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一人暮らしの食費(1カ月)平均額は? 節約術も紹介

一人暮らしの食費(1カ月)平均額は? 節約術も紹介


この記事を読む前に、あなたが一人暮らしで食費にいくらかけているか計算してみてください。収入に対して意外と多く出費していることに驚いているのでは?生活費のなかで占める食費の理想的な割合は18%、全国の一人暮らしの食費平均額は月46,782円ですが、比較してどうでしょうか?

少しでも食費を節約して、趣味やデートにお金をたくさん使いたい、はたまた貯金を増やしたいと思っている方も多いはず。そこで、平均的な食費の額から節約術まで徹底解説します!

記事を読む前に…
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これが理想!一人暮らしの1カ月分の食費平均額

一人暮らしの食費平均額をご紹介。自分が1カ月で支払っている食費と照らし合わせてみてくださいね!

一人暮らしの生活費のなかで食費は何割かけるのが理想?

家賃や通信費、光熱費など生活費の中で占める、食費の割合は「18%」。オーバーしているなら見直しが必要ですよ。

費目割合
家賃28%
食費18%
水道光熱費6%
通信費6%
保険料4%
趣味・娯楽費4%
交際費5%
日用雑費3%
被服費3%
その他6%
貯蓄17%

出典:「理想的な支出の割合」を知ってしっかり貯蓄できる家計になろう!|ZAi ONLINE

みんないくら使っているの?一人暮らしの食費平均額

勤労者世帯で一人暮らしをしている方の食費平均額を地域別にまとめました。
全国の一人暮らしの食費平均額は、「月46,782円」です。

お金も大事ですが、生きる源である食費は、節約しすぎると健康的な一人暮らしが送れなくなるので、削りすぎは禁物!

地域食費(1カ月)
北海道・東北地方51,771円
関東地方51,687円
北陸・東海地方45,009円
近畿地方49,302円
中国・四国地方43,562円
九州・沖縄地方39,365円

出典:家計調査 家計収支編 単身世帯 (単身)勤労者世帯2019年7〜9月期

一人暮らしの大学生の食費平均額は?

全国大学生活協同組合連合会は学生生活の実態調査をアンケート形式で行い、概要を公表しています。これによると、下宿で一人暮らしをしている大学生が、1カ月あたりに使う食費は平均で26,230円というデーターが示されています。これを1日当たりに換算すると約874円となります。学食やアルバイト先のまかないで1食の食費を抑えたり、実家からの“救援物資”として食材を送ってもらったりすれば無理な数字ではないかも!?

出典:第54回学生生活実態調査の概要報告

なるべく節約したい!一人暮らしの外食費平均額

つづいて、勤労者世帯で一人暮らしをしている方の外食費の平均額を地域別に見ていきましょう。自炊をサボって外食ばかりしていると、食費が高くなるので、しっかり月の予算を決めるようにしてくださいね。

地域外食費(1カ月)
北海道・東北地方19,290円
関東地方 23,163円
北陸・東海地方 17,733円
近畿地方 25,148円
中国・四国地方 14,851円
九州・沖縄地方 14,869円

出典:家計調査 家計収支編 単身世帯 (単身)勤労者世帯2019年7〜9月期

一人暮らしの食費節約術

一人暮らしの食費平均額よりも高かったら、節約する必要があります!一人暮らしを始めたばかりの大学生や社会人の方でも実践しやすい、ビギナー向きの節約術を集めました。また、そもそも節約の基本から知りたいという方はこちらの記事「貯金が増える!一人暮らしの節約術 食費・光熱費など」からチェックしてくださいね。

一人暮らしの食費節約術1)自炊を続ける

一人暮らしで食費を節約したいなら自炊が必須ですが、長続きしないと意味がありません。

3日坊主にならないためには、次の「一人暮らしで自炊を長続きさせるための秘訣」を行ってみてください。無理せず、できる範囲で始めていくのがポイント。自炊の回数が少しでも増えれば、食費が節約できていることを実感できますよ!

いきなり毎日3食作ろうとしない
自炊をしたことのない人が、いきなり毎日朝昼晩作るのはハードルが高いです。まずは、「週に2日晩御飯だけ」のように小さく始めてみましょう。慣れてきたら、少しずつ自炊の回数を増やしてみてください。
ちょっとだけ手抜き調理をする
初心者がゼロから調理をすると時間がかかり、自炊が苦痛に感じてしまいます。市販の合わせ調味料を使ったり、カット野菜を使ったり、自炊がラクになる食料品を取り入れましょう。
簡単なレシピから挑戦する
野菜と肉を炒めるだけ、パスタとあえるだけ、用意する調味料は醤油だけなど、手軽なレシピから作ると◎。包丁を使うのが苦手な方は、キッチンバサミで食材を切るのもおすすめです。
まとめて下ごしらえをする
食材をまとめ買いしたら、一度に下ごしらを済ませておくと調理がラクになります。さらにキャベツを1玉買ったら半分ずつ異なる切り方で冷蔵保存するなど、1つの食材で別々の下ごしらえをしておくと便利。
お弁当はまず「おにぎり」だけ
自炊ビギナーにとってお弁当を毎朝作るのは大変な作業のため、会社・学校におにぎりを持参する程度からはじめましょう。昨晩の夕飯の残りをお弁道箱につめて持っていくのも実践しやすいですよ。
調理家電を活用する
ガスコンロ・IHヒーターだけで調理すると効率が悪くなります。フライパンなどで調理しつつ、電子レンジで野菜に火を通したり、魚焼きグリルで肉を焼いたりして時短を心がけてみて。調理時間が短くなれば、自炊を負担に感じにくくなりますよ。

一人暮らしで自炊の回数が増えたら「光熱費の節約」も大事!

自炊の回数が増えると、比例してガスコンロ(またはIHヒーター)や調理家電の使用頻度も増え、光熱費が高くなります。せっかく食費を節約しているのに、電気・ガス代を多く支払うようになってしまっては意味がありません。

電子レンジのコンセントをまめに抜いて待機電力を少なくしたり、ガスコンロは強火にしないなど……。電気・ガスの日頃の使い方を見直すのも効果的ですが、一人暮らしなら、自分の生活スタイルにマッチした電力会社・ガス会社に切り替えるのがおすすめです。

自分にぴったりの電力会社・ガス会社を見つける時は、エネチェンジ電力比較・ガス比較が便利!郵便番号などを入力するだけで、お得な電力・ガスプランが見つけられて、そのまま申し込みもできますよ。

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電気とガスをまとめると、光熱費が「さらに安くなる」場合も!

電気とガスをひとつの会社にまとめて契約すると「セット割」の対象となり、月々の光熱費をさらに安くできる可能性があります。金額面のメリットだけでなく、電気とガスを1回の手続きでまとめて切り替えられる手軽さもメリットと言えるでしょう。

エネチェンジでは、電気・ガスセットプランを厳選してご紹介。どれくらい節約できるかもすぐわかるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

一人暮らしの食費節約術2)献立を工夫する

一人暮らしの食費を節約するためには献立の工夫も必要です。

高い食材ばかり使うレシピばかり覚えてしまうと、自炊しているのに食費が高くなる悪循環におちいりますよ!

安い食材で献立を決める
一人暮らしの食費を節約したいなら、その日に安くなっている食材で献立を組み立てるのがおすすめです。また、スーパーに行く前にチラシやチラシアプリをチェックするのも◎
ボリュームの出る食材を使う
もやしやキャベツ、鶏むね肉などボリュームの出る食材を取り入れましょう。満足感のある料理が一品あれば、複数品調理する必要もなくなり、節約につながります。

価格変動の少ない食材を使ったレシピを覚えておく

一部の野菜や魚などの食材は季節・収穫量などの要因で価格が大きく変動します。次の価格変動の比較的少ない食材のレシピをレパートリーに加えておくと食費が上がることを防げます。

価格変動の少ない食材レシピ
もやしおひたし・野菜炒め・焼きそば
じゃがいも肉じゃが・ポテトサラダ・コロッケ
にんじんキャロットラペ・きんぴら・カレーライス
玉ねぎマリネ・グラタン・ミネストローネ
豆苗ナムル・サラダ・炒め物
鶏むね肉タンドリーチキン・唐揚げ・炊き込みご飯
ひき肉そぼろ・ドライカレー・ハンバーグ
豚こま切れ肉豚キムチ炒め・生姜焼き・豚丼
ソーセージポトフ・ジャーマンポテト・ホットドッグ
ハムハムエッグ・サンドイッチ・冷やし中華
さば味噌煮・塩焼き・混ぜご飯
卵焼き・煮卵・オムライス
豆腐白和え・麻婆豆腐・豆腐ハンバーグ
納豆納豆チャーハン・納豆入りオムレツ・納豆パスタ
こんにゃくおでん・筑前煮・ソテー
トマト缶トマト煮・ミートソース・ミネストローネ
ツナ缶ツナトースト・ツナパスタ・ツナマヨ丼
コーン缶コーンスープ・コーンバター・ピラフ
スパゲティナポリタン・カルボナーラ・ペペロンチーノ

一人暮らしの食費節約術3)上手な買い物方法を身につける

上手に買い物ができるようになれば、一人暮らしの食費を節約できますよ。

一人暮らしの食費を節約するためには、無駄のない買い物を心がけることが大事。今日の買い物から、次のことを実践してみてくださいね。

買い物前に在庫をチェック!
スーパーに行く前に、冷蔵庫や食品収納スペース内の在庫確認を習慣化してください。さらに買う必要のあるものをメモして行けば、ダブり買いなども防止できますよ。
食費用の財布を持つ
ふだん持ち歩いている財布とは別に、食費だけ入れた財布を用意しましょう。さらに、1週間分など、必要最低限の金額を入れるのがポイント。たくさんのお金を持ち歩かなければ、必要な食材以外のものが買えなくなり、節約につながります。
食材の底値を把握する
スーパーで売られている野菜や肉は、日によって値段がかわります。食材ごとの底値のタイミングで買うと、食費もセーブできてGood!
まとめ買いをする
食材が底値の時にまとめ買いをすると食費節約に効果あり。ですが、一人暮らしだと食べきれず、無駄にしがちなので、食材を冷凍保存するなど対策もいっしょにしましょう。
業務用スーパーを活用する
飲食店などプロ向きの大きなサイズの食材を安く買える“業務用スーパー”で、よく使う調味料や冷凍食品、肉などを買うのも手。冷蔵庫内のスペースが限られていて、業務サイズの食材が入りきらないようなら、友人と共同購入して分けるのがおすすめです。
ポイントを上手に貯める
食材を買うスーパーは1店舗に絞るとポイントが分散されず、貯まりやすくなります。また、ポイントの付くキャッシュレス決済やクレジットカードなどで支払いをして、ポイントの二重取りをするのもGood!
空腹時に買い物をしない
お腹が空いている状態でスーパーに行ってしまうと、不必要な食品を手に取りやすくなってしまいます。買い物前に水分や飴などでお腹を落ち着かせるか、朝昼晩いずれかの食事をとった後に行くとよいでしょう。

一人暮らしの食費を節約したいなら支出管理もしましょう!

食費に限ったことではありませんが、生活費を少しでも節約するためには支出管理をする必要があります。一人暮らしの支出管理は、家計簿で記録するのがベストですが、レシートを費目ごとに保管して月末にまとめてチェックするだけでもOK。

家計簿は記録するだけでなく、費目ごとの反省点を見つけて翌月のやりくりに活かすのが重要です。特に食費の項目では、過去に購入したものをチェックして、要不要のマークをつけてみてください。自分にとって本当に必要だったものか考えることによって、次の買い出し時に無駄遣いが少なくなりますよ。例えば、「この調味料はほとんど使わなかったから今後買わない」「キャベツ1玉は使い切れなかったから、次は1/2サイズを買おう」「ひき肉はいろいろな料理に使えた!次の特売日にたくさん買おう」といった発見ができると節約につながるでしょう。

一人暮らしの食費節約術4)食材を無駄にしない

せっかく食材を安く買っても、食べきれずに腐らせてしまったら、無駄が生じ、食費の節約につながりません。

一人暮らしだと、二人暮らしやファミリーに比べて食べる量が少ないため、食材を余らせがち。次の対策を取り入れて食材を無駄にしないようにしましょう。

作り置きをする
一人分よりも多く料理を作り、保存容器に入れて冷蔵・冷凍すれば、食材のロスが少なくなります。作り置きした料理を食べ忘れ防止のため、保存容器に賞味期限を書いた付箋を貼るようにしましょう。
余ったおかずは次の日のお弁当に
夕飯のおかずが余ったら、次の日のお弁当箱に詰めるのも手。作る手間が省けるのはもちろん、ランチ代も節約できて一石二鳥ですよ。
リメイクして別の料理にする
「カレーをたくさん作ったものの、飽きてしまって食べきれなかった」というのも“あるある”な失敗。食費を少しでも無駄にしないためにも、作りすぎたものはリメイクして食べきりましょう。例えばカレーならば、ドリアにしたり、うどんにかけたり、トーストにのせたりするのが定番です。
食材を冷凍保存する
その日のうちに使いきれなかった肉や野菜、魚などの生鮮食品は、冷凍保存すれば「いつの間にか傷んでいた」という失敗もなくなります。きゅうりや豆腐など冷凍に不向きな食材もあるため、冷凍庫に入れる前にしっかり調べてください。
冷蔵庫を整理整頓する
冷蔵庫内がごちゃごちゃしていると、奥に入れた食材が見えなくなり、いつの間にか腐らせてしまいます。一目で庫内に何が入っているかわかる状態を保つようにすれば、食材を無駄にすることなく、食費節約につながりますよ。

実例!一人暮らしの食費事情

「一人暮らしをしている人は、実際にどれくらい食費を使って、どんな節約をしているの?」と思っている方も多いでしょう。そこで、実際に一人暮らしをしている人にインタビューをしてきました!

【食費25,000円】一人暮らしFさん(東京都在住・女性・27歳)の場合

月の食費を25,000円(食材購入費10,000円+外食費15,000円)までセーブしているFさん。食費を節約するコツを聞いてきました。

毎日自炊を続けるコツは「節約以外のメリット」を見つけること

一人暮らしを始めた頃、スーパーのお惣菜やコンビニ弁当に頼りきっていて健康・美容に悪いと感じ、自炊の頻度を増やしました。今では毎日3食自炊をしていますが、健康と美容によいメリットがあるから、まったく苦になりませんね。また、毎日キッチンに立つと辛くなるので、2〜3日に1回まとめて調理し、料理を冷凍保存しておくのもコツ!お弁当のおかずは、週末に5日分作るようにしています。(Fさん)

自炊に節約以外のメリットを見出してモチベーションを上げるのはGood!自炊に挑戦する前に、まず自分にとってどんなメリットがあるか、節約できたら何に使うか、整理してみましょう。

食材はスーパーで週に1回まとめ買い

スーパーマーケットに行くのは1週間に1回だけと決めています。1週間分の献立を決めてから買い物に行き、必要のない売り場の棚の前に立ち止まらないようにすれば、無駄なものを買わなくなりますよ。野菜は美容と健康にも良い無農薬の野菜を選んでいますが、肉は特売デーにまとめ買いして冷凍保存し、食費をセーブ!(Fさん)

Fさんは、ほかにも「安いからといって不必要なものまで買わない」などのマイルールをつくって無駄づかいを減らしています。自分の買い物の癖を把握して、余計なものを買わないように気をつけるのも、一人暮らしの食費節約では大事ですね。

一人暮らしの食費を節約するには「キャベツ」がおすすめ

キャベツは比較的安く手に入り、料理のかさ増しができて満足感も高いからよく買いますね。ミネストローネにしたり、ラタトゥイユにしたり、はたまたクリームシチューにしたりと色々なレシピに使えるのも魅力!(Fさん)

Fさんのように、自分が美味しく食べられて、節約に効く食材を積極的に献立に取り入れるのも大事です。例えば、もやしや豆苗、玉ねぎ、じゃがいもなど、オールシーズン価格の変動が少ない食材を献立に取り入れてみてはいかが。

一人暮らしの食費は自炊がカギ

この記事で紹介してきたように、一人暮らしの食費を平均額程度にしたいなら、自炊を継続し、無駄のない買い物を心がけ、食材をしっかり使い切ることが大事です。外食やコンビニ弁当の購入回数を減らし、ぜひ自炊を続けてみてください。少しずつですが、月の食費が減っていくことを実感できるでしょう。

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この記事を書いた人

エネチェンジ編集部

エネチェンジ編集部

エネチェンジ内のメディア「でんきと暮らしの知恵袋」の記事を執筆しています。電気・ガスに関する記事のほか、節約術など生活に役立つ情報も配信しています。

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