Looopでんきの電気料金は高い?評判・口コミやデメリットなどを解説!
この記事の目次
本記事では、Looopでんきのプランのメリット・デメリットや、契約前に知っておきたい情報についてご紹介します。「Looopでんきは高い?安い?」と気になっている方はチェックしてくださいね。
本記事内の旧一般電気事業者とは、北海道電力・東北電力・東京電力・中部電力・北陸電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力・沖縄電力を言います。
- 更新日
- 2024年10月29日
Looopでんきとは
Looopでんきの基本情報
株式会社Looop(ループ)は、2011年の東日本大震災の被災地に太陽光発電を設置するボランティア活動がきっかけで設立した電力会社です。2015年に法人向けの電力小売サービス、2016年に家庭向けの電力小売サービスをスタート。オフィスビル、商業施設、スポーツ施設など、法人への小売実績が豊富なのもポイントです。また小売電気事業だけでなく、屋根に設置する太陽光発電の設備開発、太陽光発電所の設計・建設など……再生可能エネルギーの発電から供給まで行っているのが強みです。
供給エリア | 北海道電力エリア・東北電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・北陸電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア・沖縄電力エリア |
電気ガスセット割 | あり |
オール電化住宅向けプラン | なし |
市場連動型プラン | あり |
契約手数料 | なし |
解約金 | なし |
クレジットカード | 利用可能 |
ポイント還元 | なし |
運営する電力会社 | 株式会社Looop |
Looopでんきはこんな方におすすめの新電力
- 基本料金0円の電気料金プランを探している方
- 電気の使い方を工夫できる方
- ゲーム感覚で節約を楽しみたい方
- 電気・ガスセットプランを探している方
Looopでんきの電気料金プランの種類
Looopでんきの一般家庭向けの電気料金プランは次の1種類のみです。
- 「スマートタイムONE」
「スマートタイムONE」は、日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格と連動して30分ごとに電力量料金単価が変動する、“市場連動型プラン”と呼ばれているタイプのプランです。
日本卸電力取引所(JEPX)は、日本で唯一、電力の売買ができる市場。Looopでんきも供給するための電気の一部をこの市場で調達しています。
電気の市場価格は株価のように変動していて、需要が多くなれば高くなり、少なくなれば安くなります。例えば、暖房の需要が増える冬季になると電力量料金単価が高くなったり、電気を使う人が夜間よりも少ない日中の方が比較的安くなったりします。
簡単に言えば、安い時間帯に家電製品を使うようにするなど工夫ができれば、電気代を節約できるプランと言えます。
市場連動型プランについて詳しく知りたい方はこちら。
市場連動型プランとは?どこの新電力・電力会社が扱っている?
Looopでんきの電気料金の算定方法
前述の通り、Looopでんきの「スマートタイムONE」は日本卸電力取引所(JEPX)と連動していて、旧一般電気事業者の電気料金プランと料金の算定方法が大きく異なります。
東京電力エナジーパートナー(以下、東京電力EP)の一般家庭向けプラン「スタンダードS」とLooopでんき「スマートタイムONE」の算定方法と比較してみましょう。
- 基本料金(または最低料金)+電力量料金±燃料費調整額+再生可能エルギー発電促進賦課金
- (電源料金+固定従量料金)+再生可能エネルギー発電促進賦課金+容量拠出金相当額
また、Looopでんき「スマートタイムONE」の電源料金および固定従量料金の詳細は、以下のとおりです。
- 電源料金
- JEPXエリアプライス/(1-エリア損失率)×1.1(消費税等相当額)
- 固定従量料金
- 託送費+サービス料
東京電力EP「スタンダードS」は、発電時の燃料コストを転嫁する「燃料費調整額」があるのに対し、Looopでんき「スマートタイムONE」は市場価格と連動する「電源料金」があります。前者は燃料コストによって月単位で変動し、後者は市場価格をベースに算定するので30分単位で変動する違いがあります。
また、「スタンダードS」をはじめとする一般的な電気料金プランは、契約アンペア数によって基本料金が変わりますが、Looopでんきでは基本料金が0円に設定。さらにLooopでんきでは容量拠出金相当額が設定されており、これらの点も大きな違いと言えます。
Looopでんき「スマートタイムONE」は高い?エリア別料金表
エリア | 基本料金 | 電力量料金 | |
---|---|---|---|
Looopでんき「スマートタイムONE(電灯)」基本料金(消費税率10%) | Looopでんき「スマートタイムONE(電灯)」電源料金(エリア損失率) | Looopでんき「スマートタイムONE(電灯)」固定従量料金単価(消費税率10%) | |
北海道電力エリア | 0円00銭 | 7.9% | 15円87銭 |
東北電力エリア | 8.5% | 16円24銭 | |
東京電力エリア | 6.9% | 14円87銭 | |
中部電力エリア | 7.1% | 15円60銭 | |
北陸電力エリア | 7.8% | 14円66銭 | |
関西電力エリア | 7.8% | 14円01銭 | |
中国電力エリア | 7.7% | 15円67銭 | |
四国電力エリア | 8.1% | 15円56銭 | |
九州電力エリア | 8.6% | 15円71銭 | |
沖縄電力エリア | 6.0% | 18円88銭 |
電源料金は(JEPXエリアプライス/(1-エリア損失率)×1.1(消費税))×使用量で算出。固定従量料金は固定従量料金単価×使用量で算出。固定従量料金単価は、託送費、容量拠出金相当額、サービス料を含む。
Looopでんき「スマートタイムONE(電灯)」は、一般家庭向けの電気料金プランです。基本料金は0円、電力量料金は電源料金+固定従量料金単価で算出されます。
Looopでんきの電気の評判・口コミ・満足度
実際にLooopでんきの電気を利用している方による、満足度評価は下記の通りです。
「Looopでんきは最悪って聞いたけど本当?」「Looopでんきはやばい?怪しい?」と思っている方はチェックしてくださいね。
項目 | 点数 |
---|---|
総合満足度 | 4.2点 |
電気料金の安さ | 4.0点 |
特典・付帯サービス | 3.0点 |
マイページ | 4.0点 |
サポートサービス | 3.5点 |
総合満足度では4.2点と満足しているユーザーが多いことがわかります。市場連動型プランへのサービス移行直後は、最悪に感じたという口コミも見られましたが、現在の評判は落ち着いているようです。
次の章では、それぞれの項目の評判・口コミをご紹介します。
電気料金の安さの評判・口コミ【満足度4.0点】
ここでは、Looopでんきの電気料金の安さについての評判・口コミをご紹介します。
-
OYさん(スマートタイムONE)
基本料金がかからない分、節電をしたときの影響が大きいため、節電しがいがある。切り替える前より、電気の使用量を気にするようになったので、やや安くなった。
-
YYさん(スマートタイムONE)
料金単価が30分ごとに変わり、安い時間帯に電気を使用することができる。
-
NAさん(スマートタイムONE)
電気料金がシンプルでわかりやすく、環境への意識も高い。
-
STさん(スマートタイムONE)
切り替え前に比べ、かなり電気代が下がりました。エアコンを使わない月は、特に安くなっています。
-
IMさん(スマートタイムONE)
毎月1000円前後、安くなった。
-
YHさん(スマートタイムONE)
驚くほど安くなったというわけではないが、毎月、数百円程度は安くなりました。
-
SKさん(スマートタイムONE )
明らかに電気代が安くなったとは感じない。
-
SMさん(スマートタイムONE)
特に変わっていない。
-
SKさん(スマートタイムONE)
昼間に使う電気は安く、夜に使う電気は割高という仕組みのため、夜に電気をよく使う自分にとっては少し割高に感じる。
-
SHさん(スマートタイムONE)
30分ごとで価格が変わるが、30分ごとに電気の使用を調整するのは意外と難しく、特に安く感じてはいない。
-
KAさん(スマートタイムONE)
夜の料金はかなり高め。
電気料金の安さについては、料金単価が安い時間帯を意識することで電気の節約につながった、毎月の支払いが数百円でも安くなったと言った口コミがありました。その一方で、実感できるほど安くなっていない・変化を感じていないという方も多いようです。また、夜間は昼間に比べると割高な部分にも不満を感じているといった声がありました。
特典・付帯サービスの評判・口コミ【満足度3.0点】
ここでは、Looopでんきの特典・付帯サービスについての評判・口コミをご紹介します。
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NSさん(スマートタイムONE)
切り替えのタイミングでギフト券をたくさんもらった。
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OYさん(スマートタイムONE)
定期的に、1時間電気代無料等のキャンペーンをやっている。
-
KAさん(スマートタイムONE)
ガスと同時に契約すると、割引がある。
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SKさん(スマートタイムONE)
ポイント付与のサービスなどがあればいいのにと思う。
-
AMさん(スマートタイムONE)
特に割引などはなかった。
-
SHさん(スマートタイムONE)
現金での還元があればいいのにと思う。
特典・付帯サービスについては、定期的に行われるキャンペーンや切り替え時のキャンペーンなどを魅力に感じる口コミがありました。反対に、ポイント還元や現金還元などのキャンペーンがあるといいのにと感じる方もいるようです。
マイページの使いやすさの評判・口コミ【満足度4.0点】
ここでは、Looopでんきの特典・付帯サービスについての評判・口コミをご紹介します。
-
YYさん(スマートタイムONE)
アプリもあり、文字が大きくて使いやすい。
-
NAさん(スマートタイムONE)
アプリの起動が早い。
-
IMさん(スマートタイムONE)
アプリで30分ごとの単価を確認出来るので、安い時間帯で電気を使うよう調整できる。
-
YHさん(スマートタイムONE)
操作も簡単でわかりやすい。ぱっと見でも今月の電気料金がすぐに分かる。
-
SYさん(スマートタイムONE)
定期的に仕様が変更され、見やすくなっている。
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SHさん(スマートタイムONE)
スマホでいつでも見れるのは嬉しい。
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NKさん(スマートタイムONE)
昔の住所の情報が残ったままで、少し邪魔に感じる。
-
SMさん(スマートタイムONE)
若干見にくい。
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OYさん(スマートタイムONE)
ほとんど使ったことがない。
マイページの使いやすさについては、アプリが使いやすく、電気料金など確認がしやすいという口コミや、30分ごとに変わる単価をすぐに確認できるという口コミがありました。反対に、引越しをしても過去の住所のデータが残っているのが気になる方や、若干マイページが見にくい、といった意見もあるようです。
サポートサービスの評判・口コミ【満足度3.5点】
ここでは、Looopでんきの特典・付帯サービスについての評判・口コミをご紹介します。
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OYさん(スマートタイムONE)
開通する際のフォローもあり、スムーズにでんきを開通させることができた。
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YYさん(スマートタイムONE)
契約後、開通時期など随時メールで連絡がくる。
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STさん(スマートタイムONE)
電話にすぐ対応してくれる。
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SAさん(スマートタイムONE)
webで申し込み後、ハガキとメールで切り替え時期について連絡があり、わかりやすかった。切り替え後もトラブルなく使えている。
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KAさん(スマートタイムONE)
ネットで手続きを完了できるので、楽です。
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NTさん(スマートタイムONE)
手続きなど含め、特に困ったことがない。
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TAさん(スマートタイムONE)
他の電力会社と大きく変わらない。
-
TKさん(スマートタイムONE)
問い合わせしたことがない。
サポートサービスについては、電話対応や契約後の対応が丁寧で良かったという口コミがありました。電気を開通する時のフォローが良かった、という方が多いようです。カスタマーセンターなどの、サポートサービスを利用したことがある方からの悪い口コミはありませんでした。ほとんどがサイトから完結するため、サポートサービスを使ったことがないといった意見も多くありました。
また、過去にはLooopでんきを怪しいとする口コミも見られましたが、現在ではそうした口コミはほとんどありません。
【Looopでんき「スマートタイムONE(電灯)(30A)」契約者】IMさんの口コミ
Looopでんき「スマートタイムONE(電灯)(30A)」を契約しているIMさんに、切り替えを決めた理由や過去1年間の電気代などについて伺いました。
-
毎月の電気代が高いと感じたので、北海道電力「エネとくポイントプランB」からLooopでんき「スマートタイムONE(電灯)(30A)」に切り替えました。
Looopでんきは、アプリで安い時間帯を確認できるので気に入っています。切り替え前と比べて、月々の電気代が1000円前後安くなりました。今のところ不満な点はありません。
- 居住地:北海道
- 居住形態:一人暮らし+ペット2匹
- 住居の種類・間取り:一軒家(1LDK)
- 契約中のプラン:Looopでんき「スマートタイムONE(電灯)(30A)」
- 日中の在宅状況:全員が家にいる
- 夜間の在宅状況:夜間在宅の仕事で起きている
- よく使う家電:洗濯機・パソコン
項目 | 満足度 |
---|---|
総合満足度 | ★★★★★ |
電気料金の安さ | ★★★★★ |
特典・付帯サービス | ★★★☆☆ |
マイページの使いやすさ | ★★★☆☆ |
サポートサービス | ★★★☆☆ |
年月 | 使用電力量(kWh) | 電気代(円) |
---|---|---|
2024年4月 | 83kWh | 2277円 |
2024年3月 | 79kWh | 2086円 |
2024年2月 | 82kWh | 2090円 |
2024年1月 | 102kWh | 2749円 |
2023年12月 | 82kWh | 2401円 |
2023年11月 | 82kWh | 2420円 |
2023年10月 | 86kWh | 2574円 |
2023年9月 | 81kWh | 2250円 |
Looopでんきのメリット
Looopでんきには、次のようなメリットがあります。
- 市場価格が安くなれば電気料金も安くなる
- 基本料金が0円
- スマホアプリの機能が充実
- 電気ガスセット割がある
- 解約金がない
- 環境にやさしい電気が使えるようになるオプションがある
メリット1)市場価格が安くなれば電気料金も安くなる
Looopでんきの「スマートタイムONE」は市場連動型プラン。市場価格が下がれば、電力量料金単価も安くなる仕組みです。
例えば、日中や深夜の時間帯は電力需要も減るので、電力量料金単価も下がる傾向に。市場連動型プランの強みを活かし、こういった時間帯に家電製品の使用をシフトさせれば、電気代の節約につながるでしょう。
また、春や秋などエアコンがあまり使われない時期も市場価格が落ち着く時期なので、比較的割安に電気が使えるようになります。
メリット2)基本料金が0円
一般的な電気料金プランは、基本料金(または最低料金)が設定されているのに対し、Looopでんき「スマートタイムONE」にはありません。電気料金の基本料金は、契約アンペア数が大きくなるほど高くなるので、アンペア数の高い家庭ほどメリットが得られますよ。
メリット3)スマホ専用アプリの機能が充実している
Looopでんきは、スマホ専用アプリにも力を入れていて、その充実した機能が評価され、2022年度の省エネコミュニケーションランキング制度で☆4を獲得しています。
経済産業省資源エネルギー庁による、省エネに関する情報提供やサービスの充実度を評価する制度。星の数を用いて5段階で評価されます。
特筆すべきは、市場連動型プランに適した機能が豊富な点です。電力量料金単価が高くなる時間帯を確認できたり、高い時間帯になるとプッシュ通知がされたりする昨日も完備。
また、月の電気代予測も表示されるため、「今月は電気を使い過ぎているから気をつけよう」といった気づきも得られます。
こういった電気料金の変動を確認できるスマホ専用アプリが用意されているため、Looopでんきは「ゲーム感覚で節電を楽しみたい!」という人にもおすすめと言えるでしょう。
メリット4)電気ガスセット割がある
「Looopでんき+ガス」という電気ガスセットプランがあり、電力量料金単価が1円割引される特典が適用されるメリットがあります。
ただし、「Looopでんき+ガス」は、東京電力エリア・東京ガスの都市ガス供給エリア(東京地区等)にお住まいの方しか申し込めないので、注意しましょう。
メリット5)解約金がない
Looopでんきは、解約金の設定がありません。そのため、「我が家の電気の使い方で市場連動型プランが合わなかった」「逆に電気代が高くなってしまった……」という場合でも、気兼ねなく電力会社を切り替えられます。
メリット6)環境にやさしい電気が使えるようになるオプションがある
Looopでんきは、環境に配慮した電気が利用できるようになるオプション「eneco」を用意しています。環境問題に関心が高い人にとっては、大きなメリットでしょう。
電力量料金単価に追加で支払う金額によって、再生可能エネルギーの比率が変わります。
- 「RE100%」
- 1kWhあたり50銭。実質的に再生可能エネルギー100%の電気が使えるようになります。
- 「RE50%」
- 1kWhあたり25銭。実質的に再生可能エネルギー50%の電気が使えるようになります。
電気代を節約したいなら、Looopでんき以外の電力会社も比較しましょう!
電気代を節約するためには、生活スタイルにぴったりの電力会社を選ぶ必要があります。Looopでんき以外の候補も見つけて、比較検討することをおすすめします。
電気・ガス比較サイト「エネチェンジ」では郵便番号を入力するだけで、ぴったりの電力会社を見つけられます。お得なキャンペーンを実施している電力会社も多いのでチェックしてくださいね。
Looopでんきのデメリット
Looopでんきには、次のようなデメリットがあります。
- 市場価格が高騰すると電気料金が高くなる
- ポイント還元など特典がない
- 電気料金プランの種類が少ない
- オール電化住宅には不向き
- セットプランの種類が少ない
- 支払い方法がクレジットカードのみ
デメリット1)市場価格が高騰すると電気料金が高くなる
電力量料金単価が、市場価格の影響で安くなるメリットがある一方、高くなるデメリットがあることも理解しておきましょう。
例えば、日中よりも電気の需要が増える夜間は、電力量料金単価が高くなる傾向にあります。また季節にも影響され、エアコンを使う家庭が増える夏と冬は、ほかの季節よりも高くなりやすいです。
Looopでんきを契約する前に、安い時間帯に電気を使用するようなコントロールができるか、今一度考えてみましょう。
市場価格の変動が気になるようなら、市場価格の影響を受けないプランを選ぶのがおすすめ。国内最大級の電気・ガス比較サイト「エネチェンジ」では、郵便番号を入力するだけで今よりも安い電力会社を見つけられます。市場価格による電気代調整がないプランに絞り込む機能もありますよ。
平均34,352円/年の節約!
最安の電気料金プランを診断(無料)デメリット2)ポイント還元など特典がない
新電力の中には、電気代の支払いによってポイント・マイル還元があったり、ガソリン代が割引になったり、さまざまな特典を用意しているものもあります。そういった新電力と比較すると、Looopでんきは特典などがないので、デメリットに感じてしまう人もいるかもしれません。
Looopでんきは、過去に「ソーラー割」「EV割」などの割引特典も用意していましたが、新規受付を停止しています。
デメリット3)電気料金プランの種類が少ない
Looopでんきが提供する電気料金プランは「スマートタイムONE」のみです。過去に次のようなプランを提供していましたが、現在は新規申し込み受付を終了しています。
- おうちプラン
- ビジネスプラン
- 動力プラン
- 再エネどんどん割S/L
- スマートタイムプラン
- BizプランS/L
- 低圧電力
- マイニングフラット
- ベース電灯プランS/L
- おうちプラン(コンサドーレ還元コース)
- おうちプラン(コンサドーレ還元コース ビジネスプラン相当)
- おうちプラン(EZOCAコース)
- おうちプラン(EZOCAコース ビジネスプラン相当)
デメリット4)オール電化住宅には不向き
Looopでんきは、オール電化住宅向けのプランを提供していません。オール電化住宅にお住まいの方がLooopでんきに申し込んでしまうと、電気代が高くなってしまう可能性があります。
オール電化住宅向けのプランを提供している新電力を探しましょう。
オール電化向けプランを探している方はこちら。
オール電化におすすめの電力会社・電気料金プランを比較!安いプランは?
デメリット5)セットプランの種類が少ない
Looopでんきが提供するセットプランは、先にお伝えした「Looopでんき+ガス」のみに加えて、東京電力エリア・東京ガスの都市ガス供給エリア(東京地区等)に住んでいる方しか申し込めません。
インターネット回線や動画配信サービスをセットにしているプランを提供している新電力と比較してしまうと、物足りないと感じてしまうかも……。
デメリット6)支払い方法がクレジットカードのみ
Looopでんきで選択できる支払方法は、クレジットカードしかありません。現在、電気料金を口座振替や払込用紙、スマホ決済で支払っている方には、デメリットに感じることでしょう。
高い?安い?Looopでんき「スマートタイムONE」と東京電力EPなどを比較
ここでは、Looopでんき「スマートタイムONE」と、東京電力をはじめとする旧一般電気事業者の自由料金プランの年間の電気料金を比較しました。
2024年10月21日時点の情報です。郵便番号を入力し、世帯人数を「3人」で選択、かんたん見直しをした診断結果であり、キャンペーン特典金額を含みます。Looopでんき「スマートタイムONE」は市場連動型プランです。エネチェンジのシミュレーションでは過去の市場価格を元に計算しているため、実際の金額と大きく異なる可能性があります。
シミュレーション条件:北海道電力「エネとくポイントプラン(40A)」。郵便番号「060-8588」。電気使用量=4,582kWh/年。東北電力「よりそう+eねっとバリュー(50A)」。郵便番号「980-8570」。電気使用量=5,953kWh/年。東京電力EP「スタンダードS(40A)」。郵便番号「163-8001」。電気使用量=7,117kWh/年。中部電力ミライズ「おとくプラン(50A)」。郵便番号「460-8501」。電気使用量=6,112kWh/年。北陸電力「従量電灯ネクスト(50A)」。郵便番号「910-8580」。電気使用量=6,329kWh/年。関西電力「なっトクでんき」。郵便番号「540-8570」。電気使用量=9,426kWh/年。中国電力「ぐっとずっと。プラン スマートコース」。郵便番号「730-8511」。電気使用量=6,533kWh/年。四国電力「おトクeプラン」。郵便番号「780-8570」。電気使用量=7,288kWh/年。九州電力「スマートファミリープラン(40A)」。郵便番号「812-8577」。電気使用量=6,635kWh/年。沖縄電力「グッドバリュープラン」。郵便番号「900-0021」。電気使用量=5,850kWh/年。
供給エリア | Looopでんき「スマートタイムONE」年間料金(消費税率10%) | 旧一般電気事業者「自由料金プラン」年間料金(消費税率10%) | 年間差額 |
---|---|---|---|
北海道電力エリア | 172202円 | 195918円 | -23716円 |
東北電力エリア | 227398円 | 216665円 | 10733円 |
東京電力エリア | 264174円 | 259675円 | 4499円 |
中部電力エリア | 226051円 | 215271円 | 10780円 |
北陸電力エリア | 219359円 | 218343円 | 1016円 |
関西電力エリア | 319726円 | 314839円 | 4887円 |
中国電力エリア | 234544円 | 225033円 | 9511円 |
四国電力エリア | 254170円 | 255217円 | -1047円 |
九州電力エリア | 227728円 | 210074円 | 17654円 |
沖縄電力エリア | 214162円 | 222149円 | -7987円 |
一例として、東京電力EP「スタンダードS」とLooopでんき「スマートタイムONE」を比較すると、Looopでんき「スマートタイムONE」に切り替えることで、年間7,218円の節約になります。なお、Looopでんき「スマートタイムONE」は市場連動型プランのため、上記は過去の市場価格を元にした試算結果になります。現在の金額とは大きく異なる可能性があるので、注意してくださいね。
そのほか、エリアや電気の使用状況によっても節約額は変わってくるので、気になる方は一度シミュレーションしてみることをおすすめします。
でんきの値上げ・料金改定情報はある?
Looopでんきは2024年1月、容量拠出金制度の導入と、託送料金改定に伴う電気料金の見直しを発表。改定内容は2024年4月1日分の電気料金から適用されています。以降の電気料金の値上げ・料金改定情報は発表されていません。
Looopでんきの値上げ・料金改定情報については、こちら。
Looopでんきの値上げ・料金改定情報まとめ
Looopでんきの契約方法
Looopでんきは次の流れで契約をします。現在契約中の電力会社に解約の連絡は不要。また、事務手数料など初期費用もかからず、工事なども発生しません。
- Step1.契約に必要な情報を用意する
- 供給地点特定番号や支払いに使用するクレジットカードなどの情報を用意します。
- Step2.Webで手続きをする
- Looopでんきは、Webで申し込みをします。検針表または現在契約中の電力会社のマイページを見ながら手続きをするとスムーズですよ。重要事項説明書や約款の内容も念入りに確認しましょう。
- Step3.使用開始日の確認をする
- Webでの手続きが終われば、あとは待つだけ。申し込み完了後に切り替え日のお知らせが届くので、必ず確認をしてください。
Looopでんきに関するQ&A
Looopでんきに関するよくある質問をまとめました。
Q1)Looopでんきは新規申し込みキャンペーンを実施していますか?
時期によってはキャンペーンを実施しています。
Q2)Looopでんきは、賃貸住宅でも切り替えられますか?
申し込めます。ただし、集合住宅で高圧一括受電契約をしている物件の場合は申し込めません。
Q3)Looopでんきに変えたら電気の品質は落ちますか?
Looopでんきに限らず、新電力に切り替えた際に電気の品質が落ちたり、停電の頻度が増えたりすることはありません。これまでと同じ送配電事業者が同じ送電網で電力を供給するので、安心して電気が使えますよ。
Looopでんきは市場連動型プランを扱っているのが特徴
Looopでんきは、電気料金の一部が日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格に連動しているのが大きな特徴です。
電気・ガス比較サイト「エネチェンジ」では、郵便番号などの情報を入力するだけであなたにぴったりの電力会社・電気料金プランを見つけられます。ぜひ一度試してみてくださいね。
この記事を書いた人