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コスト削減・経費削減案、節約アイデアや事例を紹介!電気や通信、消耗品の節約方法とは

コスト削減・経費削減案、節約アイデアや事例を紹介!電気や通信、消耗品の節約方法とは
自営業者必読!経営の知恵袋

削減したい会社のコスト。でも何をすれば良いのかわからない…。そんな経営者様や総務担当者向けに、すぐできる経費削減案や、コスト0円でできる節約、手間のかからないコスト削減案、長期的に見て経費削減に繋がるアイデアをご紹介。これを読めば、無理なく経費やコストを削減できる方法がわかります。

経費を削減したい経営者様や、コスト削減でお悩みの企業の担当者様向けに会社がコスト削減・経費削減を実現するアイデアをご紹介!それぞれにかんたんな解説や、コスト削減に繋がるサービスの紹介もしています。ぜひ、取り組みやすいものから試してみてくださいね。

電話・通信費を見直してみる

電話代やインターネット回線代などの通信費も法人では必要な経費とはいえ、馬鹿になりませんよね。目に見えないので気付きにくいですが、通信費のコスト削減は大きな効果があります。

削減案1:固定電話をIP電話やひかりIP電話に切り替える

固定電話や携帯電話の通話料、インターネット回線は規模が大きくなるほどかさんでくるものですよね。そのうち、固定電話のコストを削減するために企業で多く導入されているのがIP電話です。


IP電話とはインターネットプロトコル(Internet Protocol)という技術を利用し、パケット通信を利用した電話サービス。通常の電話回線ではなく、ネット回線を利用しています。

IP電話のメリットとしては以下の様なものが挙げられます。

  • 基本料金が安い
  • 通話料が安い
  • 一律料金のため長距離通話もおトク

逆にデメリットはこのようなもの。

  • 停電時には利用できない
  • ネット回線の接続トラブルで電話が繋がらなくなる
  • FAX回線に対応していない
  • 一部のIP電話からかけられない電話番号がある

昔は通話品質が悪いと言われていましたが、最近は回線の高速化で固定電話と大差ない程度にまで良くなっているようです。一部のIP電話からは緊急電話がかけられなかったりと固定電話との違いがあるので注意が必要ですが、IP電話のメリットが見込める企業であれば、ぜひ導入をお考えください。

削減案2:社用携帯はプラン・キャリアの見直しを

営業に携帯を持たせている場合は特に通話料が高くついていませんか?各キャリアでは法人限定プランとしてグループ間や同一キャリア間の通話を無料としたり、24時間通話料を定額とするプランを用意しています。また、契約内容によってはさらに割引が適用されるなど、契約回線数によって個人契約よりおトクになる仕組みがたくさん用意されています。

電気代・電力会社を見直してみる

通信費の次は電気代を安くする方法をご紹介します。電力会社を切り替えるだけで電気代も削減できるということはご存知でしょうか?実は、エネチェンジの無料診断に登録後、電力会社を切り替えて最大58.51%も電気料金が削減できた事例もあるんです!

電力会社の切り替えと聞くと「電力供給が不安定になることは?」「急に電気が止まることは?」と思われる方もいるのではないでしょうか。

しかし、この点について心配する必要はありません。電力会社を切り替えても電力供給が不安定になることも、止まることもありません。供給も質も、今お使いの電気と同じものを使うため、質や信頼性は全く変わらないのです。同じ品質ならコストがかからない方を選びたいですよね。

削減案3:電力会社を切り替えるだけ!コスト0円で電気代削減

2000年の特別高圧を皮切りに、高圧電力が2004年から2005年にかけて自由化、そして2016年に小売全面自由化。この電力自由化によって消費者が自由に電力会社を選べるようになりました。この電力自由化により小売業への参入者が増え、格安な料金プランもたくさんでてきています。ただ、登録小売電気事業者は全国400社以上!1社1社見積もりをとって、営業と交渉をして、比較して、はとても大変ですよね。

そこで電気代見直しの支援サービス・法人電力比較「エネチェンジBiz」では、経験豊富なコンサルタントが企業様の電力会社の見直しを無料でサポート。公平な立場から最適な電力会社選びをご提案いたします。電気の切り替えで一番大変な「電力会社ごとの見積もりをとって、どこが一番希望に合うのか比較する」という部分を、電力に関する知識を持った専任担当者がフォローをさせていただきます。

経費も削減できて、安心して契約ができる電力会社探しを無料でお手伝いします◎ぜひ、ご利用ください。

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消費電力をおさえて経費削減!

電力の切り替えで電気料金を下げるのはもちろん、電気代の削減のためには消費電力をおさえるのも大切です。

電気は目に見えないため、何にどのくらい消費されているのかわかりにくいもの。平均的なオフィスビルや小売店の消費電力のうち、空調と照明が電気代の半分以上を占めていることをご存知ですか?空調用電力は夏であれば全体の約48%、冬は約28%を占めており、さらに照明は年間を通して30%前後を占めています。電気代を安くするにはまず消費電力の大きい空調と照明の2つを優先して削減していきましょう!

業種別モデルケースはこちらで紹介されています。
出典:経済産業省 節電アクション
出典:経済産業省 冬季の節電メニュー

削減案4:空調の設定温度を見直す

業種によっては全体の電気代の半分以上を占めるエアコン代。暑いからといって必要以上に設定温度を低くしたり、同様に寒いからといって設定温度を高くしたりすると、外気温との差があればあるほど高額な電気代に繋がってしまいます。

夏の冷房時の室温は28℃を目安に、冬の暖房時の室温は20℃を目安にしましょう。
夏の冷房時の温度設定を1℃高くすると約13%(約70W)の消費電力の削減になり、冬の暖房時の温度設定を1℃低くすると約10%の消費電力の削減になります。

出典:COOL CHOICE オフィスでできる節電アクション
また、節約のためにと短時間の外出時にエアコンを切る人もいますが、これもNG。エアコンは部屋の温度を上げたり下げたりするときに一番電力を使うので、こまめなオンオフではなく最適な設定温度をキープしながら使うのが正解です。

削減案5:センサー付き照明やLED照明に変えてみる

先程の資料にもあるように、照明の消費電力は全体の20〜30%、業態によっては50%以上を占めています。空調設備同様、照明設備もコスト削減の大きなポイント。こまめに不要な電気を消すことを徹底したいものですが、なかなか手間ですし、消し忘れなどもありますよね。そんなときのオススメは人感センサー付き照明。消し忘れを防いで無駄を削減します。

さらにオススメなのはLED照明への切り替え。明るさはそのままで、点灯数や点灯時間を短くするなどの節約よりもかんたんで大幅なコスト削減が実現可能。照明器具の種類や光源にもよりますが、一般的にはLED照明への切り替えで最大90%の削減が見込めると言われています。従来の照明器具と比べて熱も持ちにくく、エアコンへの影響も軽減するので、エアコンの設定温度見直しとあわせて行いたい節約方法といえます。また、LED照明は寿命が他の照明器具と比べて格段に長いのも特徴。LED光源の寿命は数万時間と白熱電球の数十倍、蛍光ランプやHIDランプの数倍のため、メンテナンス費用も削減できます。

エネチェンジでは、LED照明導入費用のお見積もりを無料で承っています。工場、マンション管理組合、ライブハウス、居酒屋など、蛍光灯からLED照明に切り替えた方々の削減額もご紹介!こちらのページをぜひご覧ください。

政府の方針にあわせ、国内大手メーカーでは既に白熱球や蛍光灯の生産を終了するなど、照明のLED化は進んでいます。電気代の削減にも繋がるので一度検討してみてはいかがでしょうか。
出典:Panasonic 2019年3月末に、蛍光灯照明器具の生産を終了
出典:三菱蛍光灯器具 生産中止のご案内

消耗品でコスト削減?実はもっといい方法があります!

最後は手軽にできるオフィスで使う消耗品の削減。金額で計算できるため、コスト削減の効果を実感しやすいのではないでしょうか。では、例えばどんなものが削減しやすいのでしょうか?

削減案6:実は消耗品より印刷代が重要!

まず真っ先に浮かぶのが文房具やコピー用紙などの消耗する事務用品ではないでしょうか。これらを安くするには「安い購入先を見つける」「まとめ買い」が有効です。

ただ、長期間置いておくと劣化したり保管場所に困るなど、デメリットも。コピー用紙を裏紙に、という節約方法もありますが、個人情報を扱っている場合などは問題になってしまうこともあり、気をつけなければいけません。事務用品のまとめ買いやコピー用紙の再利用、は日々の節約として意識しておきたい部分ではありますが効果そこまで大きくありません。

そこでオススメなのは印刷費の削減!実はコピーは1枚あたりの紙代より印刷費が高いもの。そのため印刷回数自体が減らなければ印刷コスト削減の効果はあまり期待できません。なので、印刷回数を減らすためにも「Nアップ印刷」を活用してみましょう。「Nアップ印刷」は2枚や4枚、8枚の資料を1枚にまとめて印刷できるもの。普段なら何枚も印刷していたものが、最大で1/8に削減できるのでおすすめです。

削減案7:複合機リース・レンタルを見直して単価ダウン

さらに印刷費を削減する方法として、複合機の契約見直しもあります。月額のリース料金や、カラー・モノクロ単価の「カウンター料金」はリース会社によってかなり異なります。しかも月間印刷枚数での価格相場も異なるため、契約してから結構経つな…という場合は契約を見直し、他リース会社との相見積もりで交渉するもの手です。

その際、もし古い複合機を使っているのであれば、新しい機種に替えたほうがおトクな可能性も!消費電力が大きいと言われていた複合機。最近では省エネ化がすすみ、なんと10年前のものと新しいものを比べると80%も消費電力が削減されているそうです。契約条件の見直しとあわせて検討してもよいかもしれませんね。


出典:一般社団法人 ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)

経費削減・コスト削減は金額の大きなところから

以上、会社向けのコスト削減・経費削減案をご紹介しました。
業種、業態が変わるとコスト削減できるものが大きく変わる法人。他にもまだまだコスト削減の方法やアイデアはありますが、コスト削減は小さな努力の積み重ねです。まずは大きな結果が得られるところからひとつひとつ取り組んでみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

エネチェンジ編集部

エネチェンジ編集部

エネチェンジ内のメディア「でんきと暮らしの知恵袋」の記事を執筆しています。電気・ガスに関する記事のほか、節約術など生活に役立つ情報も配信しています。

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