手書き派必見!初心者が挫折しない家計簿の書き方

今やたいていのことはパソコンやスマホでできてしまう時代。それでも、「私、手書きのほうが好きなんだけど……」という人はいるはず。立派です。でも、手書きで家計簿のは作業量が多くなるので挫折と隣り合わせ。そこで、家計簿を手書きにしても挫折しないための書き方のポイントをまとめました!
家計簿の書き方の大原則

とはいえ、初めて手書きの家計簿にトライする人は、やり方なんてわからないのが普通。そこで、最低限押さえておきたいポイントをまとめました。これさえ守れば、三日坊主とは無縁でいられるかも。
毎月やるべきこと
最初に覚えておいてもらいたいポイントがあります。家計簿はただお金を使ったら記録するだけでは足りません。月のスタートに予算を決め、そこからやりくりをし、月の終わりに予算で収まっているかどうかを考えることも重要です。
そこで問題となるのが、予算の決め方。家計簿をつけよう!と決めたら、まずは一か月のスケジュールを書き出してみてください。平日は仕事をしているなら、ランチ代やアフター5のお付き合い代がかかるでしょう。休日だって、たまには遊びに行きたいはずです。
「この日はこういうことをするから、これくらいお金がかかるな」という大まかな傾向はわかると思います。次に、「大体いくらくらいあれば足りるかな?」と考えてみてください。欲しいものがある場合も同様です。「これが欲しいから、お金はこれくらい用意しておこう」と考えておきましょう。
さらに簡単さを追求するのなら、考えて決めた「1日にかかりそうなお金」をカレンダーに書き込んでいきましょう。そして、そのお金の合計を求めてください。合計した結果が1か月の予算と考えるとわかりやすいかもしれません。
とはいえ、最初からきっちり予算通りに納めるのはなかなか難しいもの。「今月も予算通りにできなかった……」とへこまないでください。あまりにずれがあるなら問題ですが、少々のずれなら「よし、次は頑張ろう」くらいに思っていればいいです。
項目わけのポイント
予算の決め方がわかったところで、家計簿の項目わけについて話しましょう。結論から先に言います。いきなり細かくすると、絶対挫折します!!ただでさえ、手書きで家計簿をつけるのは作業量が多くなりがちなもの。最初から「あれは○○費で、これは▽▽費で……」なんて無理です。
と、なると。家計簿ビギナーさんはまずは項目を極力少なくして取り組むことが成功のポイントと言えるでしょう。一番簡単なのは「食べ物(=食費)」と「それ以外」に分けてしまうことです。これなら2つにわければいいだけ。まずはここから始めてください。
とりあえずの目標は?
とりあえず、手書きで家計簿をつけるときの最初のゴールは、「毎月どのくらいお金を使っているのか」ということを把握することです。人間の記憶力には限界があります。家計簿をつけておかないと、いくらお金を使ったか、なんてわかるものではありません。
まずは大まかな流れをつかむことを目標にしましょう。「そんなんでいいの?」と思うかもしれませんが、いいんです。家計簿に慣れてきて、もうちょっと細かくやってみようかな、と思えたら、そのときに項目を細かくしてみましょう。ゆっくりでいいんですよ、焦らずに。
大学ノートでも十分です!
そこで、家計簿として大学ノートを使うことをお勧めします。どこでも売っているし、安い!!気軽に始められる、という点ではバッチリ。
気合をいれて高い家計簿を買って、複雑さにやられて終わった……となると、金銭的なダメージよりも、精神的なダメージのほうが大きいでしょう。「なんだか、家計簿がこっちをにらんでる気がする……」とビビってしまうことも。
もちろん、かわいいものが好き、という人は、自分の好きなキャラクターのノートを選んでもらってかまいません。ノートで続けられたら、次は市販されている家計簿で記録することにチャレンジしてみましょう。こちらも最近では、様々なキャラクターとコラボしたものがたくさん出ています。
きっちりしすぎて挫折、より、ゆるくてもいいから続ける。手書きの家計簿はこれをポイントにするとうまくいきますよ!