関西電力の値上げ・値下げ・料金改定情報まとめ
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本記事では関西電力の値上げ、値下げ、料金に関する改定情報についてまとめています。
- 更新日
- 2024年2月9日
関西電力の値上げ・値下げ・料金改定情報
関西電力の値上げ・値下げ・料金に関する改定情報についてまとめました。
【2024年2月6日】4月から託送料金の見直しによる料金改定を発表
2024年2月6日、関西電力は電気料金の改定を発表しました。その理由を、グループの送配電会社である関西電力送配電が、託送料金(送配電網の利用料)を見直しすることとしています。
「従量電灯A/B」など規制料金が対象。「なっトクでんき」など自由料金の電気料金プランは対象外です。規制料金の場合は料金改定時に経済産業大臣の認可が必要※で、認可されると2024年4月1日から実施されます。
各電気料金プランの最低料金は値上げ、電力量料金単価は値下げされるため、使用状況によって電気料金の影響は異なります。以下、月の使用量が260kWhの場合は電気料金が高くなっています。
- 「従量電灯A」を契約の場合
- 月の使用量260kWhで65円値上がりします
【2023年4月1日】託送料金に伴う料金改定と、燃料費調整額の上限撤廃を実施
関西電力は、託送料金に伴う電気料金の値上げを発表しました。2023年4月1日から適用されます。
一般家庭の平均モデルで93円の値上げと発表しています。
平均モデル=「従量電灯A」を契約し、月の使用電力量が260kWh。料金改定内容は、プランによって異なるため、公式ホームページで確認しましょう。
また、一部自由料金の燃料費調整額の上限撤廃も発表。こちらは2023年5月分から適用されます。
- 「深夜電力」
- 「第2深夜電力」
- 「低圧季時別電力」
- 「融雪用電力」
【2022年7月】関西電力が料金改定を発表
2022年4月1日に発表された関西電力の料金改定では、「はぴeタイム(はぴeプラン)」「時間帯別電灯」「深夜電力A/B」などの料金のほか、それぞれのプランの割引制度や「はぴeタイムR」の適用条件などが変更されました。
ここでは、2022年7月1日から適用された料金改定の内容について、プランごとにご紹介します。
関西電力「はぴeタイム(はぴeプラン)」の改定内容
区分 | 単位 | 関西電力「はぴeタイム(はぴeプラン)」改定前料金(消費税率10%) | 関西電力「はぴeタイム(はぴeプラン)」改定後料金(消費税率10%) | ||
---|---|---|---|---|---|
基本料金 | ~10kW | 1契約 | 2200円00銭 | 2200円00銭 | |
上記をこえる場合 | 1kW | 396円00銭 | 396円00銭 | ||
電力量料金 | デイタイム (平日10時〜17時) | 夏季(7月1日~9月30日) | 1kWh | 34円95銭 | 28円96銭 |
その他季 | 31円77銭 | 26円33銭 | |||
リビングタイム (デイタイムを除く7時〜23時) | 23円47銭 | 22円89銭 | |||
ナイトタイム (23時〜翌7時) | 10円70銭 | 15円20銭 |
関西電力「はぴeタイム(はぴeプラン)」は、オール電化向けの電気料金プランです。夜間の電力量料金が昼間の電力量料金と比較して、割安に設定されています。改定で基本料金に変更はありませんが、デイタイム・リビングタイムの電力量料金が値下げされているほか、ナイトタイムの電力量料金が値上げされています。
また、関西電力「はぴeタイム(はぴeプラン)」で適用されていた割引のうち、「はぴeプラン(全電化住宅割引)」はこれまで通り適用されますが、「通電制御型(マイコン型)蓄熱式機器割引額」および「5時間通電機器割引額」は今回の改定で廃止されました。
関西電力「時間帯別電灯」のプラン改定内容
区分 | 単位 | 関西電力「時間帯別電灯」改定前料金(消費税率10%) | 関西電力「時間帯別電灯」改定後料金(消費税率10%) | ||
---|---|---|---|---|---|
基本料金 | ~10kW | 1契約 | 1210円00銭 | 1210円00銭 | |
上記をこえる場合 | 1kW | 396円00銭 | 396円00銭 | ||
電力量料金 | 昼間時間 (7時〜23時) | ~90kWh | 1kWh | 21円66銭 | 21円22銭 |
91kWh〜230kWh | 27円95銭 | 26円80銭 | |||
231kWh〜 | 32円00銭 | 29円91銭 | |||
夜間時間 (23時〜翌7時) | 10円70銭 | 15円20銭 |
関西電力「時間帯別電灯」は、夜間の電力量料金が昼間の電力量料金と比較して、割安に設定されています。改定で基本料金に変更はありませんが、昼間時間の電力量料金が値下げされているほか、夜間時間の電力量料金が値上げされています。
また、関西電力「時間帯別電灯」で適用されていた割引のうち、「通電制御型(マイコン型)蓄熱式機器割引額」および「5時間通電機器割引額」は今回の改定で廃止されました。
関西電力「深夜電力A」のプラン改定内容
区分 | 単位 | 関西電力「深夜電力A」改定前料金(消費税率10%) | 関西電力「深夜電力A」改定後料金(消費税率10%) |
---|---|---|---|
定額制 | 1契約 | 1253円27銭 | 1703円17銭 |
関西電力「深夜電力A」は、夜間蓄熱機器や電気温水器が設置されている家庭向けのプランで、電気使用量にかかわらず料金が一定の定額制プランとなっています。今回の改定によって、定額部分の料金が値上げされています。
関西電力「深夜電力B」のプラン改定内容
区分 | 単位 | 関西電力「深夜電力B」改定前料金(消費税率10%) | 関西電力「深夜電力B」改定後料金(消費税率10%) |
---|---|---|---|
基本料金 | 1kW | 297円00銭 | 297円00銭 |
電力量料金 | 1kWh | 10円70銭 | 15円20銭 |
関西電力「深夜電力B」は、夜間蓄熱機器や電気温水器が設置されている家庭向けのプランです。改定で基本料金に変更はありませんが、電力量料金が値上げされています。
また、関西電力「深夜電力B」で適用されていた割引のうち、「通電制御型(マイコン型)蓄熱式機器割引額」は今回の改定で廃止されました。
料金改定の際は、電気料金プランの見直しがおすすめ
関西電力が値上げなどの料金改定をした際は、電気料金プランの見直しをしましょう。
電気料金プランは、保険などのプランと同じで使う人に合わせて選ぶことができます。
使う人が一番お得に使える電気料金プランを選ぶことで、電気を無駄なく使っていくことができるようになります。
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