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電気あんかの電気代はいくら?消費電力から計算してみよう

電気あんかの電気代はいくら?消費電力から計算してみよう

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電気あんかの特徴や種類、メリット・デメリット、電気代などを詳しく解説します。冬に向けて電気あんかの購入を検討している方は、参考にしてくださいね。

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電気あんかとは

電気あんかとは、電気であたためる暖房器具で、湯たんぽのように使います。

電気あんかの特徴

電気あんかには以下のような種類があります。

平型タイプ、山形タイプ、ソフトタイプなど
コード有無
有線タイプ、コードレスタイプ(蓄熱式・充電式)など
サイズ
コンパクトタイプ、大判タイプなど

電気あんかのメリット・デメリット

電気あんかのメリットとして、以下があげられます。

メリット
  • 電気であたためながら使うので一定の温度をキープできる。
  • 通電するとすぐにあたたまる。
  • 温度調節機能つきの商品が多く、好みのあたたかさに調整できる。
  • 本体価格がリーズナブル。

電気あんかは、通電するとすぐにあたたかくなり、温度調節がしやすいメリットがあります。暖房器具としては本体価格が1,000円台〜とリーズナブルなのも嬉しいポイント。

一方デメリットは、以下があげられます。

デメリット
  • 長時間使用すると、電気代がかさむ。
  • 有線タイプの場合、コードが邪魔になることがある。
  • 低温やけどに注意する必要がある。

電気あんかを使うときに心配なのが低温やけどではないでしょうか。電気あんかを販売する広電は、「電気あんかを使う際は肌に触れないように、体から離して使いましょう」と案内しています。

出典:よくある質問 | 広電

電気あんかは体に悪いって本当?

「電気あんかを使いたいけど電磁波が心配······」という方もいるでしょう。家電製品を使うと電磁波の発生は必然的に起こりますが、JEMA 一般社団法人日本電機工業会によると、家電製品から発生する電磁波により人体が影響を受けたという報告はないとのこと。

それでも電磁波が気になる方は、電気あんかではなく湯たんぽを使うのもおすすめです。

出典:家電製品と電磁波Q&A (2)|家電製品の安全性について│家電機器│製品分野別情報│JEMA 一般社団法人日本電機工業会

電気あんかの電気代は?

電気あんかの電気代はどのくらいかかるのでしょうか?実際の製品を例に、電気あんかの電気代を見ていきましょう。電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり31円(税込)として計算しています。

電気あんかの消費電力と電気代

出典:電気あんかDW-78P | パナソニック
パナソニックの電気あんか「DW-78P」は平型の有線タイプで、5段階(弱・1・2・3・強)の温度調節ダイヤルがついています。定格消費電力は30W。
かかる電気代の目安は1時間あたり「強」使用時 約0.2円、「2」使用時 約0.2円、「弱」使用時 約0.2円となります。
出典:VWY602H-BG | 広電
広電の電気あんか「VWY602H-BG」は山形の有線タイプで、3段階(弱・中・強)の温度調節が可能。消費電力は60W。電気代の目安は1時間あたり約0.03円〜約0.27円となります。
出典:CORDLESS SOFT WARMER EWT-2328 蓄熱式 エコ湯たんぽ ぬくぬく(neko Like)|PRODUCT|THREEUP(スリーアップ)
スリーアップの電気あんか「EWT-2328」は蓄熱式のコードレスタイプで、消費電力は360W。蓄熱1回あたりの電気代は約2.8円となります。

電気あんかと電気毛布の電気代を比較

電気あんかと同じく、就寝時に使う家電に電気毛布があります。電気あんかと電気毛布では、どちらが電気代が安いのでしょうか?パナソニックの電気あんか「DW-78P」と、パナソニックの電気しき毛布「DB-U31S」の電気代を比較してみましょう。

 電気あんか「DW-78P」電気しき毛布「DB-BM1L-H」
定格消費電力30W75W
1時間の標準電気料金(室温10℃)「強」約0.2円
「2」約0.2円
「弱」約0.2円
「強」約1.6円
「3」約0.9円

1時間あたりにかかる電気代を比較すると、電気毛布よりも電気あんかのほうが電気代が安いですね。

湯たんぽと電気あんか、どっちのほうが光熱費が安い?

湯たんぽと電気あんかでは、どちらのほうが光熱費が安いでしょうか?容量2.5リットルの湯たんぽと、パナソニックの電気あんか「DW-78P」の光熱費を比較してみましょう。
ガスで2.5リットルのお湯を沸かすときにかかるガス代は約約5.4円(※)です。パナソニックの電気あんか「DW-78P」を温度調節「2」で8時間使ったとすると、かかる電気代は1.6円。1晩あたりの光熱費で考えると、電気あんかのほうが光熱費が安そうです。
(※)中火で6分かけて沸かすと仮定。1kW=3.6MJ/h、ガス発熱量は東京ガスの都市ガスで45MJ/㎥(10,750kcal)、ガス代は162円/m3(平成29年版 ガス事業便覧 平成28年度実績 供給約款 料金平均(合計平均)を45MJに換算 小数点第一位を切り捨て(税込)として計算。中火(1.68kW)×3.6(MJ/時間)×1(時間)÷45(MJ/㎥)×162(円/㎥)÷10=2.17728円
出典:省エネポータルサイト|資源エネルギー庁

電気あんかの電気代が気になる方は電気料金プラン見直しがおすすめ!

電気あんかについてご紹介しました。電気あんかは、リーズナブルな価格で電気代も安いため、取り入れやすい暖房器具です。

電気あんか自体にかかる電気代は少ないですが、冬はエアコンやストーブ、電気毛布、こたつ、電気カーペットなど、暖房に電気代が多くかかります。電気代を少しでも安くしたいなら、電力会社のプラン見直しが効果的◎エネチェンジでは、ご家庭にぴったりな電気料金プランを比較でき、節約額の目安もわかります。電気代が高くなる冬に向けて、今よりも節約できる電気料金プランを探してみましょう。

 

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この記事を書いた人

エネチェンジ編集部

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エネチェンジ内のメディア「でんきと暮らしの知恵袋」の記事を執筆しています。電気・ガスに関する記事のほか、節約術など生活に役立つ情報も配信しています。

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