引越し費用の相場を左右する4つの要因を知っておトクに引越し!

この記事の目次
引越しを考えた時にまず頭を悩ませるのが、「どれくらいの引越し費用がかかるのか?」でしょう。引越し費用の相場を決める要因は大きく分けて4つあります。それぞれについて詳しく説明します。
- 引越しプランの内容
- 荷物の量(引越しをする人数、家族構成)
- 引越し先までの距離
- 引越しの時期
引越しプランでみる引越し費用の相場

引越しプランのサービス内容やオプション内容について、特に記載がない場合の一般的な引越しプランに含まれるサービス内容は以下の通りです。
- 自分で荷物を梱包する
- 引越し業者が荷積みと荷卸しをする
- 自分で荷解きをする
細かな引越し作業を任せられるおまかせプラン
妊娠中の方や高齢の方、忙しくて引越し作業の時間がとれない方などは、引越し業者に引越し作業のほとんどを依頼することができます。荷解きを自分でする場合は、生活に必要な日用品や食器、衣類などを整理しないと引越し先での生活に困ってしまいますよね。
引越し業者が作業する部分が多くなればなるほど引越し費用は高くなりますが、荷物の梱包から荷解きまでを引越し業者にやってもらえると、引越し先ですぐに普段の生活を始めることができるので便利です。
このように細かい部分まですべておまかせできるプランは、一般的なプランに比べると高額になります。通常料金の1.5倍ほどの見積もりになることが多いようですが、依頼する内容によってはもっと高額になる場合もあります。
ただし、これはあくまで目安でおまかせプランのサービス内容も料金も引越し業者によって大きく異なります。おまかせパックを利用したい時は、自分の希望するサービス内容について詳細にまとめて、引越し業者へ相談をしてみましょう。
女性の引越しで頼りになるレディースプラン
「レディースプラン」というものがあります。これは女性が引越しをする時に利用できるプランで、原則として女性スタッフだけで引越し作業を行うので、デリケートな荷物を男性に見られたくない方や、自宅に男性を入れたくない方などにおススメです。
大きな荷物などを搬出―搬入する場合に限り、男性スタッフが対応する場合もあります。
なお、女性スタッフのみで引越しをする都合上、力が足りない分スタッフの人数を増やして対応することがあり、一般的な引越しよりも料金は高くなる場合があります。相場はなかなか求めにくいですが、通常料金の1.25倍ほどの見積もりになることがあるようです。
荷物量でみる引越し費用の相場

家族で引越しを行う場合は荷物の量が多くなるので、トラックの大きさや作業に必要なスタッフの人数も増えるため、引越し費用も高くなります。
また、「初めの見積もりの時より大幅に荷物の量が増えてしまった」という場合には、更に料金が加算されてしまいます。
場合によっては、トラックの大きさが足りず積み込みができなくなってしまうこともあるため、荷物の量については特にしっかり確認しておかなければなりません。
- 一人暮らしなど単身の場合(同一県内の引越し、繁忙期以外)
- 20,000~22,000円ほど
荷物の量が多い場合は、単身の場合でも5,000~10,000円ほどの料金が加算されます。 - 2人以上の家族の場合(同一県内の引越し、繁忙期以外)
- 50,000(2~3人家族)~90,000円(4人以上)ほど
引越し費用を安く済ませる方法の一つとして赤帽を利用する方法もありますが、こちらは貨物軽自動車を使うため、荷物量などに制限があるので注意しましょう。
見積もりは無料で行ってくれることが多く便利ですが、荷物の量を間違えると、思わぬ追加料金が発生したり、予定していたサービス内容で対応できなくなることもあるので注意が必要です。このため、正確な引越し費用を知りたい時には、引越し業者が自宅に直接来て荷物の量を確かめる、訪問見積もりをしてもらうことをおススメします。
インターネット上での見積もりで完結させ訪問見積もりを受けずに契約をしてしまう方法は、忙しい方などに便利ですが、見積もりを依頼する時に荷物の量を正確に伝えないと、当日になって予定外の料金請求が来る可能性もあります。正確な見積もりを知っておきたい、あとから追加料金が発生しないようにしたいなどの見積もりに関してトラブルが起きるのが不安なら、訪問見積もりを頼んだほうがよいでしょう。
引越し先までの距離でみる引越し費用の相場

また、住居前の道幅が狭かったり、駐車できる場所が近くになかったりすると、料金が割増になることがあるので前もって確認しておいてください。
時期でみる引越し費用の相場

引越し費用の相場は、繁忙期は通常料金の1.3倍ほどになることが多いようです。
近距離の引越しで荷物の量が少なければ繁忙期の影響はあまりないかもしれませんが、家族での引越しなどで荷物の量が多く、遠距離で引越しになる場合は、想定以上の出費になることもあります。繁忙期の引越しはなるべく避けたいですね。
中には4月から新生活がスタートすることが決まっている方もいると思いますが、慌てて準備をして損をしないよう、引越しの日時が決まり次第できるだけ早く引越し見積りをとって業者を決めるようにしましょう。
引越しの繁忙期は引越し業者によって異なる場合があります。3月の繁忙期は一般的でどの業者も忙しいですが、繁忙期が1月から3月・4月くらい以外の時期だという引越し業者もあります。「年末年始が忙しい」「長期休みがある8月が忙しい」など、それぞれの引越し業者に繁忙期の違いがあるので、引越し日が調整できる場合は繁忙期を避けるなどしてじょうずに引越し費用を節約したいですね。
また、繁忙期は料金が高くなると説明しましたが、「どうしても今週末までに引越しをしないといけない」など、引越しの予定日が急に決まった場合は、追加料金が発生することがあります。
引越し費用を決める4つの要因を見直して引越しを安く済ませよう
引越し費用の相場に影響する要因が4つあるということを説明しました。
- 引越しプランの内容
- 荷物の量(引越しをする人数、家族構成)
- 引越し先までの距離
- 引越しの時期
4つの要因によって引越し費用は大きく変わるので、それぞれについて工夫ができれば、よりおトクに引越しができそうです。
引越し一括見積もりサイトを利用すればおトクに引越し業者を選べる!
「引越し費用が高くて困る」という場合は、今回説明した「引越し費用の相場を決める4つの要因」について見直してみましょう。自分で行う作業を増やしたり、荷物の量を減らしたり、時期をずらしたりすれば、驚くほどに引越し費用が安くなることもあります。
また、現状で具体的な引越し費用を知りたい方は、引越しの一括見積もりが便利です!引越しの条件から複数の業者の見積もりを一度に取れるので、安い引越し業者をスムーズに選ぶことができます。