北陸地方は電気代負担が全国で一番多いって知っていましたか?
この記事の目次
北陸地方は電気料金が安いのに、電気代負担が全国で一番多いんです!
その理由と、電気代を節約して負担を減らす方法を見ていきましょう。
北陸地方は電気料金は安いのに電力消費量が全国トップクラス!
総務省統計局の家計調査によると、金沢市、福井市、富山市の一般家庭の電力消費量は全国トップ3となっています。
- 1位 金沢市 7649.095kWh
- 2位 福井市 7605.308kWh
- 3位 富山市 6764.633kWh
- 4位 和歌山市 6184.081kWh
- 5位 徳島市 6159.573kWh
北陸地方の電気料金は震災後の値上げもなく全国的に見てもとても安いのですが、電力消費量が全国で一番多く電気代の負担が大きいことに驚きます。
北陸地方はなぜ電気代負担が大きいのでしょうか
北陸地方は家が大きく部屋数が多いことから、照明の数が多くなる、エアコン等の家電が大型化する、という背景があるようです。
富山は全国一家が広い、福井・石川も全国平均以上の広さ!
総務省統計局によると、都道府県別の1住宅当たり延べ面積は、富山県が152㎡と最も広く、福井県(146㎡)、石川県(130㎡)も、全国平均の 94 ㎡を大きく上回っています。
また、1世帯当たり人員は、福井県が 2.92人と最も多く、富山県(2.78人)、石川県(2.57人)も全国平均の 2.39人を上回っています。(2013年統計)
世帯当たりの人数が多く家も大きい北陸地方の電気代負担を減らす方法はあるのでしょうか?
全国で一番多い北陸地方の電気代負担を減らすことはできる?
家が大きく部屋数が多いとどうしても電気をたくさん使ってしまうのは仕方ないのでは?と感じる方もいるかもしれませんが、今よりも電気代負担を減らせる方法はあるんです。
古い家電の買い替えによる省エネ効果はとても大きい!
特に古いエアコン、洗濯機、冷蔵庫を買い替えた場合の節電効果はとても大きく、電気代を今の半額以下にできる場合もあるんです!
- 15年前のエアコンを買い替えた場合の節電効果は43%
- 8年以上前の洗濯機を買い替えた場合の節電効果は53%
- 10年前の冷蔵庫を買い替えた場合の節電効果は73.5%
詳細は以下の記事でご説明しています。
古い家電(エアコン/冷蔵庫/洗濯機)は買い替えで電気代が半額以下になることも!
室内の照明をLEDにすると年間28,000円以上もの電気代節約に!
日本一家が大きい富山県の平均居住室数は6室です。(総務省統計)
各部屋の照明を蛍光灯シーリングライトのものから消費電力の少ないLEDシーリングライトに変えた場合、年間で28,372円も電気代が節約できます。
- 蛍光灯照明の電気代
- 年間47,493円
- LED照明の電気代
- 年間19,121円
リビングの照明の消費電力を蛍光灯照明158Wh、LED照明58Wh、各部屋の照明の消費電力を蛍光灯照明120Wh、LED照明50Whとし、リビング1室、各部屋5室の軽6室の家とし、1kWhあたりの電力量料金を25.91円で計算。
さらに、電気料金プランを見直すだけで電気代を年間15,000円以上節約可能に!
古い家電の買い替えの検討とともに、電気料金プランを見直すことで電気代が年間15,000円以上も節約が可能になるんです。
ご家庭の電気の使い方に見合う、一番安くお得に使える電気料金プランはエネチェンジプラン診断で簡単に診断できます。
年間平均34,352円節約できます!
エネチェンジ電力比較診断の3人世帯を選択したシミュレーション結果で、電気代節約額1位に表示されたプランの年間節約額の平均値です。節約額はギフト券などの特典金額も含まれています(シミュレーション期間/2024年7月1日~2024年9月30日)
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