「オール電化で後悔」「やめたい」の声が続出⁉後悔しないためのポイントを解説
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本記事では、オール電化にして後悔している人の声やその原因のほか、オール電化について知っておきたい情報を集めました。オール電化への切り替えを検討している方はチェックしてくださいね。
- 更新日
- 2023年3月17日
「オール電化にして後悔している」「オール電化をもうやめたい」の声を紹介
ここでは、オール電化にしたことを後悔している、オール電化ユーザーの声をご紹介します。
電気代の明細来ず、料金分からないまま3月に。
カード明細みたら引き落とされてました。(なんと明細電子化してたらしい😒)
引き落とし💴82560。
はっ?
頭おかしくなったかと思った=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)
オール電化床暖房使用で、例年の倍以上の請求。
泣く気にもなれない…(´◉Θ◉)#電気代— むーみん🌵 (@moominmoomin__) March 7, 2023
電気代下げれたー🎊
オール電化の一軒家2人暮らしで12月分52000円きてヤバすぎる!今まで冷暖使わない時期の4倍は高すぎって。
床暖使わないようにしてエアコンも部屋が暖まったら止めるようにしたら2月分22500円になった😭✨
— aoha (@aoha58110712) March 8, 2023
夜中から朝の7時半くらいまで停電でした。オール電化ダメだね。IHにしなければ良かった。お湯も沸かせない。らーめんも食べられない。
レンジもの破滅。皆んなコンビニに車で朝ごはん買いに行ってる。
スマホの充電器放ってあった。日頃から充電が大切だわ。
電気無いことで色々考えた。— クウちゃん (@korokoronekos) March 9, 2023
オール電化を後悔している方が増えている背景
オール電化を後悔する理由の大部分が、その電気代の高さです。これには昨今の世界情勢からくる、2つの理由があります。
理由のひとつは、ウクライナ情勢などの影響で電力の調達価格が急騰し、電気料金を値上げする電力会社が増えていることです。
もうひとつの理由として、同じくウクライナ情勢などの影響で、石炭や液化天然ガス(LNG)といった発電に使用する燃料の輸入価格が高騰していることです。その高騰分を反映して、燃料費調整額も値上げを続けており、なかにはオール電化向けプランの燃料費調整額について、上限の廃止を発表している電力会社も。
電気料金の値上げの原因について、詳しくはこちらの記事で解説しています。
【2023年】電気料金が値上げされる理由を解説!高騰で電気代は高くなった?
旧一般電気事業者のオール電化の値上げ情報について、詳しくはこちらの記事で解説しています。
値上げする?オール電化向けプランの電気料金に関する改定まとめ
オール電化にして後悔する前に知っておきたいデメリット
ここではオール電化を検討している方向けに、事前に知っておきたいオール電化のデメリットをご紹介します。
電気代が想定より高くなる場合がある
オール電化向けの電気料金プランの多くは、夜間の電力量料金が昼間よりも割安になるように設定されています。そのぶん昼間の電力量料金は割高に設定されているので、昼間の家電の使い方によってはかえって電気代が高くなってしまうことがあります。
初期費用・設置費用が高い
オール電化の導入には、オール電化設備の設置が必要になります。設備自体の本体価格だけでなく、設置場所の状態によっては補強工事など別途工事費がかかることも。長期的に見れば光熱費の節約に繋げることもできますが、初期費用がかかる点には注意が必要です。
停電時に機能しない
オール電化住宅は動力を電気だけに依存しているため、停電時にはほとんどの設備が利用できなくなります。太陽光発電設備がある場合は停電時でも電気を使うことができますが、そうでない場合は、夜間の灯りをとるための懐中電灯や料理用のカセットコンロ・カセットボンベなど、停電が起きた際の備えが別途必要になります。
調理方法や調理器具に制約がある
オール電化のIHクッキングヒーターはその特質上、直火で調理できないという欠点があります。
また、今までガスコンロで使用していた調理器具がIHにも対応しているとは限らないので、IH用に調理器具を買い直すことになる場合も。こうした点をデメリットに感じる人もいるかもしれません。
オール電化にして後悔した場合、やめることはできる?
ここでは、すでにオール電化にして後悔している人向けに、オール電化をやめる方法をご紹介します。
一軒家の場合は、ガスの引き込み工事が必要
都市ガス供給エリアで都市ガスに切り替えたい場合、ガス管の引き込み工事が必要になります。
このうち、自身の敷地内のガス管やガス栓についておおよそ100~150万円ほどの工事費がかかるほか、ガス給湯器やガスコンロなどのガス機器の購入には、別途費用がかかります。
また、ガスの引き込み工事を行う際は、都市ガスを販売しているガス会社に連絡後、設計についての打ち合わせが行われます。その内容に従って見積もりを受け取った後に工事が開始され、工事完了後に引き渡しとなります。
なお、都市ガス供給エリア外にお住まいで、オール電化からガスに切り替えたい場合は、プロパンガスを利用することになります。プロパンガスの場合はプロパンガス会社にガスボンベを運搬・設置してもらうだけなので、都市ガスの引き込み工事と比べて初期費用は15万円程度と安く済むメリットがあります。
賃貸の場合は大家さん、管理組合などに許可を取る必要がある
マンションやアパートなどの賃貸住宅や集合住宅にお住まいで、オール電化をやめてガスに切り替えたい場合は、大家さんや管理組合からの許可が必要になります。
加えて、都市ガスに切り替える場合は引き込み工事について、土地の所有者からの採掘工事許可を得る必要があります。
必ずしもオール電化をやめられるわけではないので、注意が必要です。
オール電化でも電気代を抑える方法を探してみよう
オール電化で後悔しているなら、オール電化をやめる選択肢だけでなく、電気代を抑える方法を検討してみましょう。あなたのライフスタイルに合った電力会社・電気料金プランに切り替えるのも、ひとつの方法ですよ。
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