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引越しの繁忙期はいつ?費用相場と「予約が取れない」を防ぐ全知識

引越しの繁忙期はいつ?費用相場と「予約が取れない」を防ぐ全知識

この記事の目次

引越しには料金が高くなる「繁忙期」と、比較的落ち着いている「通常期」があり、時期の選び方ひとつで費用が大きく変わります。

この記事では、引越しの繁忙期・通常期はいつなのか、費用相場はどれくらい差が出るのかをわかりやすく整理しました。「予約が取れない」を防ぐスケジュール術や、繁忙期でも費用を抑えるコツまで紹介しているので、これから引越しを控えている方はぜひ参考にしてください。

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更新日
2026年3月25日

引越しの繁忙期・通常期はいつ?まずは全体像をつかみましょう

引越し料金は、依頼する時期によって数万円単位で変わることがあります。割高な時期を知らずに予約してしまうと、それだけで出費がふくらんでしまうため、まずは1年間のなかで料金がどう変動するのかを押さえておきましょう。

繁忙期は2月〜4月

引越しの繁忙期は、入学・就職・転勤などの新生活準備が重なる2月〜4月です。この時期は年間の引越し件数が集中するため、業者への依頼が殺到し、料金も通常期より高くなる傾向があります。なかでも3月最終週〜4月第1週は「最繁忙期」と呼ばれ、希望日に予約が取れないケースも珍しくありません。

近年は2月後半から前倒しで動く人が増えており、実質的な繁忙期が長期化しているともいわれています。そのため、3月後半にならないと動けないという方は、早めに見積もりを取り始めておくとスムーズです。

通常期(5月〜1月)でも油断できない時期がある

5月〜1月は「通常期」と呼ばれ、繁忙期に比べると引越し料金は比較的落ち着いています。業者のスケジュールにも余裕が生まれやすく、希望の日程で予約しやすいのが特徴です。

ただし、通常期のなかにも予約が集中しやすいタイミングがあります。例えば、月末は賃貸契約の更新に合わせた引越しが増えるため、人気が集まりやすい傾向があります。「通常期だから」と安心しすぎず、希望日が決まったら早めに見積もりを依頼しましょう。

繁忙期と通常期で引越し料金はどれくらい違う?相場を比較

繁忙期と通常期では、同じ条件の引越しでも料金に大きな差が出ます。どれくらいの違いがあるのか、世帯タイプ別・移動距離別に具体的な相場を確認していきましょう。

繁忙期(2月〜4月)の引越し費用相場

以下の表は、繁忙期(2月〜4月)における世帯タイプ別・距離別の引越し費用相場です。

 単身
(荷物小)
単身
(荷物大)
2人家族3人家族4人家族5人家族以上
全平均平均
57848円
平均
81931円
平均
105238円
平均
130295円
平均
165938円
平均
215636円
~15km未満
(同市区町村程度)
平均
45356円
平均
62126円
平均
83041円
平均
105527円
平均
127509円
平均
153843円
~50km未満
(同都道府県程度)
平均
49853円
平均
68058円
平均
95033円
平均
119496円
平均
151901円
平均
193501円
~200km未満
(同一地方程度)
平均
59753円
平均
88943円
平均
128629円
平均
145076円
平均
190699円
平均
252427円
~500km未満
(近隣地方程度)
平均
70171円
平均
110650円
平均
165777円
平均
209417円
平均
259358円
平均
328835円
500km以上
(遠距離地方程度)
平均
80933円
平均
130589円
平均
229219円
平均
286832円
平均
331710円
平均
404853円

出典:引っ越し料金の費用・相場はいくら?総額や安くするコツ|引越し見積もり・比較【SUUMO】

通常期の相場と比べると、繁忙期は、全体的に1.2〜1.4倍ほど高くなる傾向があります。繁忙期に引越しを予定している方は、次の通常期の相場表とあわせて確認し、時期をずらせる余地があるかを検討してみてください。

通常期(5月〜1月)の引越し費用相場

続いて、通常期(5月〜1月)の引越し費用相場を見てみましょう。

 単身
(荷物小)
単身
(荷物大)
2人家族3人家族4人家族5人家族以上
全平均平均
46838円
平均
60442円
平均
78766円
平均
97103円
平均
120205円
平均
168526円
~15km未満
(同市区町村程度)
平均
38335円
平均
50923円
平均
68554円
平均
84952円
平均
103574円
平均
144493円
~50km未満
(同都道府県程度)
平均
41160円
平均
52386円
平均
75200円
平均
94584円
平均
123434円
平均
159258円
~200km未満
(同一地方程度)
平均
50347円
平均
68418円
平均
91124円
平均
109146円
平均
143651円
平均
196855円
~500km未満
(近隣地方程度)
平均
59362円
平均
86156円
平均
119074円
平均
150803円
平均
187499円
平均
241500円
500km以上
(遠距離地方程度)
平均
72572円
平均
104331円
平均
162360円
平均
203541円
平均
240014円
平均
346160円

出典:引っ越し料金の費用・相場はいくら?総額や安くするコツ|引越し見積もり・比較【SUUMO】

繁忙期の全平均の相場と見比べると、通常期を選べば単身で1.1万〜2.1万円、4人家族では4.6万円ほど費用を抑えられる計算です。

可能であれば通常期への時期変更がコスト面ではもっとも効果的ですが、入学や転勤などで繁忙期を避けられない方も多いでしょう。その場合でも工夫次第でコストを抑える方法はあるので、次の章で詳しく紹介します。

繁忙期でも引越し料金を抑える7つのコツ

「繁忙期だから仕方ない」とあきらめる前に、工夫できるポイントはたくさんあります。時期をずらせない場合でも、やり方次第で費用を抑えられるケースは少なくありません。ここでは、効果の大きいものから順に7つのコツを紹介します。

3月下旬〜4月上旬の最繁忙期から数日ずらす

同じ繁忙期でも、3月下旬から4月上旬はもっとも費用が高くなります。そのため、例えば3月25日を3月10日に前倒しする、4月1日を4月10日にずらすといった工夫で、料金が大幅に下がる場合も珍しくありません。

入学式や入社日は動かせなくても、引越し作業の日程自体はずらせないか検討してみましょう。例えば、スーツやパソコン、布団など当面必要なものだけ宅配便で先に送り、大型の家具・家電は最繁忙期を過ぎてから業者に運んでもらうのもひとつの方法です。

複数の業者から見積もりを取り、比較する

繁忙期は業者ごとの空き状況にばらつきが出るため、通常期以上に料金差が大きく開く傾向があります。A社は予約がいっぱいで高額だが、B社にはまだ空きがあって割安、というケースも珍しくありません。

見積もりは少なくとも3社、できれば5社以上に依頼するのがおすすめです。一括見積もりサービスを利用すれば、1回の入力で複数社に依頼できるので、忙しいなかでも効率よく比較できます。

「午後便」や「フリー便」で時間の融通をきかせる

午前指定は人気が高く、費用が高くなる傾向があります。そのため午後便やフリー便(業者の都合に合わせて開始時間が決まるプラン)を選ぶのもひとつの手です。

特にフリー便は「何時に来るかわからない」というデメリットがあるものの、繁忙期は料金差が大きくなりやすいので、検討する価値は高いといえます。当日の予定に余裕を持てるなら、積極的に活用するとよいでしょう。

荷物を徹底的に減らしてトラックサイズを下げる

トラックのサイズが1段階下がるだけで、引越し料金に大きな差が出ることがあります。ただし、トラックサイズは見積もり時の荷物量で決まるため、不用品の処分や「新居で買い直した方が安いもの」の仕分けは、見積もり依頼の前までに済ませておくのがポイントです。

フリマアプリやリサイクルショップでの売却、自治体の粗大ごみ回収は予約が埋まりやすいので、引越しが決まった時点で早めに動いておきましょう。

自分でできる作業は自分でやる(梱包・搬出入の一部)

「荷造り・荷解き」を自分で行うプランは、おまかせプランと比べて安くなるケースが多く見られます。段ボールへの梱包や、小さな荷物の搬出入を自力で行うだけでも、費用を抑える効果があるでしょう。

一方で、繁忙期は新生活の準備や手続きが同時並行になりやすく、時間的な余裕が取りにくい点には注意が必要です。無理にすべてを自力で行おうとすると、荷造りが間に合わず引越し当日にバタバタしてしまうリスクもあります。

引越し先が近場なら、「大型の家具・家電だけ業者に任せ、段ボールは自分で運ぶ」といった部分的な自力引越しも、費用と手間のバランスを取るには有効です。

混載便・帰り便など特殊プランを相談する

混載便とは、ほかの利用者の荷物と一緒にまとめて運ぶプランです。到着日を業者の都合に合わせる必要があるものの、トラック1台を貸し切るプランと比べて料金が格安になることがあります。帰り便(別の引越しを終えたトラックが戻る途中で荷物を運ぶプラン)も同様に、通常より安い料金で利用できるケースがあるでしょう。

ただし、繁忙期はトラックのやりくりが厳しくなるため、これらの特殊プランに対応できる業者は限られます。見積もりの段階で「混載便や帰り便は利用できますか」と相談してみると、思わぬ選択肢が見つかる場合もあります。到着日に余裕が持てる方にとっては、確認してみる価値がある方法です。

引越し料金だけでなく「引越し全体のコスト」を見直す

引越しにかかるお金は、業者への支払いだけではありません。賃貸の初期費用(敷金・礼金・仲介手数料など)、不用品の処分費、新居で必要な家具・家電の購入費など、出費は多岐にわたります。繁忙期は物件の競争も激しく、初期費用の交渉が通りにくい点にも注意しておきたいところです。

代わりに、不用品をフリマアプリで売却して収入を得たり、電気・ガスの切り替えキャンペーンを活用して固定費を下げたりと、「出ていくお金」を減らす視点も持ちましょう。引越し費用を抑えたいときには、引越し業者の料金にばかり目を向けるのではなく、トータルコストで考えることが大切です。

エネチェンジでは、郵便番号や引越し日などを入力するだけで、 新居で利用できる電力会社を比較できます 。気になる方はチェックしてみてください。

「予約が取れない」を防ぐ!繁忙期の引越しを成功させるスケジュール術

繁忙期の引越しで料金と並んで大きな不安となるのが、「そもそも業者の予約が取れないかもしれない」という問題です。希望の日程で引越しができる状態を確保することが、まずは第一歩。ここでは、予約を押さえるためのスケジュールの立て方を解説します。

いつまでに予約すれば間に合う?目安は「2〜3カ月前」

3月末など最繁忙期に引越しを予定しているなら、遅くとも2〜3カ月前には見積もり依頼を始めておきたいところです。例えば3月下旬の引越しであれば、1月中には数社に見積もりを依頼し、2月上旬には予約を確定させるイメージを持っておくとスムーズに進められます。

転勤で内示が出るタイミングが遅いケースでも、「内示が出たその日のうちに動く」くらいのスピード感が求められるでしょう。物件が決まる前でも、一括見積もりサービスへの登録や業者の候補リストアップなど、準備できることから進めておくのがおすすめです。

予約が取れないときの代替案を持っておく

大手の引越し業者がすべて埋まっていても、地域密着型の中小業者にはまだ空きがあるケースは少なくありません。名前を聞いたことがない業者でも、口コミや実績を確認すれば安心して依頼できる場合があるため、選択肢を大手だけに絞らないのがポイントです。

単身〜荷物が少なめの方であれば、「赤帽」(全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会)に依頼するのも有効な手段です。また、NXの国内引越サービス(日本通運)やアートセッティングデリバリーなどが提供する「単身パック」は、荷物が少ない単身者にとって検討しやすい選択肢のひとつです。

近距離の引越しなら、最終手段として、レンタカーを借りて友人に手伝ってもらう「自力引越し」も視野に入れておくとよいでしょう。

繁忙期を乗り切る「やることリスト」をつくっておく

繁忙期の引越しは、業者の予約・ライフラインの手続き・役所への届出・荷造りなど、やるべきことが一気に押し寄せます。すべてを頭の中だけで管理しようとすると、抜け漏れや直前のパニックにつながりかねません。事前にリストを作成して、カテゴリごとに時系列で整理しておくだけで、気持ちに余裕を持ちやすくなります。

例えば「2カ月前:業者へ見積もり依頼」「1カ月前:ライフラインの手続き・転出届の提出」といった形で、大まかなスケジュール表をつくっておくのが効果的です。更に細かなタスクを「見える化」しておけば、やるべきことの優先順位がつけやすくなり、慌ただしい時期でも落ち着いて行動できるでしょう。

エネチェンジでは、引越し時のやることリストを作れるサービス「引越しWeb簡単サポート」も提供しています。やることの整理に不安がある方は、活用を検討してみてください。

 

繁忙期の引越しで「よくある後悔」と防ぐためのポイント

ここからは、実際に繁忙期に引越しをした方が陥りがちな失敗パターンと、その回避策を紹介します。事前に知っておくだけで防げるケースも多いので、ぜひチェックしてみてください。

「安さだけで業者を選んだら、当日のサービスが雑だった」

繁忙期は予約が集中しやすく、業者によって対応やサービス内容に差が出る場合があります。「料金が安いから」と即決してしまうと、当日の対応や補償内容が期待と異なり、思わぬトラブルにつながることもあります。

見積もり時に「当日のスタッフは何名か」「養生(壁や床の保護)はどこまで行うか」「荷物の破損時の補償はどうなっているか」をあらかじめ確認しておくとよいでしょう。また、口コミやレビューを確認する際は、通常期ではなく「繁忙期に利用した人の声」を重点的にチェックすると、実態に近い情報が得られやすくなります。

「見積もりと実際の請求額が大きく違った」

繁忙期はスケジュールに追われて見積もりを簡易に済ませがちですが、荷物量の把握が甘いと当日に追加料金が発生するリスクが高まります。「実際の荷物が見積もり時より多かった」「階段作業やエレベーターなしの搬入で追加費用がかかった」といったケースは、よくある後悔のひとつです。

こうしたギャップを防ぐには、訪問見積もりやオンライン見積もり(写真・動画を使ったリモート見積もり)を活用して、正確な荷物量を業者に把握してもらうことが大切です。見積書を受け取ったら、「追加料金が発生する条件」が明記されているかも忘れずに確認しておきましょう。

「ライフラインの手続きを後回しにして、新居で電気がつかなかった」

引越し業者の予約や荷造りに追われるあまり、電気・ガス・水道の手続きを後回しにしてしまうケースは意外と多く見られます。特に繁忙期は電力会社やガス会社の手続きも混み合うため、開通工事の予約が希望日に間に合わない可能性も。

新居に到着したのに電気がつかない、お湯が使えないとなると、引越し初日から大きなストレスを抱えることになりかねません。引越し日が決まったら、業者の予約と同時にライフラインの手続きも忘れず進めておきましょう。

エネチェンジでは、郵便番号や引越し日などを入力するだけで、 新居で利用できる電力会社を比較できます。気になる方はチェックしてみてください。

繁忙期の引越しは「早めの行動」がカギ

引越しの繁忙期は2月〜4月で、通常期と比べて1.2〜1.4倍ほど料金が高くなる傾向があります。特に3月下旬〜4月上旬の最繁忙期は予約自体が取りにくくなるため、2〜3カ月前から見積もりを取り始めること、そして最繁忙期から数日でもずらす工夫が費用を抑えるうえでは効果的です。

また、引越し業者の料金だけでなく、不用品の売却や電気・ガスの切り替えなど、引越し全体のコストを見直す視点も大切です。繁忙期は業者の手配だけでなくライフラインの手続きも混み合いやすいため、やるべきことをリスト化して早めに動き、慌てずに新生活をスタートしてください。

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この記事を書いた人

エネチェンジ編集部

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エネチェンジ内のメディア「でんきと暮らしの知恵袋」の記事を執筆しています。電気・ガスに関する記事のほか、節約術など生活に役立つ情報も配信しています。

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