引越しで失敗しないために!見積もり依頼時のポイントを解説

引越しで失敗しないために!見積もり依頼時のポイントを解説
引越し

引越しをうまく行うためには見積りがとても重要です。この記事では、見積もりを依頼する際に確認しておきたいポイントや、気をつけるべき注意点を解説していきます。また、見積もりを取ったあとのキャンセルの方法についても紹介するので、見積もり依頼で悩んでいる方は、参考にしてください。

満足のいく引越しをするためには、引越しの見積もりを取る際に、知っておくとよい大切なポイントがいくつかあります。また、見積もりを取ったあとの契約時に気をつけたい注意点もあります。引越しを予定されている方は、是非参考にしてみてください。

引越し見積もり依頼前に、確認しておくべきこと

引越しの見積もりは、引越しに関する情報を引越し業者に正しく伝えることが重要です。特に、WEBや電話での見積りでは、荷物の種類や量を確認することなく見積りを取ることになるため、情報を正確に伝える必要があります。間違った情報が伝わってしまうと、引越し当日に荷物が積み切れないことが発覚し、追加料金が発生してしまうこともあります。

引越し業者へ必ず伝えておきたい3つの情報

引越しの見積もり時に、引越し業者へ必ず伝えておくべき情報は、以下の通りです。

新居の住所
新居が決まっていなければ、見積もり依頼はできません。現住所から新居までの距離は、引越し料金を算出するのに基準となる大切な情報のひとつです。新居の住所は正しく引越し業者へ伝えましょう。
引越し予定日
希望の引越し日が決まったら、早めに見積もりを依頼しましょう。引越し予定日は、第三希望まで決めておくとスムーズです。
荷物の量
引越し業者は荷物の量によってトラックの大きさや作業時間、必要なスタッフの人数を決定するため、荷物の量はとても重要な情報です。引越しで運ぶ荷物と処分する荷物は、見積もりを依頼する前に決めておくとよいですね。契約確定後に荷物の量が増えると、追加料金が発生することもあるので注意しましょう。
あらかじめ引越し業者へ伝えておくとよい情報

引越し業者へ伝えておきたい必須の情報を3つ紹介しましたが、他にも伝えておくとよい情報があります。

エレベーターの有無
高層階への引越しでは、エレベーターの有無も大事な情報です。3階以上でエレベーターがない場合は、追加料金が発生することがあります。エレベーターがないと、作業時間がかかって荷物を破損するリスクも高くなり、引越し業者が加入する「運送業者貨物賠償責任保険」の保険料が割高になるためです。
現住居前と新居前の道幅
現住居前と新居前の道幅は、引越し業者が準備するトラックのサイズを決めるのに必要な情報です。2tトラックなら、普通自動車が通れるほどの道幅で問題ありませんが、ファミリーで引越す場合に使用される4tトラックは、道幅が3m程度必要です。道幅が狭い場合は、少し離れた場所にトラックを止めて台車で運ぶか、2tトラックを2台使うなどして対処されます。スムーズな引越しのためにも、事前に道幅を伝えておくとよいでしょう。

引越し見積もりを依頼する際に、注意すべきこと

引越しの見積もりを依頼する際は、以下のポイントに注意しておきましょう。

訪問見積もりを依頼する際の注意点

基本的に引越し業者は、訪問見積もりで実際の荷物の量を確認し、手配するトラックの大きさやスタッフの人数、作業時間を算出します。荷物の量にもよりますが、訪問見積もりにかかる時間は30分~1時間程度です。複数の引越し業者に見積もりを依頼する場合は、それぞれの業者と見積もり日時の調整が必要になります。

複数の引越し業者に訪問見積もりを依頼する場合、1社目の見積もり金額がもとになるため、1社目よりも2社目の方が金額の値引き交渉がしやすくなります。1社目の見積もりで予想以上に値段が高いのであれば、一旦保留にし、2社目以降の見積もりと比較するのがおススメです。
その場で保留にしたり、断ったりするのが苦手な方は、自分に決定権がないことを伝えるとよいでしょう。

WEB見積もり・電話見積もりを依頼する際の注意点

WEBや電話による見積もりは、目視で荷物の量が確認できないため、見積もり金額に誤差が出る可能性が高まります。また、あとになってから追加料金を発生させないように、荷物の量が増えることが仮定され、高めの見積もり金額となる場合があります。

引越し料金を安くするなら、訪問見積もりがおススメ

訪問見積もりの場合は、WEB見積もり・電話見積もりよりも正確な見積もり金額の提示が可能なため、具体的な値下げ交渉ができるのがメリットです。少しでも引越し料金を安く済ませたいなら、WEBや電話だけで見積もりを取るよりも、訪問見積もりを依頼したほうがよいでしょう。

引越し見積もり後、契約前に確認しておくべきこと

見積もり金額が確定したら契約をする前に、もう一度内容を確認しましょう。引越しの情報に間違いがあったり、サービス内容に相違があったりすると、見積もり金額が変わってしまう場合があるので注意したいですね。

自分の荷物の量に合ったプランが選択できているか

引越しのプランは大きく分けて「全積み」と「積み切り」の2種類があります。「全積み」は荷物の量をベースにしていて、「積み切り」は最大運搬量をベースにしている引越しプランです。

「全積み」
すべての荷物を運ぶ引越しプラン
「積み切り」
指定されたトラックや専用コンテナなどに積める分の、荷物を運ぶ引越しプラン

「全積み」に比べると、「積み切り」は引越し料金が安く、WEB見積もり・電話見積もりだけで正確な見積もり金額が出せる点がメリットです。ただし、あとから荷物が積みきれないとなると、追加料金が発生したり、最悪の場合はその日に荷物を運べなくなったりなどのトラブルになるリスクがあります。後悔しないためにも、自分の荷物の量に合ったプランを選択しましょう。

引越し料金だけでなく、サービス内容も比較する

基本の引越しプランの料金が安くても、自分に必要なサービスがすべて基本のプランに含まれているとは限りません。有料のオプションサービスを利用しないと、希望の引越しができない場合、追加料金が増え最終的な引越し料金が割高になってしまいますよね。

見積もり金額に含まれているサービス内容と、追加料金が発生する場合はどのような時なのかも確認しておきましょう。

特に、以下のようなサービスは、契約をする前に確認しておくことをおススメします。

契約前に確認すべきサービス内容
  • 梱包は自分でやるのか?それとも、引越し業者がやるのか?
  • 梱包材は無料なのか?また、キャンセル時の梱包材の返却方法は?かかる料金はいくらか?
  • 荷物や建物の破損時の保証内容と補償料はどうなるのか?
  • 使用後の梱包材は、無料で回収してくれるのか?

引越し料金の支払い方法を確認

引越し料金の支払いは、多くの引越し業者が「引越し当日、作業開始前に現金で」としています。

また、最近ではクレジットカード払いに対応している引越し業者も少しずつ増えてきています。使えるカードや可能な支払い回数は引越し業者によって異なるので、クレジットカードでの支払いを希望する場合は、必ず事前に引越し業者へ確認をしておきましょう。

キャンセル時の条件を確認

引越しのキャンセル料は国土交通省が定めた「標準引越運送約款」で決められています。

「標準引越運送約款」で定められた引越しのキャンセル料
  • 前々日までのキャンセル……引越し料金の20%以内
  • 前日のキャンセル……引越し料金の30%以内
  • 当日のキャンセル……引越し料金のは50%以内

法外なキャンセル料は、もちろん支払う必要はありませんが、すでにエアコンの取り外しのオプションサービスなどを利用した作業が完了している場合は、代金の支払い義務が生じることがあるので注意が必要です。

また、引越し業者が訪問見積もり時に置いていく段ボールなどの梱包材にも注意が必要です。梱包材は「引越しの契約をしてくれた顧客へのサービス」なので、引越しをキャンセルするなら業者へ返却しなければなりません。使用してしまった梱包材は買い取りになり、まったく使用していなくても、返送する送料は負担することになります。

引越しのキャンセルをすることになった際は、できるだけ早めに引越し業者に連絡をしましょう。

引越し業者選びのポイント

安いからという理由だけで引越し業者を選ぶと、希望のサービスが含まれていないなどの理由で、あとから予想外の追加料金が発生し、結果的に全体の引越し費用が高くなってしまうかもしれません。
引越し料金の安さも重要ですが、引越しプランのサービス内容やオプションサービスの有無なども比較し、引越し業者を選びたいですね。

必ず複数の引越し業者から見積りを取り、比較をする

引越しの見積もりを取る際には、必ず複数の業者に依頼するようにしましょう。単に引越し料金を安くしてほしいと交渉しても、大幅な値下げは期待できませんが、ある程度の値段相場がわかってきます。3社を目安に見積りを取り、サービス内容や金額の違いを比較し、引越し業者を決めましょう。

引越し一括見積もりサイトを利用する

複数の引越し業者から見積もりを取る場合、各社に1つずつ見積もり依頼をするのはとても手間がかかりますよね。そこでぜひ活用したいのが、引越し一括見積もりサイトです。専用の見積もり依頼フォームから引越しの情報を一度入力するだけで、複数の引越し業者から一括で見積もりが取れとても便利です。

見積もり依頼時のポイントをおさえて、スムーズでおトクな引越しを!

満足できる引越しをするために重要なポイントについて解説しました。

スムーズに引越し業者を選ぶためには、見積もり依頼で引越しに関する情報を、できるだけ詳しく引越し業者へ伝えることが大切です。また、契約をする前にサービス内容などについてきちんと確認しておくようにしましょう。

今回解説したポイントをおさえて準備をすれば、効率良くおトクな引越しができるはずですよ!

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