出産費用はいくら?平均値とリアルな事情をまとめてみた

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出産費用って、実際どれぐらいお金がかかるのでしょう?赤ちゃんができて幸せいっぱいのアナタも、これからのアナタも気になる話ですよね。そこで、かかる出産費用の目安と、あるとうれしい補助金の制度についてリアルな事情をお届けします!
出産費用は平均どれぐらい?
全額実費負担であることに注意!
出産の費用について、最初に覚えておいて欲しいことがあります。日本の健康保険は、病気・ケガに対し保険を適用する、というのが基本です。出産は病気ではありません。ということは……健康保険がきかない!つまり、全額自費負担が基本となります。
分娩中にトラブルがあった(=異常分娩になった)、帝王切開になったなどの場合はあてはまらないので、健康保険がききます。でも、これだけは覚えておきましょう。「何もなければ、健康保険はきかない」と。無事に済むのはいいことですが、金銭的には痛いですよね。
地域ごとに大きな差がある
さて、健康保険がきかない、ということをわかってもらったところで、次の話題に移りたいと思います。健康保険がきかない、ということは、出産にかかる費用は病院や産院が独自に決めていい、ということでもあります。
つまり、ものすごく費用のかかる場合もあれば、そうでない場合もあるということ。そこで、大まかな傾向をつかんでおきましょう。当たり前といえば当たり前ですが、住んでいる地域によって物価は全然違います。
出産にかかる平均費用にもこれが反映されているのです。一番高いのは、東京都の497,872円、約50万円。逆に、一番安いのはは鳥取県の335,607円、約34万円。その差は約16万円!!ここまで差があるとびっくりですよね。
何を望むかによって費用は変わる!
地域によって大きな差がある、ということを押さえたうえで、費用が変わるもう一つの理由に触れたいと思います。結局、病院や産院に何を望むかで出産費用はいくらでも変わるということです。
お祝い膳はフレンチのフルコース、リラクゼーションのサービス付き、しかも個室……という、セレブ待遇を望むのか。大部屋でもいいのでそれなりに休めれば……とリーズナブルさを重視するのか。あなたが何を期待するかで、出産にかかる費用はいくらでも変わります。
出産費用を補助してくれる自治体をまとめてみた!

そこで、出産費用を補助してくれる自治体を探してみました!これから子どもを……という人も、もうちょっと頑張る!という人も、住まい選びの参考にしてみてくださいね。
関東編
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東京都千代田区:「誕生準備手当」がある。妊娠20週以降に申請すれば、45,000円が受け取れる。
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東京都港区:出産にかかる費用を60万円まで助成。
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埼玉県久喜市:第三子以降の出産に対し、「すくすく出産祝金」として一定額を給付。