電子レンジの電気代を徹底解剖!1分あたりどのくらいかかってるの?
電子レンジは、料理の下ごしらえをしたり、お弁当のおかずを温めたり、冷凍したおいたものを解凍したりと毎日使うことが多いですよね。でも、電気代っていったいどのくらいかかっているのでしょうか?
また、ご飯を炊飯器で保温するのと、電子レンジで温めなおすのは、どちらがお得でしょうか?コップ1杯の水を温めるには電子レンジと電気ケトル、どっちが安いのでしょうか?
今回は、そんな電子レンジに関する疑問を全て解決!電子レンジにかかる電気代や、電子レンジの4つの効果的な節約方法を大公開します!
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- 更新日
- 2024年11月14日
電気代は1kWhあたり31円として計算しています。
電子レンジの消費電力は表示ワット数とは異なる
電子レンジで食品を温めるときに、電子レンジに表示される「500W」や「600W」という数字は、電子レンジの消費電力ではありません。「定格高周波出力」という数値で、食品を温める際に必要な高周波のみのW数を指します。実際には、温めるほかにターンテーブルやファンを回すエネルギーも必要となるため、電子レンジの消費電力はそれよりも大きくなります。
電子レンジの電気代を計算する際は、定格高周波出力ではなく、カタログなどに記載されている消費電力の数値を見ることが大事です。
電子レンジの電気代を計算したいときは、年間消費電力量を見ましょう。年間消費電力量は、その家電を1年間使用した際に消費する電力量を表したもので、より実際に使用されている状況に近くなるように定められた測定基準をもとに計算されています。電子レンジのように使用中に消費電力が変化する家電は、消費電力だけでは電気代を求めにくいため、年間消費電力量から電気代の目安を知ることができます。
- 年間消費電力量(kWh)×1kWhあたりの電力量料金(円)=1年あたりの電気代目安
また、1時間あたりの電気代を計算したい場合などは、定格消費電力から最大で1時間あたりにかかる電気代を計算することができます。定格消費電力とは、その家電の機能を全て使用した場合に消費する電力量をいいます。
- 定格消費電力(W)÷1000×1kWhあたりの電力量料金(円)=1時間あたりに最大でかかる電気代目安
気になる電子レンジの電気代
電子レンジの平均電気代ってどのくらいでしょうか?実際の使用状況に近い形で計算されている電子レンジの年間消費電力量から計算してみると、電子レンジの年間消費電力量は59.9kWh、電気代に換算すると年間約1857円、ひと月あたり約155円ほどとなります。
参照機種:パナソニック「NE-FL1C」
電子レンジの電気代は1分あたり最大で0.7円
電子レンジの消費電力を1400W(参照機種:パナソニック「NE-FL1C)、1kWhあたりの電力量料金を31円として計算した場合、1分あたり0.74円。
ご飯1杯を温めなおした場合、電気代は0.27円
冷たくなったご飯1合を700W出力で1分温めると、電気代は0.31円(10Wh)。冷凍ご飯1合を700W出力で3分温めると、電気代は1.55円(50Wh)でした。
定格消費電力1100Wの電子レンジを使用。ワットチェッカーで電力量を計測。
ご飯を温めるとき、炊飯器で保温をするのと電子レンジで温めるのはどちらが電気代が安いのか悩むことがありますよね。炊飯器で保温をした場合と電気代を比較すると以下のようになります。
使用内容 | 電気代 |
---|---|
冷たくなったご飯をレンジ(700W)で1分温めた場合 | 0.31円 |
冷凍ご飯をレンジ(700W)で3分温めた場合 | 1.55円 |
炊飯器でご飯を1時間保温した場合 | 0.4円 |
炊飯器でご飯を2時間保温した場合 | 0.8円 |
炊飯器でご飯を3時間保温した場合 | 1.2円 |
炊飯器でご飯を4時間保温した場合 | 1.6円 |
炊飯器の保温時の消費電力を12.9Whで計算(参照機種:パナソニック「SR-V10BB」)
ご飯を冷凍せずに温め直す場合は、保温せずに温め直したほうが電気代が安くなります。冷凍する場合は、3時間以上保温をするよりも一度冷凍してから温め直したほうが電気代は安くなります。
ご飯は炊きたてを冷凍したほうが美味しさを保てます。炊きたてを冷凍した際にかかる電気代については、以下の記事でご説明しています。
コップ1杯の水を1分温めた場合、電気代は0.31円
定格消費電力1100Wの電子レンジを使用。ワットチェッカーで電力量を計測。
では、電気ケトルで同じ量を沸かした場合、電気代はどのくらいかかるのでしょうか。ティファールによると、コップ1杯(140ml)の水を電気ケトル「アプレシア プラス」で沸かした場合にかかる電気代は0.7円となります。
参照機種:ティファール「ディスプレイ ロック コントロール 0.8L」
ティファールによる試算条件:水温・室温23℃の条件で、記載量が沸騰するまでの時間。1kWhあたり31円で計算。
お湯をしっかり沸かしたい場合は電気ケトルが良さそうですが、温めるだけで良い場合は電子レンジのほうが電気代がお得ですね。
冷凍食品を温めた場合の電気代
毎日お弁当作りをしているご家庭は冷凍食品のおかずを温めることが多いでしょう。冷凍食品のおかずを温めた場合の電気代は以下のようになります。
- 700W出力で30秒
- 0.25円(8Wh)
- 700W出力で1分
- 0.31円(10Wh)
- 700W出力で2分
- 0.93円(30Wh)
- 700W出力で3分
- 1.55円(50Wh)
定格消費電力1100Wの電子レンジを使用。ワットチェッカーで電力量を計測。
冷凍しておいたひき肉200グラムを解凍した場合、電気代は0.62円
冷凍していたひき肉200グラムを電子レンジの解凍モードで3分30秒解凍すると、電気代は0.62円(20Wh)でした。
定格消費電力1100Wの電子レンジを使用。ワットチェッカーで電力量を計測。
コンビニ弁当を温めた場合、電気代は0.62円
コンビニ弁当を700W出力で1分30秒温めると、電気代は0.62円(20Wh)でした。
定格消費電力1100Wの電子レンジを使用。ワットチェッカーで電力量を計測。
電子レンジの電気代を節約する4つの方法
電子レンジを使ったときにかかる電気代がわかりましたね。次に、電子レンジの電気代を節約するための効果的な4つの方法をご紹介します。
1)契約している電気料金プランの、電気代の高い時間帯に注意する
また、家事や調理などでいつも電気を多く使う時間帯と、契約している電気料金単価が高い時間帯がかぶってしまっている場合は、お使いの電気料金プランが見合ってないということになります。電力会社のプランは生活スタイルの変化に合わせて、定期的な見直しが大事です。「うちの電気代、高いかも」と気になっている方は、「エネチェンジ電力比較」で電力会社のプランをみなおしてみましょう。
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最安の電気料金プランを診断(無料)2)庫内を定期的に掃除する
庫内は定期的に固く絞った布などで汚れをふき取りましょう。ターンテーブルはスポンジなどで汚れをふき取りましょう。頑固な汚れがある場合は、耐熱ボウルなどに水(または重曹水)を入れ、3分ほど温めたあとしばらく扉を開けずに庫内を蒸らすと汚れが浮き、拭き取りやすくなります。
- 庫内は定期的に固く絞った布などで汚れをふき取る。
- ターンテーブルはスポンジなどで汚れをふき取る。
- 頑固な汚れは、耐熱ボウルなどに水(または重曹水)を入れ、3分ほど温めたあとしばらく扉を開けずに庫内を蒸らして汚れを浮かしてふき取る。
3)庫内に食品を詰め込み過ぎない
電子レンジに食品を一度に詰め込み過ぎてしまうと、ターンテーブルが回らなくなり温め効率が下がってしまいます。その場合は数回に分けて温めるようにしましょう。
4)温まりやすい外側を利用する(ターンテーブルタイプの場合)
ターンテーブルタイプの電子レンジは、食品は真ん中ではなく外側に置いたほうが温まりやすくなります。庫内フラットタイプのものは逆に中央に食品を置いたほうが温まりやすくなります。
電子レンジの電気代と4つの節約法まとめ
電子レンジにかかる電気代がどれくらいなのか、そして電子レンジを節約しながら使っていく方法がわかりましたね。料理の時短にも使えて便利な電子レンジ、お得に使っていきましょう!
電子レンジの電気代まとめ
- 冷たくなったご飯を電子レンジ(700W)で1分温めた場合、電気代は0.27円(10Wh)
- 炊飯器で保温せず温め直したほうが電気代はお得に
- 冷凍ご飯を電子レンジ(700W)で3分温めた場合、電気代は1.35円(50Wh)
- 3時間以上保温するなら温め直したほうがお得に
- コップ1杯(140ml)の水を電子レンジ(700W)で1分温めた場合、電気代は0.27円(10Wh)。
- コップ1杯分の水を温める場合は電子ケトルより電子レンジのほうがお得に
- 電子レンジ(700W)で冷凍食品を温めた場合の電気代
- 30秒0.22円(8Wh)
- 1分0.27円(10Wh)
- 2分0.81円(30Wh)
- 3分1.35円(50Wh)
- 冷凍しておいたひき肉200グラムを解凍した場合、電気代は0.51円
- 電子レンジ(700W)でコンビニ弁当を1分30秒温めた場合、電気代は0.54円(20Wh)
電子レンジの電気代を節約する4つの方法まとめ
- 1)電気代の高い時間帯に注意する
- お使いの電気料金プランの電気の高い時間帯に電子レンジを使ってしまうと電気代が高額になってしまいます。もし電子レンジなどをたくさん使う生活時間帯が電気代の高い時間帯とかぶってしまう場合はプランの見直しを。
- 2)庫内を定期的に掃除する
- 庫内は定期的に固く絞った布などで汚れをふき取る
- ターンテーブルはスポンジなどで汚れをふき取る
- 頑固な汚れは、耐熱ボウルなどに水(または重曹水)を入れ、3分ほど温めたあとしばらく扉を開けずに庫内を蒸らして汚れを浮かしてふき取る
- 3)庫内に食品を詰め込み過ぎない
- 庫内に一度に食品を詰め込み過ぎると温め効率が悪くなってしまいます。
- 4)温まりやすい外側を利用する(ターンテーブルタイプの場合)
- ターンテーブルタイプの電子レンジは、食品は外側に、庫内フラットタイプのものは食品を中央に置くと温まりやすくなります。
これで、電子レンジを無駄なくお得に使っていくことができますね!
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