節約には買い替えが効果的!?家電製品の寿命と買い替えのポイント
この記事の目次
エアコンに冷蔵庫、私たちの生活は数多くの家電製品によって支えられています。
こういった家電製品を動かすのは、電気の力。
だからこそ電気は大切に使っていきたいですね。
家庭の節電・節約のためには、家電製品はどう選んでいけばいいのでしょうか?
年間平均34,352円節約できます!
エネチェンジ電力比較診断の3人世帯を選択したシミュレーション結果で、電気代節約額1位に表示されたプランの年間節約額の平均値です。節約額はギフト券などの特典金額も含まれています(シミュレーション期間/2024年7月1日~2024年9月30日)
生活家電の寿命と買い替えの節約効果はどれぐらい?
そもそも私たちが毎日使う生活家電の寿命は一体どれぐらいなのでしょうか?
各製品の寿命と、寿命ギリギリの家電製品を最新の省エネ家電に買い替えた場合の節約効果とも比較してみましょう。
1kWhあたりの電力量単価を25.91円として計算しています
テレビ
テレビは主要部品であるバックライトの耐久性が寿命の決めてで、液晶テレビ、プラズマテレビとも寿命は6~7年といわれています。
【買い替えの節約効果】
ブラウン管テレビから液晶テレビへ買い替えれば年間約4,000円が、液晶型テレビを最新機種に買い替えると年間約1,600円の電気代が削減ができます。
テレビの型ごとの電気代の違いや、2Kテレビと4Kテレビの電気代の違いについて、以下の記事でご説明しています。
冷蔵庫
現在販売されている冷蔵庫の寿命は8~10年といわれていますが、15年から20年も稼働している冷蔵庫も多いようです。
【買い替えの節約効果】
450ℓ前後の冷蔵庫(4人家族向けサイズ)を最新機種に買い替えると、年間約12,000円の電気代が削減できます。
冷蔵庫の買い替え効果については以下の記事で詳しく説明しています。
冷蔵庫の消費電力を比較したら買い替えない理由がなかった!
冷蔵庫の買い替えで電気代がいくらお得になるのか計算してみたら驚きの結果が!
洗濯機
洗濯回数の寿命は2500回~3500回ぐらい、洗濯機は7~8年が寿命だといわれています。
部品を7年間しか製造しないメーカーがあることも寿命に影響しています。
【買い替えの節約効果】
毎日洗濯と乾燥をするドラム式の洗濯乾燥機を最新機種に買い替えると、年間約7,000円の電気代が削減できます。
洗濯機の買い替え効果については以下の記事で詳しく説明しています。
エアコン
エアコンはコンプレッサーなどの精密部品が多いので、メーカーの見解では寿命は7~10年だといわれています。
【買い替えの節約効果】
毎日9時間程度使うエアコンを最新機種に買い替えると、年間約6,000円の電気代が削減できます。
エアコンの買い替え効果については以下の記事でご説明しています。
エアコンの買い替えによる節電効果は15年前とくらべて43%にも!
最新省エネエアコンのメーカー比較、買い替え時に知っておきたいポイントについて、以下の記事でご説明しています。
掃除機
家庭用掃除機はモーターの耐久性が寿命の決めてで、一般的に7~8年が寿命なのですが、ドイツのミーレ社は耐用年数20年の掃除機を販売しています。
【買い替えの節約効果】
紙パック式とサイクロン式でも消費電力の差が大きいのですが、8年前の紙パック式掃除機と最新省エネ家電とでは消費電力に2倍もの違いがあり、年間約600円の電気代が削減できます。
掃除機の紙パック式とサイクロン式の違い、それぞれの電気代の違いについて、以下の記事でご説明しています。
電子レンジ
電子レンジの寿命は9~10年ですが、新製品の切り替えが早いため部品が5年ほどしか作られず、修理ができないために買い替えが早くなる面があります。
【買い替えの節約効果】
最新のものは定格消費電力は大きくても出力が大きいのでその分調理時間が短く、毎日冷凍ご飯1膳を温めると年間約200円の電気代が削減できます。
家電製品を買い替えることで節電・節約ができます
家電製品を買い替える理由で多いのは、
- 1 故障してしまった ⇐冷蔵庫などの生活必需品の買い替え理由に多い
- 2 結婚や引っ越しなどで生活が変わった
- 3 新機種や新デザインの物が発売された ⇐パソコンなどの嗜好品の買い替え理由に多い
この3つ。
この理由に省エネをプラスして家電製品の買い替えを考えることで、家庭の電気代はもっと減らすことができるかもしれません。
家電製品買い替えのベストタイミングは?
家電製品は10年を目安に、大幅に性能がアップしています。
使い勝手の良い家電製品でもいつかは買い替えをしなくてはいけないので、壊れて不便な思いをする前に、最新の省エネタイプのものに買い替えた方が家電製品にかかる電気代が安くなり、購入価格を差し引いても長い目で見てお得だといえます。
大幅に家電製品の性能が変わる「革命イヤー」も、家電製品を買い替える狙い目です。
DVD録画の規格がブルーレイディスクになった時期、デジタル放送終了によってアナログテレビが使えなくなった時などのように、次世代のスタンダードが生まれる「革命イヤー」は、買い替えのベストタイミングなんですよ。
買い替えはランニングコストを重視して検討しましょう
節電と家庭の電気代を節約するうえで大事なのは、ランニングコストを重視して家電製品を買い替えることです。
- 消費電力が大きい家電製品の買い替えは・・・
- 毎日の使用頻度が高く、消費電力が大きいエアコンや冷蔵庫、テレビなどの買い替えは、壊れる前に製品寿命を意識して買い替えるのがベスト!
- 消費電力が比較的小さい家電製品の買い替えは・・・
- 掃除機や電子レンジのように使用頻度は高くても消費電力が小さい家電製品の買い替えは、壊れなくても10年を目安に買い替えるのがベスト!
皆さんも一度自宅で使っている家電製品が何年目なのか、チェックをしてみて下さいね。
家電製品の買い替えによる節約効果をあげていくためには、電気代の基本となる電気料金も賢く選んでいきましょう。
家庭で電気を多く使う時間帯は、電気料金の単価が安い契約をしておいた方が絶対にお得!
年間にして最大13,000円も節約することができるんですよ。
皆さんも家庭に最適な電気料金プランを、エネチェンジ電力比較で見つけてみませんか?