消費税増税で家電の買い替えに悩むあなたへ!古い家電は買い替えたほうが電気代が安くなるって本当!?
この記事の目次
消費税増税で家電の買い替えのタイミングに悩む人も多いのではないでしょうか?
「古い家電は買い替えたほうが省エネ機能で電気代は安くなるって聞くけど本当?」
ここでは、その疑問にお答えしていきたいと思います。
古い家電は買い替えたほうが電気代が安くなるって本当?
家庭の消費電力の中で大きな割合を占めるエアコン、冷蔵庫、照明器具は、増税などの際に買い替えを迷う人が多くいると思います。そこでその3つの家電を買い替えた場合の節電効果を以下にご紹介します
エアコン
エアコンの買い替えによる節電効果は以下のようになります。
- エアコンは省エネ化が進み、10年ほど前のエアコンと比べると買い替えたほうが確実に電気代は節約できます。
- エアコンは、冷房時よりも暖房時のほうが消費電力が大きいため、冷房のみ使う家庭よりも、冷房・暖房ともに使う家庭(もしくは暖房のみ使う家庭)のほうが節約できる金額は大きくなります。その差は約3倍と言われています。
- 10年前のエアコンと比べると今のエアコンは大量送風ですぐに部屋の中が温かくなります。そのため、部屋を暖めるまでに使用する電力量が最新型のほうが短時間で済むため、電気代が節約できるのです。
- 最新のエアコンは、赤外線センサーで人の動きなどを感知して最適な運転をするため、無駄な電力を使わずに省エネな運転をしてくれます。
冷蔵庫
冷蔵庫の買い替えによる節電効果は以下のようになります。
- 冷蔵庫も省エネ化が進んでいます。10年前の冷蔵庫と最新の冷蔵庫を比べた場合、一般家庭で最新の冷蔵庫に買い替えると消費電力は約60%も削減できます。値段にすると、年間で万円単位の電気代が節約できてしまうのです。
- 最新の冷蔵庫には、インバーターが搭載されており、冷蔵庫のモーターを細かく自動制御して温度調節を行うため、無駄な電力を使わずに済むので大幅な節電ができます。
照明器具
照明器具の買い替えによる節電効果は以下のようになります。
- 照明器具は家庭の消費電力の中でも大きな割合を占めます。照明を省エネ照明に買い替えることでその節約率はとても大きくなり効果的です。
- 家庭で使用している白熱電球をLED電球に取り換えるだけで、その電気代は消費電力は約1/3(60W場合)に、年間電気代は約1/6まで節約できます。
- インバーダー(周波数変換器)が搭載されている最新の照明器具は省エネ効果が高いため、かなりの節電効果が得られます。
迷った時のお助けサイト“しんきゅうさん”
買い替えに迷ったら、今家庭にある家電の型番を入力するだけで最新の省エネ家電との節電効果の違いが比較できるサイト「しんきゅうさん」が役立ちます。このサイトは環境省が運営をしており、省エネ製品買換ナビゲーションがサイト上で行えるため、家電の買い替えに迷った時や、買い替えによる省エネ効果が知りたいときに便利です。
まとめ
家電の省エネ化は進んでおり、10年前の家電などと比べた場合は確実に買い替えによる節電効果は表れます。まだ使える家電は買い替えに迷いますが、今の家電の使用年数や、買い替えたときの省エネ機能による節電効果などをよく考慮して買い替えを検討してみてくださいね。
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