賃貸物件の選び方をご紹介！進学や転勤などで、賃貸物件を探さなければならない人も多いですよね？物件を選ぶ際、賃料や専有面積、間取りなど重視したいポイントごとにご紹介。

賃貸物件選びのポイントを解説

あまりにもいろいろな部屋があるため、目移りしてしまって、決められないという人いませんか？そんなときは、まず賃貸物件選びのポイントを知るところからはじめましょう。そのうえで、「これは譲れない！」というポイントを自分なりに明確にすれば、賃貸物件選びはより早く確実になるはずです。

賃貸物件選びには、正直なところ、正解はありません。下記にご紹介する「エリア」「賃料」「間取り」の内容を総合的に把握し、判断してください。

エリアを重視して選ぶ

渋谷駅に通勤（通学）するのに、東北地方に住む方はあまりいませんよね？通勤通学を考えると、人が住めるエリアは案外限られているものです。電車通勤なのかバス通勤なのか、それとも徒歩なのか、どの通勤手段を取りたいかによって選択するエリアは変わってきます。

通勤通学に加えて、個人の趣味や嗜好によっても住みたいエリアは変わってくるでしょう。若者が集まるまちに住みたいなら、渋谷や代官山付近を落ち着いた下町の雰囲気が好きなら、浅草や上野などを選択するかもしれません。

賃料を重視して選ぶ

賃貸物件選びで最も大切な要素のひとつです。

賃料の目安は「月給の3分の1」

賃料の目安は、一般的に月給の3分の1と言われています。これ以上になると、少し無理をしているという判断になります。月給（手取り）20万円の方であれば、6万円程度の賃貸物件を選ぶべきです。

敷金、礼金もしっかり確認しよう！

賃料は、入居時の敷金や礼金、仲介手数料にもかかわってきます。敷金、礼金とも1～2カ月が相場です。仲介手数料は、仲介した不動産会社に支払う手数料で、1カ月分のケースが多いです。

最近は、礼金ゼロ物件が増えてきています。礼金は、賃貸物件を借りるときに支払う「謝礼金」。敷金は原則返還されるのに対し、礼金は謝礼金のため返ってきません。

礼金は関東地方などでは一般的。しかし、地方に行くと礼金があるケースのほうがまれです。借りるほうとしては、少しでも費用を削減したいと思うもの。礼金は余計な出費。入居を検討する際は、礼金があるかないかは必ずチェックしましょう。

地域の賃料相場も確認！

賃料を考えるときに、不動産会社から提示された金額が高いのか低いのか判断しかねる場面があると思います。例えば、ワンルームで賃料10万円と言われたら、すごく高く思えますよね？賃料に疑問を持った場合は、すぐにその地域の賃料相場を調べましょう。

賃料相場は不動産会社の資料に書いてあることもあります。もらった資料は小さな字も含めて、隅々まで目を通しましょう。

広さ、間取りを重視して選ぶ

どの程度の広さに住みたいのか決めましょう。一人暮らしならワンルームから1LDKが妥当でしょうか。しかし、それも人によるでしょう。ダイニングと仕事部屋、書斎を持ちたいと思うなら、一人暮らしであっても2DK以上となるかもしれません。

また、同じワンルームでも15平米の部屋もあれば、20平米以上の大きなワンルームもあります。お部屋が縦長か横長かによっても、だいぶ印象は変わるものです。

自分のライフスタイルを考えつつ、広さや間取りを決めましょう。

最重要視する条件を明確化しよう！

部屋にこだわりがあればあるほど、「こんな部屋がいい」「あんな部屋がいい」といろいろ探し回ると思います。しかし、「自分の理想通りの部屋はない」と心得るべきです。気に入っても「賃料が高い」「部屋が狭い」など問題点は必ずあるもの。このような状況に直面したときは、「どの条件を最重要視するか」決めておくと選びやすくなります。

時間をかけても、希望に合う物件が見つかるとは限りません。どこかで妥協が必要、ということも覚えておきましょう。

賃貸物件の選び方まとめ

賃貸物件の選び方についてまとめてみました。賃貸物件が豊富なエリアであれば、不動産会社から多くの物件を紹介されると思います。そんなときは、「最重要視する条件」を明確にしてください！