EV(電気自動車)向けの電気料金プランを厳選!おすすめはどれ?
この記事の目次
本記事では、EV(電気自動車)を所有している人におすすめの電気料金プランをご紹介。自宅でEVを充電する時の電気代が気になっている方は、チェックしてくださいね。
年間平均34,352円節約できます!
エネチェンジ電力比較診断の3人世帯を選択したシミュレーション結果で、電気代節約額1位に表示されたプランの年間節約額の平均値です。節約額はギフト券などの特典金額も含まれています(シミュレーション期間/2024年7月1日~2024年9月30日)
- 更新日
- 2024年10月25日
EV(電気自動車)向けの電気料金プランが続々登場!
EV(電気自動車)の充電には、多くの電力が必要になります。一例として、日産の車種ごとの消費電力と電気代を見てみましょう。
車種 | 消費電力量(1kmあたり) | 電気代(フル充電した場合) |
---|---|---|
日産アリア(B6) | 166Wh | 2046円 |
日産リーフ(X) | 155Wh | 1240円 |
日産サクラ(X) | 124Wh | 620円 |
1kWhあたりの電気代を31円として計算しています。
日産アリアならフル充電で2,046円、月300km走行した場合は1,543円80銭もかかる計算に……。EVが、ふだん使っている家電製品などと違って一度に多くの電力を消費し、月々の電気代の負担が大きくなることがわかりますね。
そのため、EVを自宅で充電したい方は、電力会社を見直すのがおすすめ。最近では、EVオーナー向けの電気料金プランを提供する電力会社も急増しているんですよ。電力会社によって特徴が異なり、充電することが多い時間帯の電力量料金単価が割安に設定されているプランや、EVを所有していると割引が適用されるプランなど、さまざまな種類のものが登場しています。
ただし「自宅でEVを充電する人なら、確実に安くなるプラン」というわけではなく、自分にマッチしていないものを選んでしまうと逆に電気代が高くなってしまうので注意が必要。自分の電気の使い方を見直して、複数の電気料金プランを比較するのがおすすめですよ。
EV(電気自動車)向けの電気料金プラン
自宅でEV(電気自動車)を充電する方におすすめの電気料金プランをご紹介。
idemitsuでんき「Sプラン」
一般家庭向けのプラン「Sプラン」は、EV(電気自動車)と充電設備を所有していると、月の電気代から200円(税込)割引されるのが特徴です。同じ特典が適用されるオール電化住宅向けのプランもあり。
またカーオプションの「EVコース」を選択し、メールで通知される指定の時間帯にEVを充電すると、使用量に応じたポイントがもらえます。楽天ポイント・Pontaポイント・dポイントのいずれかが付与されるので、ポイント分だけ節約につながって◎
ポイントを受け取るには、事前にidemitsuでんきの「でんきMYページ」にて、ポイントカードを登録する必要があります。
- 供給エリア
- 北海道電力エリア・東北電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・北陸電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア
- 対象自動車
- EV、PHEV
ENEOSでんき「EV夜とくプラン」
「EV夜とくプラン」は、EVタイム(午前1時~5時)の電力量料金単価が、昼間の単価に比べて割安に設定されているのが特徴。また、ENEOSでんきを契約していて、外出先の充電器「ENEOS Charge Plus」で急速充電を行うと、1.1円(税込)/分割引になるメリットもあります。
ENEOSでんきの契約後、ENEOS Charge Plusの契約者向けマイページで、電力サービスの契約番号を連携させる必要があります。
- 供給エリア
- 北海道電力エリア・東北電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・北陸電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア
- 対象自動車
- EV、PHEV
Looopでんき「スマートタイムONE」
「スマートタイムONE」は、単価が電力卸電力取引所(JEPX)の市場価格と連動しているため、30分単位で電気料金が変動する仕組みになっています。特に「日中」と「深夜帯」は電力の需要が少なくなり、比例して電気料金も安くなりやすいので、この時間帯にEV(電気自動車)を充電できる人におすすめ。電気料金が安く・高くなる時間帯を事前に通知してくれるスマホ用アプリもあるので、EVの充電を計画的に行うことも難しくないですよ。
- 供給エリア
- 北海道電力エリア・東北電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・北陸電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア・沖縄電力エリア沖縄電力エリアの供給は沖縄本島のみ。
東急でんき&ガスのでんきサービス「EV応援プラン」
「EV応援プラン」は、昼間と比べて午前1時~5時の電力量料金が割安に設定されているため、いつも夜間にEV(電気自動車)を充電する方に向いています。さらに実質的※に再生可能エネルギー100%の電気を利用できるため、「お財布だけでなく、地球環境にもやさしい電気を使いたい!」という方におすすめですよ。
※再生可能エネルギー由来の非化石証書を使用しているため、実質的に再生可能エネルギーで発電した電気が使えます。
- 供給エリア
- 東京電力エリア
- 対象自動車
- EV、PHEV
まちエネ「デイタイムバリュープラン」
「デイタイムバリュープラン」の特徴は、デイタイム(9時~15時)の電力量料金がほかの時間帯と比べて、割安に設定されている点です。EV(電気自動車)またはPHEV(プラグインハイブリッド車)を所有している場合、基本料金が割安になるのもメリット。
- 供給エリア
- 東北電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア
- 対象自動車
- EV、PHEV
オクトパスエナジー「EV オクトパス」
「EV オクトパス」は、午前2時~4時の電力量料金が、他の時間と比べて半額以下に設定されているのが特徴。また、実質的※に再生可能エネルギー100%の電気が利用できるのも魅力。東京電力エリアにお住まいで、夜間はEV(電気自動車)を使用しない人におすすめです。
※再生可能エネルギー由来の非化石証書を使用しているため、実質的に再生可能エネルギーで発電した電気が使えます。現在はベータ(テスト)版のプランです。
- 供給エリア
- 東京電力エリア
- 対象自動車
- EV、PHEV
大阪ガスの電気「MY EVプラン」
「MY EVプラン」は、夜間時間(22時~翌8時)の電力量料金単価が、昼間時間(9時~16時)や生活時間(8時~9時、16時~22時)と比べて、割安に設定されています。関西電力エリアにお住まいで、EVを主に夜間に充電している人におすすめです。
昼間時間(9時~16時)の電力量料金単価のみ、日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格と連動しており、検針日ごとに変動します。
- 供給エリア
- 関西電力エリア
- 対象自動車
- EV、PHEV
ミツウロコでんき「EVスマトクプラン」
「EVスマトクプラン」は、午前11時~午後1時に「充電タイム」を設定しているのが特徴。他の時間帯に比べて割安な電力量料金単価となっているので、昼間にEVの充電をしている方におすすめです。
- 供給エリア
- 東北電力エリア・東京電力エリア
- 対象自動車
- EV
EV(電気自動車)向けの電気料金プランは各社特徴が違います!
EV(電気自動車)向けの電気料金プランは、電力会社によって料金設定や特典が異なるので、自身のライフスタイルに合ったものを選ぶようにしましょう。
電気・ガス比較サイト「エネチェンジ」では、郵便番号などを入力するだけで節約につながる電力会社を見つけられます。お得なキャンペーンを実施している電力会社も多いので、チェックしてみてくださいね。
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