ダイキンのエアコン、ドライ機能がすごい!購入前に知りたい除湿について

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夏のジメジメした暑さを乗り切るためには、エアコンの冷房機能だけでなく、ドライ機能にも注目です!気温も湿度も高い日本の夏を、ドライ機能を使って快適に過ごしましょう。ダイキンのエアコンのドライ機能について詳しく解説します。最新モデルの機種も紹介するので、これから新しくエアコンを購入するという方は必見ですよ。
- 更新日
- 2020年8月24日
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日本の夏は気温も湿度も高い
日本の夏は気温が高いだけでなくジメジメと湿度も高く、肌がべたついたり、息苦しく感じたり不快な暑さの日が多いですよね。いったい、日本の夏はどれくらいの湿度になるのでしょうか?
気象庁によると、東京都の2019年の気温と湿度の平均は以下のようになっています。
気温と共に湿度も高くなり、7月は平均気温24.1℃で湿度は89%、8月は28.4℃で80%となっています。気温5.6℃、湿度51%と最も低い1月に比べると、夏は気温も湿度もとても高いことがわかります。
空気は温度が上がるにしたがって、同じ空気量で含むことができる水分量が増えていきます。湿度が高いということは、空気中にたくさんの水分が含まれているということです。
湿度が高いと熱中症にかかりやすくなる
湿度が高いと、熱中症にかかりやすくなるといわれています。
体内の熱を体外に逃す(熱放散)ためには、皮膚の表面から直接熱を外気に逃がしたり、発汗したりします。気温や湿度が高い、風が弱いなどの環境にいると、熱放散が減少して汗の蒸発が足りず体温がうまく下げられないため、熱中症の原因になりやすいんです。

出典:熱中症はどのようにして起こるのか|熱中症環境保健マニュアル 2018|環境省
エアコンのドライ機能が活躍!設定温度そのままでも涼しく感じられる
湿度が20%変わると体感温度は4℃変わるといわれています。ダイキンの研究結果では、同じ28℃でも湿度が25%下がるだけで、涼しく感じるということが確認されています。
エアコンの冷房を使うときは、温度だけでなく湿度調整も意識して行いましょう。
出典:熱中症の困りごとと解決法|空気とくらし|ダイキン
エアコンのドライ機能を使ったら寒く感じる?!
エアコンのドライ機能を使ったら、寒くなりすぎてしまったという経験はありませんか?
実はエアコンのドライ機能には、水分量を減らすとともに温度も下げてしまう弱冷房除湿と、空気中の水分だけを減らして温度を下げない再熱除湿の2種類があるんです。
ドライ機能を使って寒く感じる場合は、弱冷房除湿のエアコンの可能性があります。製品によってドライ機能の種類が異なるので、今使っているエアコンの機能を確認してみてくださいね。
エアコンのドライ機能の違いについて、さらに詳しくは以下の記事で説明しています。
ダイキンのエアコンの除湿がスゴイ!

ここで注目したいのが、ダイキンのエアコンのドライ機能です。
キャラクターの「ぴちょんくん」でもおなじみのダイキンは、家庭用はもちろん、業務用でも広いシェアを誇る日本の空調のトップメーカーです。
ダイキンのエアコンのドライ機能をチェックしてみましょう。
なお紹介した機能がついているかは機種によって異なります。購入前はダイキンの公式HPなどで確認するようにしましょう。
ダイキンの最新エアコン・2020年モデル全機種の電気代や特徴について、さらに詳しくは以下の記事で紹介しています。
さらら除湿で湿度を自動調整、寒くなり過ぎない除湿
エアコンのドライ機能は弱冷房除湿だと、寒くなりすぎてしまう場合があると紹介しました。ダイキンのエアコンは、独自の除湿機能「さらら除湿(新・ハイブリッド方式)」が搭載されていて、部屋の温度を下げる除湿(マイコンドライ除湿)と、部屋が寒くなりにくい除湿(ハイブリッド除湿)、寒くなった空気をあたためて戻す除湿(新・ハイブリッド除湿)などを自動的に切り換え、部屋が寒くなりにくい除湿方式となっています。
冷房 | 弱冷房除湿(ドライ) | 再熱除湿 | ハイブリッド除湿(新さらら除湿) | |
---|---|---|---|---|
機能の目的 | 温度を下げる | 湿気をとる | 湿気をとる | 湿気をとる |
部屋の温度 | 最も下がる | 少し下がる | あまり下がらない(※) | あまり下がらない(※) |
消費電力(電気代) | ◎ 再熱除湿より少ない | ◯ 冷房とほぼ同じ | △ 冷房より多い | ◯ 冷房とほぼ同じ |
プレミアム冷房なら冷房しながらしっかり除湿
今までのエアコンでは、冷房が稼働して、設定温度になると冷房運転が止まり除湿もされなくなります。人の呼吸や発汗で温度は上がるので、エアコンをつけているのに蒸し暑さを感じる、快適な設定温度がわからなくて温度を下げすぎてしまうなど、不快になることがありました。
ダイキンのプレミアム冷房は設定温度に達したあとも自動で除湿を続けるので、温度も湿度もちょうどよい快適な空間をつくります。
給気換気でエアコンを使いながら換気ができる
湿度調整には、換気をすることも効果的です。
エアコンの冷房では、部屋の中の空気を吸い込んで冷たくしてから、部屋の中に戻して温度を調整しているため、空気の入れ換えはできません。
ダイキンの給気換気機能なら、屋外からの空気と合わせて部屋の中の空気も吸い込んで運転するため、エアコンを使いながら部屋の換気ができます。ただし、しっかり換気するためには、窓を開けるなどの定期的な換気も大切です。
参照:RXシリーズ 製品情報|ダイキンの空調製品|ダイキン
サーキュレーション気流で部屋のどこにいても快適
1つの部屋の中でも、居場所によって温度が違うように感じることはありませんか?
ダイキンのエアコンの「サーキュレーション気流」機能は、部屋の中に気流を作り出して湿度も温度も素早く下げます。また温度を均一化して、ムラの少ない快適な空間をつくり出します。
参照:冷房や除湿冷房時のサーキュレーション気流と風向について(ルームエアコン)|よくあるご質問|ダイキン
電力会社を切り替えるだけで、エアコンの電気代を節約できる!
ダイキンのエアコンのドライ機能で、温度・湿度を調整して暑い夏を乗り切りたいけど、エアコンの電気代が気になりますよね。
今の電気料金プランを見直して、適切な電力会社のプランに切り替えれば、今までと同じようにエアコンを使っていても、電気代が節約できる可能性があります!電気をよく使う時間帯や毎月の電気使用量など、ご家庭に合わせて電気料金プランを選んでみましょう。
ダイキンのエアコンのドライ機能で、夏をカラリと快適に過ごそう
ダイキンのエアコンのドライ機能について紹介しました。
エアコンの弱冷房除湿だと寒く感じることがある、設定温度になると冷房とともに除湿運転も止まってしまうなど、今までのエアコンのドライ機能は、快適な湿度調整のための性能が低い場合がありました。ダイキンのエアコンでは自動運転によって、温度と湿度を調整してくれるので心地よく過ごせます。紹介した機能がついているかどうかは機種によって異なるので、希望する機能については購入前に確認しましょう。
ダイキンの技術は省エネの面でも高く評価されていて、2019年度省エネ大賞の省エネ事例部門で、3つの案件に対して「資源エネルギー庁長官賞」「省エネルギーセンター会長賞」「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しています。快適な空間をつくるための機能のほか、省エネ効果も備わっているダイキンのエアコンなら、暑い夏も気持ちよく過ごせそうですね。