年間電気代を6.7%削減、伝統とテクノロジーの融合を目指す老舗企業【オフィスビル・電気代削減事例】
この記事の目次
電気製品の主要部品のひとつであるプリント配線板は、電気回路の配線を板の表面や内部に形成した基板のこと。その設計・メーカーとして大手企業からも絶大な信頼を得ている平山ファインテクノ。
山梨にある工場の電力会社切り替えに続き、本社ビルでも電力コスト削減を果たすべく、2016年に法人・高圧電力の電気料金見積もりサービスエネチェンジBizに登録。
電力切り替えに至るまでの過程と、新たな契約を終えた今の思いについて、担当者のおふたりにお話をうかがいました。法人の電気代削減に取り組むご担当者必見、リアルな電気代削減事例をご紹介します。
株式会社平山ファインテクノ:企業紹介
現在はプリント配線板の設計と製造を軸に事業を展開しています。通信機器をはじめ車載器や医療機器など、いま注目される分野にも進出しており、歴史ある企業でありながらも伝統に固執せず、時代に合わせた事業戦略に自ら変えていくことで着実に業績をあげています。
- 切り替え時に抱えていた課題
- 2016年1月に工場の電力会社切り替えを行い、コスト削減効果を実感。オフィス部門も切り替えて、さらなるコスト削減を目指したい。
- 電力会社切り替えの目的
- コスト削減。企業の社会的責任として環境面にも配慮したい。
- 効果
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- 電気代削減率:6.7%
見積もり時点の金額です
上司からの「もう少し調べたら?」の声でエネチェンジにたどり着く
まずは電力会社切り替えを検討したきっかけについて、お話をうかがいました。
電力会社切り替えを考えたきっかけは?
当社はモノづくりの会社なので、やはり最初に取り組むのはどうしても設備関係ということになりますね。工場の電気代については以前から課題感があったのですが、いろいろ工夫してもやれることはどうしても限られます。電力を抑えた設備に総入れ替えするわけにもいかないとなれば、電気代を削減できる手段として「電力会社切り替え」という結論になったのです。
工場は2016年1月に切り替えましたが、コスト削減効果は非常に大きかったですね。今後はLEDの導入も検討していますし、コストはまだ削れるという手ごたえがある。そうした工場での経験があったので、オフィス部門も切り替えようということになりました。
切り替えを検討する中でエネチェンジを知ることになった経緯は?
2016年の春先に、オフィス部門だったらどれくらい電気代を削減できるかネットで調べてみたんですね。数社の電力会社から直接「どうですか?」とご提案いただいたりもして、一番大きかった削減率で4%ぐらいだったでしょうか。実は、その金額を提示された企業と契約しようといったんは決めていました。
しかし、会社の上層部に相談すると、「もう少し調べてみては?」ということになりまして。それで再度調べていったところ、エネチェンジさんの比較サイトにたどり着いたわけです。時期としては2016年の夏ですね。
サイトの印象は、大きい字で見やすく、クリックする箇所なども非常に明快。すっと入り込めるのがいいですよね。正直言って、無料診断ができるという部分に疑いの目もあったんですよ。「ホントに無料?」みたいな(笑)ただ、その見積結果を受けて営業の方のお話を聞く中で、「これならば大丈夫だろう」と思いました。
営業の方は、こちらの疑問に丁寧にお答えしてくれましたし、お話自体が非常に面白くて勉強になるので、すぐにファンになっちゃいましたよ(笑)そんなこともあって、エネチェンジさんに仲介していただいて電力を切り替えようということになりました。
充実のサービスで納得の契約へ
エネチェンジBizは使いやすかったのか?率直な意見を語っていただきました。
エネチェンジBizを利用して良かったところは?
電力会社ごとに、同じ検討材料で比較ができるデータをご提示いただき、コストが一目で分かるというのが大きかったですね。電力に関するデータは電力会社によって内訳なども違うようなので、単純に比較することが難しい。これは実際にやってみてわかったことですが、電力会社ごとに一社一社お会いしてお話しをさせていただくのはとても大変でした。各電力会社さんに対して、一年間の使用電力量の明細をコピーにとって渡して見積を出してもらい、またお会いして……ということが毎回繰り返されるわけですからね。
また、電力会社ごとに直接交渉をすると、各社ともいろいろな付加サービスを持ち寄ってくるんですよ。たとえば、「うちは蓄電池を持っているので、抱き合わせで契約を結んでいただければセット料金として月々これだけお安くします」とかね。実際に何社かとお会いしましたが、抱き合わせ営業ばかりで疲れちゃった(笑)
もちろん、そうした需要はあるでしょうし、当社も工場であれば他の設備との兼ね合いで様々な付加サービスを考えたかもしれません。ただ、当社の工場はすでに電力会社切り替え済みですし、今回切り替える本社ビルのようなオフィスの場合は、まさに「シンプル・イズ・ザ・ベスト」。端的に言って、家が大きくなったようなものですから、本社に限っては、あくまでもシンプルに電力切り替えだけに絞って検討していたのです。
その点で、シンプルに電力を切り替えるだけのプランを持っている電力会社さんをご紹介いただけたのはありがたかったですね。それも、「電力会社から直接お話を聞きたい」とお願いしたところ、迅速に手配をしていただいて電力会社の方ともお話しすることができ、納得して契約の方向へ進めた。結果として希望していたプランが実現できそうなので、非常に良かったと思っていますよ。
電気代の削減率もあがり大満足、あらためて実感した電力に対するコスト意識
実際に電力会社を切り替えた今、検討から契約までの全体を振り返った感想をうかがいました。
電力会社を切り替えた今の思いは?
先ほど、ある電力会社と契約する寸前までいったという話をしましたが、その会社の見積では削減率4%程度だったものが、今回エネチェンジさんにご紹介いただいた電力会社さんでは、27年度比で6.7%削減されるとのこと。エネチェンジさんからは何社かご紹介いただいたんですけど、その中でも今回切り替えることにした電力会社さんがずば抜けていたので、それで契約させていただくこととしました。
契約に関しては、最初にイメージしていたよりもずっとスムーズでしたね。正直、「結構、面倒もあるんだろうな」と覚悟しているところはあったのですが、まったく煩わしさは感じませんでしたし、検討から3カ月で契約にいたったというのは、感覚値として当初予想していたよりもずっと早かった。エネチェンジさんや電力会社さんがコスト削減の根拠などを具体的に示してくれたので、不安が払しょくできた点も大きかったと思います。
電力会社切り替えを検討されている担当者さんに一言
たしかに、電力会社を切り替えるという話を聞くと「ある日突然に電気が止まってしまうのでは?」という不安がある方も多いかと思います。しかし、電気が止まることはないし、もちろんクオリティだって変わらない。それならば、答えは簡単明瞭で、価格の安いほうに切り替えたほうがいいですよね。もし切り替えを迷っていらっしゃる会社さんがあるなら、「早ければ早い方がいいですよ」と背中を押してあげたいです。
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「電話とメールだけではなく、ご訪問を重ねたうえでお客様の課題や不安点をお伺いし、解決するご提案をさせて頂きました。最終訪問ではご契約先となる電力会社の方にも同行して頂き、直接顔を合わせてご提案の機会を頂けたことで、安心してご判断いただけたかと思います。
オフィスビルの電気代削減もエネチェンジBiz!最適な電力会社をご提案します
エネチェンジBizで本社オフィスビルの電力会社切り替えを行った、平山ファインテクノ社の電気代削減事例をご紹介しました。まずはエネチェンジBizでお見積もりをとってみてください。自分たちで電力会社と交渉したときよりも、削減金額が大きくなる可能性もありますよ。