セントラルヒーティングの電気代はどのくらい？節約方法は？
この記事の目次
セントラルヒーティングの家庭はどのくらい電気代がかかっているのでしょうか？
セントラルヒーティングを導入している家庭の電気代平均額、電気代節約方法、セントラルヒーティングのしくみと電気代の目安、電気代節約のポイントについて説明します。
- 更新日
- 2021年10月26日
セントラルヒーティングってどんなもの？
セントラルヒーティングとは、ヒートポンプ温水暖房機などの熱源装置を設置して、そこから熱を各部屋に送り届ける暖房システムです。
熱源装置はガス式・灯油式・電気式のものがありますが、今回は電気式のセントラルヒーティングについて説明していきます。
電気温水暖房セントラルヒーティングのしくみ
電気温水暖房セントラルヒーティングシステムのしくみは、電気式の温水暖房機で作りだした温水を各部屋に設置されたパネルヒーター、もしくはパネルラジエーターに送り、その熱で家全体の暖房を行います。
温水暖房機の中でも省エネなヒートポンプ温水暖房機を設置すれば、電気代を抑えられます。
ヒートポンプシステムが省エネなしくみについては、以下の記事で説明しています。
セントラルヒーティングを使っている家庭の電気代目安は、年間298,200円程度
これからオール電化にしようと考えていて、電気温水暖房式セントラルヒーティングの導入を検討されている方は、電気代がどのくらいかかるのか気になりますよね。
電気温水暖房式セントラルヒーティングのランニングコストの目安は、メーカーなどでも公表されていないため正確に計算するのが難しいです。北海道電力の試算を参考にみてみると、オール電化の家庭の年間の電気代は年間298,200円程度です。
北海道電力による試算条件：【契約内容】「eタイム3プラス」契約容量12kVA、使用電力量9,850kWh/年 【機器の前提】温水セントラル暖房（ヒートポンプ式）・エコキュート・IHクッキングヒーター・ヒートポンプ式ロードヒーティング【試算前提】消費税等相当額および再生可能エネルギー発電促進賦課金3.36円/kWhを含む、燃料費調整額は含まない
参照：eタイム3プラス｜料金目メニュー｜北海道電力（ほくでん）
セントラルヒーティングの電気代を節約するために必要なことは？
電気温水暖房セントラルヒーティングは、夜間の安い電気代で蓄熱をする蓄熱暖房機などの蓄熱式暖房機とは違って、非蓄熱式電気暖房機器なんです。
そのため、オール電化向けの電気料金プランの中から、日中の電気代設定が一律の単価で設定されているプランを選んだほうが電気代をお得に節約できる可能性があるんです！
セントラルヒーティングの電気代を節約できる電気料金プランの選び方
オール電化向け料金プランはどのプランも夜間の料金単価が安く設定されていますが、セントラルヒーティングをお使いのご家庭は、電気料金プランの日中の料金単価にも注目してプラン選びをすることが大事です。
セントラルヒーティングをお使いのご家庭に向いている電気料金プランは、日中の料金単価が一律に設定されているプランです。使用量に関わらず料金単価が一律のため、段階料金制のプランのように電気使用量が多くればなるほど単価が上がるということはありません。
一方、セントラルヒーティングをお使いのご家庭に向いていないプランは、日中の料金単価が段階料金制のプランや、ピーク時間帯設定があるプラン（ピークシフトプラン）です。ピークシフトプランは、日中の電気代が高額なピーク時間帯にセントラルヒーティングを稼働させてしまうと、電気代が高くなってしまうおそれがあります。
- セントラルヒーティングをお使いのご家庭に向いている電気料金プラン
- 日中の料金単価が一律に設定されているプラン
- セントラルヒーティングをお使いのご家庭に向いていない電気料金プラン
- 日中の料金単価が段階料金制のプランや、ピーク時間帯設定があるピークシフトプラン
全国のオール電化向けの電気料金プランを用意している電力会社のプランをエリア別にまとめ、ご紹介しています。
セントラルヒーティングは最適な電気料金プランを使えば電気代を節約して使えます
セントラルヒーティングを使う場合は、電気料金プランを見直して最適なプランを使えば電気代を節約できます。
また、現在セントラルヒーティングを使っていて電気代が高いと悩んでいる方は、一度プランの見直しをしてみましょう。
どのプランを選んだらいいのかわからない、という方も大丈夫です。エネチェンジでは、ご家庭ごとにいちばん最適な電気料金プランを簡単に見つけられますよ！
セントラルヒーティングの電気代を節約していくために、「エネチェンジ電力比較」で電力会社を選びましょう！これからセントラルヒーティングのある新居に引越しの場合は、こちらのページ「引越し日に間に合う電力会社を調べる」をチェックしてみてくださいね。
この記事を書いた人
