DMM光 Plusはおすすめ?料金プランや通信速度を徹底解説!

この記事の目次
本記事では、DMM光 Plusについて、料金や通信速度について解説していきます。
DMM光 Plusのメリット・デメリットなども紹介するので、他の光回線と比較検討する際にも、ぜひ参考にしてください。
本記事で掲載されている金額は、すべて税込表示です。本記事のリンクには広告が含まれています。
- 更新日
- 2025年9月8日
DMM光 Plusとは?
そもそもDMMとは、会員数5,000万人以上を誇る総合サービスサイト「DMM.com」を運営する会社。動画配信や電子書籍だけでなく、AIなど最新テクノロジーを活用した事業なども展開しています。
そんなDMMによる光回線サービスが、DMM光 Plusです。ソニーネットワークコミュニケーションズの回線を活用しているのが特徴で、2025年4月24日からサービスが開始されています。
DMM光は新規受付終了している
DMMでは以前、DMM光という光回線サービスを提供していました。DMM光 Plusと名称が似ていますが、別ものです。DMM光はフレッツ光の回線を借りており、2019年8月27日に新規受付を停止。事業者も、楽天モバイルに移行しています。
DMMの光回線サービスを新たに利用したいなら、選択肢はDMM光 Plusのみです。
DMM光 Plusの料金
ではDMM光 Plusの料金は、どれくらいなのでしょうか? 基本料金から解約金まで解説します。
基本料金
DMM光 Plusが提供するプランは、戸建て向けの2ギガプランと10ギガプランの2種類。それぞれ3年間の定期契約の有無によって料金が変わります。
契約年数 | 2ギガプラン | 10ギガプラン |
---|---|---|
3年契約 | 5200円 | 5700円 |
定期契約なし | 7800円 | 8300円 |
2ギガプランは10ギガプランより500円リーズナブル。さらに、定期契約を適用すると、契約しない場合と比べて2600円安くなっています。
初期費用
DMM光 Plusは初期費用として「契約事務手数料」と「工事費」が発生します。契約事務手数料は3,300円。工事費は44,000円で、24カ月または36カ月での分割払いとなります。
ただし特典を適用すると、契約中は工事費用と同額が月額料金から割引されるため、工事費は実質無料。申し込み時の支払いは契約事務手数料の3,300円だけで済みます。
オプション
DMM光 Plusは、オプションとしてIP電話サービスの「NURO 光 でんわ」を提供しています。番号ポータビリティで現在の電話番号をそのまま利用可能です。
基本料金は、DMM光 Plusの提供エリアによって異なります。北海道・東北・関東エリアなら月額550円、東海・関西・中国・九州エリアなら330円(ともに一部の都道府県を除く)。通話料金は国内の固定電話なら3分8.789 円、国内の携帯電話には1分22〜27.5円で、ソフトバンクグループの電話なら無料です。
NURO 光 でんわの提供エリアは、北海道・東北・関東・東海・関西・中国・九州の一部地域です。国内携帯電話は8〜23時なら1分27.5円、23〜8時なら1分22円です。
設定が簡単なのもポイントでしょう。開通工事時に渡されるテレフォニー・アダプターを設置。利用開始通知が送られてきたら「111(線路試験受付)」に電話し、きちんと使えるか確認しましょう。工事完了日当日に利用できないなら、翌日以降に再度試してください。
接続を確認するための「111」への電話は通話料無料です。
ただ、番号ポータビリティを希望する場合は、番号ポータビリティ工事が必要。工事が完了するまで、電話を利用できません。なお、工事の立ち会いは不要です。
番号ポータビリティの手続きは契約時に申し込むだけで完了します。
解約金
DMM光 Plusの3年契約プランに加入していると、解約のタイミングによっては解約金が発生。2ギガプランなら3,970円、10ギガプランなら4,470円が請求されます。解約金が発生しない「無料解約期間」は契約満了月を含む3カ月間(36〜38カ月目)です。
注意したいのは自動更新後の契約期間。3年契約が満了すると自動更新されるのですが、10ギガプランの契約期間は引き続き3年間なのに対し、2ギガプランは2年間に変更されます。2回目の無料解約期間はプランによって時期が異なるので、注意しましょう。
キャンペーンを実施している場合も
DMM光 Plusは、時期によってはキャンペーンを実施していることがあります。新規契約などを条件に、DMMポイントやDMMの他サービスで使えるクーポンが付与されるなど、お得な特典が用意されていることも。
DMM光 Plusの基本料金が割引される特典などもあるので、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
DMM光 Plusのメリット
DMM光 Plusの主なメリットを3つ紹介します。ぜひ光回線を選ぶ際の参考として活用ください。
最安料金プランの最大通信速度が2ギガ
DMM光 Plusは、最安料金プランの最大通信速度が2Gbpsとなっています。
多くの光回線事業者の一般的なプランは最大通信速度が下り1Gbps。基本料金を抑えながら、通信速度を速くしたい人におすすめです。
基本工事費が実質無料
DMM光 Plusでは、基本工事費が実質無料です。基本工事費は44,000円で、3年契約プランは開通1カ月目が1,230円、2~36カ月目が1,222円の36回払い。定期契約なしのプランは1カ月目が1,841円、2~36カ月目が1,833円の24回払いです。
しかし、キャンペーンの特典によって、その同額が契約事務手数料および基本料金から割引されます。対象となるのは、2ギガプランまたは10ギガプランを3年契約で新規に申し込んだDMM会員。申し込み12カ月後の月末までに開通することや、36ヵ月目まで利用することも適用の条件です。
ただし、分割払い期間中に解約される場合は、工事費の残債が一括で請求されるので注意しましょう。
引越しによる解約の場合でも、工事費の残債が一括で請求されます。
NURO 光の回線を利用している
DMM光 Plusは、NURO 光が使用しているソニーネットワークコミュニケーションズの回線を利用しています。
ドコモ光やSoftBank(ソフトバンク) 光など、フレッツ光と回線を共有する光コラボと比べて、回線の利用者数が少なめです。回線が混雑するリスクが低いので、通信が安定しやすくなっています。
DMM光 Plusのデメリット
DMM光 Plusの主なデメリットは以下の3つが挙げられます。先ほど紹介したメリットと合わせて覚えておきましょう。
提供エリアが限られている
DMM光 Plusは提供エリアが限定されています。
- 北海道エリア
- 北海道
- 東北エリア
- 宮城県、福島県、山形県
- 関東エリア
- 茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
- 中部エリア
- 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
- 関西エリア
- 滋賀県、奈良県、大阪府、京都府、兵庫県
- 中国エリア
- 広島県、岡山県
- 九州エリア
- 福岡県、佐賀県
2ギガプランは東北エリアを除く地域での提供。10ギガプランは東北エリアのみ提供されます。
ただ、提供エリア内の都道府県であっても、エリアによっては利用できません。住んでいる地域が提供エリア内かどうかは、公式サイトで確認しましょう。
マンション向けプランがない
DMM光 Plusは、集合住宅向けのプランを提供していません。サービスの対象となるのは戸建てのみ。マンションやアパートなどでは利用できないので、注意しましょう。
スマホとのセット割がない
DMM光 Plusでは、スマホとのセット割が用意されていません。多くの光回線サービスでは、スマホの基本料金が割引されるセット割を提供しています。スマホをお得に利用できる特典が利用できないのは、相対的にデメリットと言えるでしょう。
DMM光 Plusの利用方法
ここからはDMM光 Plusの利用方法について解説します。
公式サイトから申し込みする
DMM光 Plusは、公式サイトから申し込みを行います。まずは自宅が提供エリア内かどうか確認。問題がなければ、次の4ステップを踏んで手続きします。
- プラン選択
- DMM会員登録ないしログイン
- 申し込み情報の入力
- オプションサービス選択
なお、住まいが提供エリア外だったなら、提供エリアになり次第、案内を受け取ることができます。DMM光 Plusをどうしても利用したい場合は「提供開始のお知らせ通知」を登録しておくと便利でしょう。
回線工事を行う
申し込み後は工事日調整の電話がかかってくるので、希望の日時を指定しましょう。土日でも指定できますが、別途3,300円が発生します。回線工事は屋内と屋外で2回または3回実施。それぞれ立ち会いが必須です。
開通までの期間はお申し込みから1~2カ月が目安。同一エリアで多数の申し込みがあると、2~3カ月かかることもあります。また、エリアや環境によっては開通まで大規模な工事や申請が必要な場合、提供できないケースもあるので留意しておきましょう。
周辺機器を設置する
工事が完了したら、自宅に届いた機器を設置。接続すればすぐに利用できます。もしインターネットが繋がらないなら、サポートデスクに連絡しましょう。
DMM光 Plusについてよくある質問
DMM光 Plusについてよくある質問にお答えします。
DMM光 Plusで利用できる支払い方法は?
DMM光 Plusの支払い方法は「口座振替」と「クレジットカード支払い」「キャリア決済(NTT請求・ソフトバンクまとめて支払い)」の3種類。支払方法が未登録の場合は、コンビニの払込票でも支払うことができますが、支払い方法としては設定できません。
支払い方法は、申し込み手続き完了後に、専用マイページまたは郵送で設定。ただ、郵送で口座振替を申し込むと、登録完了までに1〜2カ月かかることがあります。
他社から乗り換える時、回線の撤去工事は必要?
基本的には回線の撤去工事は不要ですが、開通工事は必要となります。DMM光 Plus用の新たな回線を引き込まなければならないからです。
DMM光 Plusは他の光回線とも比較検討しましょう
DMM光 Plusは最安料金プランの最大通信速度が2ギガなど、さまざまなメリットがあります。しかし、提供エリアが限られていたり、マンション向けプランがなかったりするなどのデメリットには注意が必要です。
自分に合った光回線を探す際は、複数のサービスを比較検討することが大切。以下の記事では、光回線の選び方やおすすめの光回線を紹介していますので、ぜひご一読ください。
この記事を書いた人