オフィスの引っ越しは家の引っ越しと異なる部分も多いですよね。オフィスの引越し時に確認すべき事項と注意点をご説明します。

移転計画を作る

移転計画を作り、漏れなく、無駄なく作業を進めましょう！

計画に盛り込みたい内容

最低限盛り込みたいのは下記の４点です。順を追って説明していきます。

• 確認事項
• オフィスプランニング
• 各専門業者の選定
• 引越し業者の選定

確認事項

旧オフィスと新オフィスどちらでも必要な作業です。旧オフィスでの確認事項は以下の通りです。現契約書を調べて、わからないことは問い合わせるようにします。

• 敷金保証金の返還時期
• 原状回復条件や必要な費用
• 移転時期
• 解約予告時期

新オフィスにスムースに入居できるよう契約関係を中心にしっかり確認しておきましょう！

• 入居予定日
• 賃料支払い時期
• 禁止事項
• 敷金返還時期
• 原状回復義務の範囲

オフィスプランニング

どこにOA機器を配置するのか、動線はどうするのか、来客用什器は新たに購入するのかなどを検討します。

各専門業者の選定

電話番号やファックス番号、OA機器の移設手配には専門業者の力を借りることが必要です。面倒であれば、引越し業者に依頼するも一案です。引越し業者の多くは、専門業者の手配を代行してくれます。

引越し業者の選定

移転準備からかかわる引越し業者も多くあります。ヤマトホームコンビエンスは、要望に合わせた提案するだけでなく、移転準備作業の代行も手がけています。
日通は、オフィス面積や組織体系、通信環境、什器設備の状況などを事前調査。最適なオフィス環境を立案、レイアウト図の作成なども行っています。
オフィスの引越しは、複数の業者から見積もりを取るのが基本です。サービス内容を取捨選択しながら、選定していきましょう！

参照:オフィス移転（法人のお客様）｜ヤマトホームコンビニエンス
参照:オフィス移転｜【引越しは日通】料金・費用の見積もりや単身引越し

オフィスの引越しで注意したいこと

オフィス移転作業を各専門業者だけに任せきりにしてはいけません。自分たちでやらなければならないこともいくつかあります。

貴重品の管理

金庫はもとより従業員の貴重品は自分たちで管理するよう周知徹底する必要があります。オフィスの引越しでは、専門業者をはじめさまざまな人が出入りします。不要なトラブルを防ぐためにも管理に努めたいですね。

個人情報の管理

個人情報の流出事故は絶対に起こしてはいけません。いったん事故になれば、悪評が立ち、最悪倒産や廃業にまで追い込まれることもあります。
多くの企業では、内規で個人情報の取り扱い方法を定めています。名刺も立派な個人情報です。引越しを機に、内規の徹底を指導し、個人情報管理への意識を高めてみてはいかがでしょうか。

廃棄物の管理

産業廃棄物など業種によっては特殊な廃棄物が発生するケースもあるでしょう。このような廃棄物は、突然引き取りを依頼しても応じてもらえないこともあります。計画的な廃棄を心がけましょう。粗大ゴミも同様です。

オフィスの引越しまとめ

オフィスの引越し時の確認事項と注意点がわかりましたね。忙しい中での引っ越しは大変ですが、できるだけ余裕を持って計画を立て、事前準備をしっかりと行いましょう。