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一人暮らしの水道光熱費の平均額は?電気・ガス・水道の節約方法も解説

一人暮らしの水道光熱費の平均額は?電気・ガス・水道の節約方法も解説

節約額

本記事では、一人暮らしの水道光熱費の平均額を紹介します。エリア別・季節別に解説するので、自分が平均額と比べて高いか安いかの目安にしてみてください。

また、後半では電気・ガス・水道の節約術をそれぞれ紹介します。「光熱費が高くて気になる」という大学生・社会人の一人暮らしの方は、ぜひ最後までチェックしてください。

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更新日
2024年2月20日

一人暮らしの水道光熱費の平均額

電源プラグ、コンセント、電球

まずは一人暮らしの水道光熱費(電気代・ガス代・水道代の合計)について、ひと月あたりの平均額を見ていきましょう。

水道光熱費の合計金額の平均はいくら?

まずは一人暮らしの水道光熱費(電気代・ガス代・水道代の合計)について、ひと月あたりの平均額は、12,324円となっています。

一人暮らしの水道光熱費平均額(2023年 ひと月あたりの平均額)

電気代約6726円
ガス代約3359円
水道代約2239円

出典:家計調査 家計収支編 単身世帯|政府統計の総合窓口

上の表は2023年の、ひと月あたりの平均額です。季節によって異なるので、期間別で電気代・ガス代・水道代の平均額も見ていきましょう。

一人暮らしの電気代平均額

一人暮らしの電気代平均額

期間電気代
2023年1月〜3月9340円
2023年4月〜6月5486円
2023年7月〜9月5842円
2023年10月~12月5833円

出典:家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表|政府統計の総合窓口

一人暮らしの電気代平均額をみると、冬の電気代がいちばん多くかかっています。エアコンを使う場合、設定温度と外気温の温度差が夏よりも冬のほうが大きくなるため、冬の暖房費のほうが高くなります。

また、日が短いため照明をつけている時間が長くなること、夏に比べて外出頻度が少なくなるため在宅時間が長くなりがちなこと、夏よりも厚着になるため洗濯物の量が増えて洗濯回数が多くなり、乾きにくいので洗濯乾燥機や浴室乾燥機を使う頻度が増えることなどが、冬の電気代が高くなる理由として考えられます。

ただ先の電気代は、あくまでも平均金額。自分の生活スタイルに合った電力会社・プランに切り替えれば、安くおさえられます。なかには、電力使用量が少ない方がお得になる“一人暮らし向きの料金プラン”を用意している電力会社もあるんですよ。

自分に最適なプランはエネチェンジ電力比較で見つけられます。郵便番号などを入力するだけで節約額をチェックでき、そのまま申し込みもできるので、「電気代が高い」と感じた方はぜひチェックしてくださいね。

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一人暮らしのガス代平均額

一人暮らしのガス代平均額

期間ガス代
2023年1月〜3月4430円
2023年4月〜6月3304円
2023年7月〜9月2140円
2023年10月〜12月2358円

出典:家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表|政府統計の総合窓口

ガス代は電気代ほど大きな変化はありませんが、夏よりも冬の方が多くかかっています。ガスでお湯を沸かしている場合、冬は水温が低く、お湯を沸かすためにガスを多く使うのでガス代が多くかかります。

また、給湯温度を夏よりも高めに設定することで、1回のシャワーやお風呂で使うガスの量はさらに多くなります。ガス暖房を使っている方はその分のガス代もかかります。

一人暮らしの水道代平均額

一人暮らしの水道代平均額

期間水道代
2023年1月〜3月2163円
2023年4月〜6月2093円
2023年7月〜9月2122円
2023年10月〜12月2177円

出典:家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表|政府統計の総合窓口

一人暮らしの水道代は年間を通して大きな変化は見られませんが、生活スタイルによって高くなる場合もあります。

東京都水道局の調査によると家庭での水の使われ方の比率はお風呂(43%)、トイレ(20%)、炊事(15%)、洗濯(16%)、洗面・その他(6%)という結果が出ています。そのため、浴槽にお湯をためる頻度や自炊のペース、洗濯機をまわす回数が多ければ、水道代が高くなるといえるでしょう。
出典:水の上手な使い方 | くらしと水道 | 東京都水道局

エリア別!一人暮らしの水道光熱費の平均額

エリア別の一人暮らし光熱費のイメージ

次に、エリア別に一人暮らしの水道光熱費の平均額を紹介しましょう。

地方によっていくらか上下はしますが、冬場の光熱費はおおむね高くなる傾向にあります。寒い時期にはついつい暖房器具のスイッチを入れてしまうものですが、この表を見ても分かるとおり、決して安い額ではありません。

特に現在払っている光熱費がこの平均額よりも高い人は要注意!電気やガスをどこかで無駄遣いしているのかも……?

【北海道・東北地方】一人暮らしの水道光熱費平均額
期間電気ガス水道
2023年1月~3月11730円3745円2435円
2023年4月~6月6166円2920円2068円
2023年7月~9月6750円1871円2325円
2023年10月~12月7151円1805円2555円
【関東地方】一人暮らしの水道光熱費平均額
期間電気ガス水道
2023年1月~3月8144円4423円1884円
2023年4月~6月5335円3259円2075円
2023年7月~9月5272円2090円2097円
2023年10月~12月5538円2373円2086円
【北陸・東海地方】一人暮らしの水道光熱費平均額
期間電気ガス水道
2023年1月~3月11125円4462円2308円
2023年4月~6月5974円3534円2326円
2023年7月~9月6987円2282円2433円
2023年10月~12月6004円2705円2447円
【近畿地方】一人暮らしの水道光熱費平均額
期間電気ガス水道
2023年1月~3月9049円5110円2056円
2023年4月~6月4464円3417円1973円
2023年7月~9月5036円2169円2006円
2023年10月~12月5412円2520円1904円
【中国・四国地方】一人暮らしの水道光熱費平均額
期間電気ガス水道
2023年1月~3月9450円4335円2088円
2023年4月~6月6100円3533円2015円
2023年7月~9月6116円2348円1954円
2023年10月~12月5952円2325円1941円
【九州・沖縄地方】一人暮らしの水道光熱費平均額

期間電気ガス水道
2023年1月~3月7493円4630円2405円
2023年4月~6月4813円3256円2099円
2023年7月~9月5251円2158円1881円
2023年7月~9月5125円2439円2123円

出典:家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表|政府統計の総合窓口

マンション・アパートの設備によっては水道光熱費の平均額と異なる場合も!

お住まいのマンション・アパートがオール電化だった場合は電気代がさらに高くなり、月額平均10,777円となります。

出典:オール電化の電気代平均額と節約方法|関西電力

もし、オール電化住宅に住んでいて、この金額よりも高いようでしたら、電力会社・電気料金プランを見直してみましょう。エネチェンジ電力比較では、お得な電気料金プランを見つけることができます。郵便番号などの情報を入力すらだけだから、ぜひ試してみてくださいね。

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学生寮の平均住居費・光熱費

学生寮にいる女性

一人暮らしのでも、大学生の場合は学生寮を利用する方もいます。学生寮の場合の光熱費も見てみましょう。

独立行政法人日本学生支援機構によると、学生寮の年間平均住居費・光熱費は年間で平均300,900円(国立、公立、私立を含む)。

何かと入用な学生生活ですが、学生寮を利用しても年間これだけの料金がかかるのは大きな負担と言えます。

学生寮の平均住居費・光熱費
大学の種類住居+光熱費の平均額
国立大学の学生寮227000円
公立大学の学生寮277400円
私立大学の学生寮315800円

出典:令和2年度学生生活調査・高等専門学校生生活調査・専修学校生生活調査|JASSO

光熱費の仕組み

この章では、光熱費について、課金の仕方や計算方法などの仕組みを見てみましょう。電気・ガス・水道それぞれの項目にわけて、仕組みを解説していきます。

電気代の基本的な仕組み

一般的な電力会社では、電気料金は、以下のように計算されます。

電気料金の計算式
電気料金=基本料金もしくは最低料金+電気料金単価×使用量±燃料費調整単価×使用量+再エネ賦課金単価×使用量

電力会社によっては、基本料金がないプランや独自の電源調達調整費を採用しているプランがあります。

固定料金として基本料金制と最低料金制があり、こちらは電気の使用量に関わらず一定の料金が請求されます。

その他の料金は従量料金となっており、電気を使った量に応じて課金される料金設定です。従量料金は、電気を使えば使うほど高くなるので注意しましょう。

電力自由化以降、電気料金プランは自由に切り替えられるようになりました。各電力会社では、一人暮らし向けの電気料金プランなど独自のプランを提供しています。電気料金プランを切り替えれば、電気代を安くできる場合も。

電気・ガス比較サイト「エネチェンジ」なら電気料金プランを簡単に比較できます。郵便番号などを入力するだけで、あなたにぴったりの電力会社や料金プランを見つけることができますよ。

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ガス代の基本的な仕組み

ガスには、都市ガスとプロパンガスの2種類があります。プロパンガスは、同じ量から都市ガスの2倍以上の熱を出すことができるのが特徴。しかし、ガスの値段はプロパンガスほうが高くなることも多く、月々のガス代もプロパンガスの方が高くなる場合もあります。さらに、プロパンガスは企業間での価格競争があるため、会社によって価格差が激しいのが特徴です。

都市ガスの価格設定は国の規制がかかっているため、どの地域の都市ガスでも同じ方法で計算できます。

都市ガス料金の計算式
都市ガス料金=基本料金+ガス単位料金×ガス使用量

一般的にはプロパンガスも、基本的に計算方法は都市ガスと同じです。

プロパンガス料金の計算式
プロパンガス料金=固定料金+ガス単位料金×ガス使用量

ガス代も電気代と同様に、固定料金と従量料金の組み合わせとなっており、使えば使うだけ料金は高くなります。

プロパンガスの実際の請求書には、ガス使用量と請求額しか記載されていないことがあります。その場合、内訳を出すためには、ガス単価も計算しなければなりません。

現在は、ガス自由化により、電気と同じくガス会社も自由に選べるようになりました。ガス料金のプランを見直すと、節約できるかもしれません。

水道代の基本的な仕組み

水道は自治体の水道局が管轄しており、地域によって単価が変わります。料金は、以下のような式によって計算でき、通常2カ月に一度検針・請求されます。

水道料金の計算式
水道料金=基本料金+従量料金

基本料金は、使用の有無にかかわらずかかる固定料金です。一定分量までは基本料金で使用でき、超えた分から従量料金として請求される自治体が多くあります。

一人暮らしでも実践できる!光熱費の節約術

電車のなかで携帯電話を確認する女性

光熱費が気になっている方は、まず次の節約術を実践してみてはいかがでしょう。電気代、ガス代、水道代にわけて節約ポイントを解説していきます。

一人暮らしの水道光熱費節約術1)電気代

水道光熱費のなかでも電気代が高かった方は、電力会社の切り替えと、家電製品の使い方を改善するのがおすすめです。

電力会社の切り替え

電気代の節約で、大きな節約効果があるのは、電力会社の切り替えです。

一人暮らし用の電気料金プランや時間帯によって電気代が変わるプランなど、各電力会社が様々なプランを提供しています。ライフスタイルによってプランを切り替えることで、電気代の節約につながります。

自分にぴったりの電力会社を見つけるには、電気・ガス比較サイト「エネチェンジ」が便利です。郵便番号などを入力するだけで、お得な電力プランが見つけられて、そのまま申し込みもできます。キャンペーンや特典がある電力会社もあるので、チェックしてみてください。

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家電製品の使い方を改善する

電力会社の切り替えとあわせて、家電製品の使い方を改善しましょう。エアコンや照明など、消費電力の大きい家電、使用頻度の高い家電の使い方から見直すと効率的です。

以下は、簡単にできる節約術なので、さっそく実践してみてください。

  • 冷蔵庫の扉はすぐに閉める
  • エアコンのフィルターはこまめに掃除
  • 部屋の照明器具は消費電力の少ないLEDに
  • 洗濯機に洗濯物を入れすぎない
  • テレビはこまめに電源を切る

一人暮らしの水道光熱費節約術2)ガス代

水道光熱費のなかでもガス料金が平均額よりも高かった方は、次の節約方法がおすすめです。

ガス会社の切り替え

ガス代の節約には、自分の生活スタイルにマッチしたガス会社に切り替えるのが効果的です。自分にぴったりのガス会社を見つける時は、エネチェンジガス比較が便利!郵便番号などを入力するだけで、お得なガスプランが見つけられて、そのまま申し込みもできますよ。

ガスの使い方を見直す

ガス代もちょっとした工夫で節約することが可能です。例えば次のようなガス代の節約方法だったら、すぐ生活に取り入れられるでしょう。

  • 追い炊き回数を1回減らす
  • シャワーを出す時間を1日1分短くする
  • ガスコンロは強火を使わない
  • 圧力鍋を取り入れて時短調理する
  • 食器洗いをする際はお湯の温度を下げる

一人暮らしの水道光熱費節約術3)水道代

一人暮らしで水道代が気になっている方は、水の使い方を見直してみましょう。今まで当たり前だと思っていた水の使い方を見直すだけで、節約につながりますよ。例えば、次のような水道代の節約術を実践してみてください。

  • 洗い物の際は水を流しっぱなしにしない
  • 台所の蛇口に節水アダプターをつける
  • 食器洗い機を活用して水の使用量を減らす
  • 節水機能付きのシャワーヘッドに交換する
  • トイレの水を流すときは「大」と「小」の使い分けを意識する

その他の固定費も見直そう

一人暮らしでは、水道光熱費以外の固定費もかかっているもの。これらも見直すことで、家計全体の節約につながります。例えば、下記の固定費を見直してみましょう。

スマホや携帯の通信料
スマホ料金の節約には、通信会社や料金プランの切り替えが効果的です。大手キャリアのオンライン専用プラン・サブブランド、格安SIMなどを利用すれば、安くできるかもしれません。
インターネットの通信料
自宅にインターネットの回線を引いているかたは、利用状況を振り返ってみましょう。自宅でのインターネット使用頻度が少ない方は、スマホのテザリングで充分かもしれません。他にも、モバイルWifiルータに切り替えるという手段もあります。
サブスクサービスの利用料金
契約しているサブスクリプションも見直しましょう。サブスクひとつひとつの料金は1,000円程度と高くないものですが、いつの間にか複数契約して、負担が大きくなっていることも。加入しているサブスクの使用頻度が少ないものは、解約すれば節約になります。

光熱費も含めて、かかっている固定費を洗い出して自分に合った節約方法を探しましょう。

一人暮らしでも水道光熱費は節約できる!

本記事では、一人暮らしの光熱費の平均額や節約方法をご紹介しました。
一人暮らしの大学生や社会人にとって、水道光熱費は大きな負担です。電気・ガス・水道は、毎日使うもの。水道光熱費が平均より安くできれば、請求書を見るたびにため息をつくこともなくなります。

一人暮らしの水道光熱費が平均よりも高かった方や、今よりも安くしたい方は、紹介した節約術の実践をおすすめします。

また、電力会社の切り替えは、簡単にできて大きな節約効果がある手段です。電気・ガス比較サイト「エネチェンジ」なら、郵便番号などを入力するだけで、あなたにピッタリの電力会社を探すことができます。「電気代を安くしたい」と考えているかたは、ぜひチェックしてください。

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この記事を書いた人

エネチェンジ編集部

エネチェンジ編集部

エネチェンジ内のメディア「でんきと暮らしの知恵袋」の記事を執筆しています。電気・ガスに関する記事のほか、節約術など生活に役立つ情報も配信しています。

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