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ガス代が急に高くなった!突然高くなった原因と節約方法は?

ガス代が急に高くなった!突然高くなった原因と節約方法は?

ガス代が急に高くなったとお悩みですか?ガス代は季節やガス機器などガスの使用状況のほか、お住まいの地域やガスの種類など契約状況によっても異なってきます。

ガス代が高くなった原因や、効果的なガス代の節約方法を紹介します。1カ月のガス代の平均額も紹介しているので、ご家庭のガス代と比較してみてくださいね。

更新日
2022年11月17日

1カ月のガス代の平均はいくら?世帯人数別に見てみよう

まずは1カ月のガス代の平均をみてみましょう。総務省統計の家計調査によると、ガス代の平均金額はひと月あたり平均5,046円となっています。

世帯人数が増えるほどガス代も高くなります。2~5人世帯のガス代の平均はそれほど差がありませんが、1人から2人世帯になると約1.5倍高くなっています。

世帯人数別のガス代平均額(2022年10月~2023年9月)
世帯人数1カ月のガス代
1人3163円
2人5129円
3人5809円
4人5555円
5人5576円

1人世帯の平均額出典:家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表 四半期 2023年7~9月期|政府統計の総合窓口局
2~5人世帯の平均額出典:家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表 月次 2023年9月|政府統計の総合窓口

ご家庭のガス代がどのくらい高いのか、平均額と比べて目安にしてみてくださいね。

ガス代が急に異常に高くなった原因の調べ方

ガス代が急に高くなった場合は、ガスの使い方や契約状況などいくつかの原因が考えられます。
ひとつずつみていきましょう。

急に気温や水温が低くなった

1年間のうちで、冬はもっともガス代が高くなる季節です。

総務省統計の家計調査によれば、ガス代の平均金額を季節別・世帯人数別にみると、夏に比べて冬のガス代は、2倍以上高くなっています。

季節別・世帯人数別の1カ月のガス代平均額(2022年10月~2023年9月)

世帯人員
(2023年4~6月期)

(2023年7~9月期)

(2022年10~12月期)

(2023年1~3月期)
1人3304円2140円2777円4430円
2人5512円3204円4172円7628円
3人6159円3592円4836円8650円
4人5903円3361円4747円8208円
5人5577円3297円5018円8413円
参照:家計調査 家計収支編 総世帯 詳細結果表|政府統計の総合窓口

寒くなってファンヒーターやガス温水式床暖房などの暖房を使ったり、水ではなくお湯を使う機会が増えたりすると、ガスの使用量が増えてガス代も高くなります。

新しいガス機器の購入・買い替えをした

給湯器やガスファンヒーター・ガスストーブなどのガス機器を新たに購入する、今までよりも性能の高いガス機器に買い替えるなど、使用するガス機器が変わるとガスの使用量が増えてガス代が高くなる場合があります。

例えば給湯器を16号から24号にすると、一度に大量のお湯を使うことができるようになるので、ガスの使用量が増える可能性があります。

生活環境やライフスタイルが変わった

引越しをして住居の間取りが変わった、結婚や出産をして家族の人数が増えたなど、生活環境の変化でもガス代は高くなります。また家族のライフスタイルが変わってお風呂に入る時間がバラバラになると、追い焚きの回数が増える分さらにガス代が高くなります。

引越しなどで都市ガスからプロパンガス(LPガス)に変わった

プロパンガス(LPガス)は都市ガスよりも高いといわれています。引越しをして、ガスの種類が都市ガスからプロパンガスに代わると、ガス代が高くなる場合があります。

東京都でひと月あたりの都市ガスの使用量が40㎥の場合、プロパンガスのガス代のほうが都市ガスよりも2倍以上も高くなっています。

都市ガスとプロパンガスのガス代比較
都市ガスのガス代(東京都でガス使用量40㎥/月の場合)
6,772円/月
プロパンガス(LPガス)のガス代(東京都でガス使用量20㎥/月の場合)
14,597円/月

都市ガスと同等の熱量が必要な場合、プロパンガスのガス使用量は1/2になると仮定しています。都市ガスの料金は東京ガス・東京地区等の「一般契約料金」(2023年10月時点)のB表より計算し(小数点以下切り捨て)、石油情報センター・東京都の「一般小売価格 LP(プロパン)ガス 速報(毎月調査)」(2023年10月時点)の価格を参照しています。

都市ガスが2017年の都市ガス自由化以前まで規制料金であったのに対し、プロパンガスは自由料金でガス会社が自由に料金を決められるため、契約するガス会社によって料金が異なります。また料金体系が公表されていないことが多いため、適正価格よりも高いことに気づきにくい、価格競争が起こりにくいというのも、プロパンガスのほうがガス料金が高くなる原因となっています。

ガス料金の単価が値上がりした

ガスの使用量がほとんど変わっていないのにガス代が急に高くなったなら、単価の値上がりが原因かもしれません。ガスの原燃料のうち輸入されている分は、輸入価格が毎月変動するため、ガス料金が値上げ・値下げされる場合があります。

ただし、中には不当に値上げをしてくる悪質なガス会社もあるので注意しましょう。

高くなったガス代を効果的に節約する方法

高くなってしまったガス代は、毎日のガスの使い方を工夫したり、契約しているガスの種類や契約内容を見直したりすることで節約できます。

ガス料金プランを見直してガス会社を切り替える

2017年4月のガス自由化で、電気と同じくガス会社も自由に選べるようになりました。

ガス料金の単価が割安に設定されている、ご家庭で利用している機器によってガス料金がお得になるなど、さまざまなプランがあります。ご家庭のガスの使用状況に合わせてプランを選べば、毎月のガス代を今よりも安くできる可能性があります!

まだ一度もガス会社のプランを見直したことがない方は、ご家庭のガスの使用状況に合ったガス会社のプランを選んでみませんか?

エネチェンジのガス料金比較では、さまざまなプランを比較して、ライフスタイルに見合った都市ガス会社のガス料金プランを選べます。もちろん、無料でご利用いただけます

お風呂や台所でのお湯の使い方を工夫する

ご家庭でガスを使用する場所のほとんどは、お風呂と台所です。お風呂と台所でのガスの使い方を工夫すれば、ガス代を効率的に節約できます。

お風呂でできるガス代の節約方法
  • 浴槽にフタをする・保温シートをするなどお風呂のお湯を保温して、追い焚き回数を1回少なくする(年間約6,190円節約可能)。
  • 節水シャワーヘッドを使用するなど、シャワーを使う時間を1日1分短くする(年間約2,070円節約可能)。
  • 設定温度を無駄に上げすぎずに適温・適量でお湯張りをする。
台所でできるガス代の節約方法
  • 食器洗い乾燥機でまとめ洗いをする(年間約6,470円節約可能)。
  • 食器を洗うときはお湯の温度を低温に設定する(年間約1,430円節約可能)。
  • 洗い物でなるべくお湯を使わず、溜め洗いを心がける。
  • 野菜の下茹では電子レンジを活用する(年間約3,000円節約可能)。
  • 調理は中火で行う(年間約390円節約可能)。
  • 炊飯器・電気ケトル・卓上IHヒーターなどの電化製品を活用する。
  • 調理方法は、「煮るより蒸す」「蒸すより炒める」がおすすめ!揚げ物はなるべく避ける。
  • 沸騰時間を短縮するため、水は常温で保存しておく。
  • 温め時間を短縮するため、冷凍物は冷蔵庫解凍しておく。
  • ガスの熱量を効率よく使うため、余熱を利用したり、フタや落し蓋をしたり、圧力鍋や保温鍋・中華鍋・大きめの鍋を使ったりして調理する。
  • 料理はできるだけ作り置きする。

給湯器をエコジョーズに変える

エコジョーズは、お湯をつくるときに発生する熱を一度タンクにためて再利用して、再びお湯をつくります。発生する熱を放出していた従来の給湯器と比べて、給湯熱効率が95%まで向上。ガスの使用量が14%少なくなるのでガス代の節約につながります。

参照:ガス高効率給湯器エコジョーズ|一般社団法人 日本ガス石油機器工業会(JGKA)

プロパンガス(LPガス)を都市ガスへ切り替える

プロパンガスよりも都市ガスのほうがガス代が安く、選べるプランも都市ガスのほうが種類が豊富です。ご家庭に合った都市ガス料金プランを選べば、ガス代を安くすることが可能です。

ただし都市ガスへ切り替えるためには、設備工事が必要となります。東京電力によると標準的な木造一戸建住宅を新築する場合で約15万円かかるので、長期的なガス代の節約方法のひとつとして、都市ガスへの切り替えを検討してみるのもよいですね。都市ガスが利用できない地域もあるので、都市ガス会社へ相談してみましょう。
参照:ガス工事の費用例|東京ガス

急に高くなったガス代は、毎日のガス使用方法や契約内容の見直しで安くできる!

ガス代が急に高くなったとお悩みの方へ、1カ月のガス代の平均を紹介し、ガス代が高くなった原因や節約方法を解説しました。ご家庭のガス代を平均額と比較して異常に高いなら、ガスの使い方や契約状況を見直してみましょう。

ガス代は夏よりも冬のほうが、約1.9倍も高くなります。また使用しているガス機器やライフスタイル・ガスの種類の変化、ガス料金の値上がりなどもガス代が高くなる原因となります。

ガス代は、お風呂や台所でのガスの使い方をちょっと工夫するだけで節約できます。また給湯器をエコジョーズに変える、都市ガスからプロパンガスへ切り替えるなど、ガス機器や設備を見直すこともガス代を長期的に節約する方法として効果的です。

でも、機器の購入や工事費は高くつくし、今までと同じようにガスを使いながら、もっと効率よくガス代を安くしたいという方は、今契約しているガス料金プランの見直しをおすすめします!ガスの使用状況に合わせてご家庭に見合ったガス料金プランへ切り替えるだけで、ガス代を節約できる可能性があります。

エネチェンジではガス料金プランを比較できるガス料金比較サービスを提供しています。毎月のガス代や郵便番号などを入力するだけで、アナタの住んでいるエリアで選べるガス料金プランがわかります。

この記事を書いた人

エネチェンジ編集部

エネチェンジ編集部

エネチェンジ内のメディア「でんきと暮らしの知恵袋」の記事を執筆しています。電気・ガスに関する記事のほか、節約術など生活に役立つ情報も配信しています。

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