくとも1種類ずつは買っておきたいですね。献立をまだ考えていなくても、生姜焼き用を買っておいて、焼き肉にすることもできますよね。「○○用」と書いてあっても、使いまわせることを意識して買うようにしましょう。当日使う分以外は、冷凍専用の保存袋などに入れて冷凍保存をすることをオススメします。

たまご・乳製品

家族の人数や消費量に応じて買います。たまごは万能食品なので、朝は卵焼き、夜は煮卵……と、いろいろ使えます。スーパーによっては、卵の特売を週2回実施する店舗もあります。

油や醤油、調理酒など

これらは日持ちするので、特売日に買いだめしたくなりますが……。ここが要注意!ストック量の目安は、今使っている物プラス1個くらいで良いのです。ストック数のルールを作っておけば、在庫も把握しやすいですよ。

冷凍食品

賞味期限も非常に長く、電子レンジで温めるだけで食べられるのでとても便利なアイテムです。値段が高いのがネックですよね。冷凍チャーハンを買うよりは、食材を炒めて自分で作った方がエコだし体にも良いです。冷凍食品ばかりになってしまうのは考えものですが、一人だけの食事とかで、簡単にすませたい時もありますよね。うまく冷凍食品と付き合っていきましょう。

1週間分の食材買出し術まとめ

1週間分の食材買出し、いかがでしたか?まとめ買いのコツ、それぞれの食材の買い方をご紹介しましたが、慣れてない人はいきなり全部やるのは無理です。
お気に入りのスーパーを見つける、まとめ買いをしてみる、特売品を意識してみる、料理のレパートリーを広げていく……と、いくつかのステップにわけて、ちょっとずつチャレンジしてみるのがいいですよ。
そのうち、まとめ買いもうまくできるようになって、食費も節約、お料理作りも楽しい!という感じになるかもしれません。
実際に、上手にまとめ買いできるようになると、食費の節約につながります。はじめの一歩をふみだしてみましょう!

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