ガス自由化Q&A その5:新しいガス会社に変えても、トラブルに対処してもらえるの?
新しいガス会社に切り替えても安全性は大丈夫?
万一、トラブルや事故が発生したときに、「ガス会社を切り替えたために対応してもらえない」ということはありません。「ガスを安全に使える」という大前提のもと、ガス自由化後も自由化前までと変わらない安全性を保つ仕組みが、ちゃんと用意されているんです。その詳細をみていきましょう。
Q1.ガス会社を切り替えた後、トラブルが起こったら誰が対応してくれるの?
ガス自由化については、新ガス会社に切り替えたときに安全性は大丈夫なのかという漠然とした思いを抱えている人も多いでしょう。
ガス自由化前は、ガスの事故やトラブルが発生した場合、東京ガスや大阪ガスなど都市ガス会社の人が来てくれました。ガス自由化後は、ガス会社を切り替えると、トラブル内容によって対応する会社が変わってくるケースがあります。
例えば、「ガスがつかない」など、比較的小さなトラブルや不具合の場合には、通常は新たに契約した新ガス会社の人に対応してもらうことになります。どの会社の作業員も、日本ガス協会の認定資格を持った人たちなので安心です。
一方、「地震で町内の導管が壊れた」「うちのガス機器から大量のガスが漏れている」といった重大な故障や事故の場合には、導管を管理している地域の都市ガス会社が担当するよう定められています。
どちらに連絡するかの違いはありますが、安全性は問題ないのでご安心ください。
Q2.ガス会社を変えたら、今のコンロは使えなくなるの?
これまで都市ガスを使用していた家庭であれば、新しいガス会社に切り替えても、コンロなどのガス機器はそのまま使用できます。しかし、プロパンガス(LPガス)から都市ガスに切り替えた場合、従来のガス機器は一切使用できませんので、買い替える必要があります。
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