ENEOSでんきとLooopでんきを徹底比較!どちらのほうが安い?

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ENEOSでんきとLooopでんき、切り替えるならどちらのほうが電気代が安くなるのでしょうか?本記事では2つの電力会社のプランをエリアごとに徹底比較し、料金設定や特徴の違いについて紹介します。
年間平均32,335円節約できます!
エネチェンジ電力比較診断の3人世帯を選択したシミュレーション結果で、電気代節約額1位に表示されたプランの年間節約額の平均値です。節約額はギフト券などの特典金額も含まれています(シミュレーション期間/2022年10月1日〜2022年12月10日)
- 更新日
- 2022年12月12日
Looopでんきの「スマートタイムONE」について
Looopでんきは、2022年10月から電気料金の算出費用の一部が日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格に連動した「スマートタイムONE」の提供を開始。
本記事で紹介しているのは、旧プランです。「スマートタイムONE」について詳しく知りたい方向けのページを用意しています。気になっている方は、参考にしてくださいね。
ENEOSでんきとLooopでんきの料金算定を比較
ENEOSでんき「A/B/C/Vプラン」と、Looopでんき「おうちプラン」との料金算定方法を比較してみましょう。
- 基本料金・最低料金+電力量料金(使用電力量×電力量料金単価)+燃料費調整額(使用電力量×燃料費調整単価)+再生可能エネルギー発電促進賦課金(使用電力量×再生可能エネルギー発電促進賦課金単価)
- 電力量料金(使用電力量×電力量料金単価)+燃料費調整額(使用電力量×燃料費調整単価)+再生可能エネルギー発電促進賦課金(使用電力量×再生可能エネルギー発電促進賦課金単価)
ENEOSでんきでは、各エリアの旧一般電気事業者が算定した燃料費調整単価を、そのまま上記の計算式に当てはめて燃料費調整額を算出しています。
いっぽう、Looopでんきの燃料費調整単価は、日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格と連動しています。そのため、東京電力・関西電力など旧一般電気事業者が採用している燃料費調整額と異なり、市場価格によって電気料金が大きく変動する可能性があります。
ENEOSでんきとLooopでんきの料金表を比較
ENEOSでんきとLooopでんきの電気料金は、どちらのほうがお得なのでしょうか。ここではエリア別に電気料金を比較します。
東京電力エリア
区分 | 単位 | ENEOSでんき「東京Vプラン」料金(消費税率10%) | Looopでんき「おうちプラン」東京電力エリア料金(消費税率10%) | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 10A | 1契約 | 286円00銭 | 0円00銭 |
15A | 429円00銭 | |||
20A | 572円00銭 | |||
30A | 858円00銭 | |||
40A | 1144円00銭 | |||
50A | 1430円00銭 | |||
60A | 1716円00銭 | |||
電力量料金 | 〜120kWh | 1kWh | 19円88銭 | 28円80銭 |
121kWh〜300kWh | 24円54銭 | |||
301kWh〜 | 26円22銭 |
ENEOSでんき「東京Vプラン」は基本料金が設定されているのに対し、Looopでんき「おうちプラン」は基本料金0円となっています。また、電力量料金はENEOSでんき「東京Vプラン」のほうが割安に設定されています。
電気代を節約したいなら他社も合わせて比較しましょう
ENEOSでんきやLooopでんきへの切り替えを検討しているなら、他社の電気料金プランと合わせて比較検討してみることをおすすめします。電力量料金が一律のプランや光回線・ガスとのセットプランなど、各社さまざまなプランを用意しているので、ライフスタイルに合ったプランに切り替えることで、電気代の節約に繋げることができますよ。
エネチェンジでは、郵便番号などを入力するだけで、ぴったりの電力・ガス会社を見つけられます。お得なキャンペーンを実施している会社もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
関西電力エリア
区分 | 単位 | ENEOSでんき「関西Aプラン」料金(消費税率10%) | 区分 | 単位 | Looopでんき「おうちプラン」関西電力エリア料金(消費税率10%) | |
---|---|---|---|---|---|---|
最低料金 | ~15kWh | 1契約 | 285円00銭 | 基本料金 | 1契約 | 0円 |
電力量料金 | 16kWh~120kWh | 1kWh | 20円31銭 | 電力量料金 | 1kWh | 25円50銭 |
121kWh~300kWh | 23円99銭 | |||||
301kWh~ | 26円80銭 |
ENEOSでんき「関西Aプラン」は最低料金が設定されているのに対し、Looopでんき「おうちプラン」は基本料金0円となっています。
電力量料金は、300kWhまでの区分ではENEOSでんき「関西Aプラン」のほうが割安ですが、301kWh以上の区分ではLooopでんき「おうちプラン」のほうが割安に設定されています。
九州電力エリア
区分 | 単位 | ENEOSでんき「九州Bプラン」料金(消費税率10%) | Looopでんき「おうちプラン」九州電力エリア料金(消費税率10%) | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 10A | 1契約 | 297円00銭 | 0円00銭 |
15A | 445円50銭 | |||
20A | 594円00銭 | |||
30A | 891円00銭 | |||
40A | 1188円00銭 | |||
50A | 1485円00銭 | |||
60A | 1782円00銭 | |||
電力量料金 | 〜120kWh | 1kWh | 17円28銭 | 25円40銭 |
121kWh〜300kWh | 22円25銭 | |||
301kWh〜 | 23円97銭 |
ENEOSでんき「九州Bプラン」は基本料金が設定されているのに対し、Looopでんき「おうちプラン」は基本料金0円となっています。また、電力量料金はENEOSでんき「九州Bプラン」のほうが割安に設定されています。
ENEOSでんきとLooopでんきのメリットや特徴を比較
ENEOSでんきでは、電気料金の支払い200円(税抜)につき、Tポイントが1ポイント貯まるのが魅力。また、ENEOSカードによる支払いでガソリン代が割引される特典もあり、日常的に車を利用する方にとっては大きなメリットがあります。
Looopでんきは、基本料金0円かつ、電力量料金は電気使用量にかかわらず、一律に設定されているのが特徴です。ガスとセットで契約することで適用されるガス割やソーラー割、Looopでんち割、EV割など、所持設備によって適用される割引が豊富な点も◎
電力会社を比較する際は料金表だけでなく、特典の内容などについてもしっかり比較することをおすすめします。それぞれの電力会社の特徴については、次のページでも詳しく紹介していますよ。
ENEOSでんきとLooopでんきはそれぞれにメリットあり
ENEOSでんきとLooopでんきの電気料金プランを比較すると、料金体系の違いのほかにも、それぞれにメリットがあることがわかります。電気代だけでなく、こうしたメリットも合わせて比較し、より自身のライフスタイルに合った電力会社を選んでくださいね。