電気代が高すぎる!月の電気代2~3万円が高いのは何人家族から?

電気代が高すぎる!月の電気代2~3万円が高いのは何人家族から?
電気代の節約、節電テクニック

電気代が高騰していますが、3人家族で月の電気代が「2~3万円」は高いのでしょうか?電気代の平均データを参考に考えてみましょう。また、電気代高騰の原因や、取れる対策についても紹介しています。

「最近、毎月の電気代が高い」「電気代が2万を超えてしまったけど、これってふつう?」「5人家族なら電気代が3~4万円でも問題ない?」など、最近の電気代の値上げの影響を受けて「電気代が高すぎる」という印象を受けてはいるものの、比較が難しく、困惑している方もいらっしゃるかと思います。

とはいえ、毎月の電気代が2万円を超えてくると、かなりの家計の負担になってきます。

この記事では、電気代が高いかどうか目安になる平均額を紹介しながら、電気代が高くなる要因と対策を解説します。

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電気代が高すぎて困惑している方の声

2021年9月から燃料費調整額が値上がりをつづけ、2023年2月現在においても電力会社による値上げの発表がつづいています。

このような電気代の値上がりを受け「電気代が高すぎる」という声があがっています。なかには月の電気代が4万円を超えている家庭もあるようです。

ただ「電気代が高すぎる」と判断するためには、世帯人数、自分の電気の使い方を把握しておくことが必要です。

そこで世帯人数別に電気代がいくら以上になると「高すぎる」といえるのか、目安を紹介していきます。

2人暮らしの1カ月の電気代は「15,000円」を超えると高すぎる

総務省統計局の家計調査によると、2022年の2人暮らしの電気代平均額は1カ月あたり11,307円でした。年間になおすと135,684円、1日あたり約372円になります。

期間2人暮らし電気代平均額
1カ月11,307円
1年間135,684円

出典:総務省統計局「家計調査 家計収支編」2022年年次(総世帯)

2人暮らしの場合、電気代が月15,000円を超えてくるようになると、電気代が高くなりすぎといえそうです。

3人暮らしの1カ月の電気代平均額

3人暮らしになると、2人暮らしよりも多く電気を使うようになるので、電気代の平均額も上がります。

同じく総務省統計局の家計調査によると、2022年の3人暮らしの電気代平均額は1カ月あたり13,157円でした。年間になおすと157,884円、1日あたりでは約433円になります。

期間3人暮らしの電気代平均額
1カ月13,157円
1年間157,884円

出典:総務省統計局「家計調査 家計収支編」2022年年次(総世帯)

3人暮らしでは、電気代が月15,000円を超えるとやや注意、20,000円を超えるようだと明らかに電気代が高すぎだといえるでしょう。

ただし、電気代は家の構造や広さによっても変わってきます。戸建ての場合は電気代がかかりがちで、マンションなどの集合住宅より高くなる傾向があります。戸建て住宅のほうが電気代がかかる理由としては専有面積が広いこと、冷暖房効率が集合住宅に比べると低いことが考えられます。電気代が高すぎるかどうかを判断する際には、住居形態も考慮する必要があります。

電気代は季節によっても変動

ここまで2人暮らし、3人暮らしの1カ月の電気代平均額を見てきましたが、電気代は季節によって大きく変動し、2人暮らし・3人暮らしともに1~3月が高額でした。冬には、電力消費量の多い暖房器具の利用が多いことが要因と考えられます。

季節別の電気代の平均をまとめました。

時期2人暮らし3人暮らし
1~3月13,216円

15,320円
4~6月10,657円12,599円
7~9月10,446円12,062円
10~12月10,910円12,648円

出典:総務省統計局「家計調査 家計収支編」2022年四半期(総世帯)

3~4人家族で電気代が3万円以上になる原因と対策

3~4人家族で電気代が3万円以上になる場合には、明らかに電気代が高すぎといえます。電気代が高くなる原因と対策を紹介します。

電気代の節約につながる工夫を行っていない

3~4人家族で電気代が月3万円以上になった場合、まずは電気の使い方について見直してみましょう。電気代が上がる原因としては、以下が挙げられます。

  • エアコンやテレビのつけっぱなし
  • エアコンの温度設定が高すぎる/低すぎる

思い当たることがあれば、まず改善してみましょう。

また、以下の場合も電気代が上がる要因になります。

  • 常用する電化製品が増えた
  • 在宅時間が増えて電気使用量が増えた

エアコンのほかにも、空気清浄機や除湿機、セカンド冷蔵庫・冷凍庫など稼働時間の長い電化製品を使うようになると電気代が上がります。在宅時間が増えた場合も、必然的に電気を使うことも多くなります。

また、電気代が高くなっている方の中には、ペットを飼っていてエアコンを常時稼働させていなければならないなど、事情がある方もいるでしょう。オール電化の場合にも、電気使用量は平均より多くなります。これらの場合には、電力会社や電力プランに有利なものがないかどうか調べてみることをおすすめします。

電気代の値上がりによる影響も

電気代が高くなってしまう理由は、電気の使いすぎだけではありません。特に近年「電気の使い方は変わっていないのに、電気代が高くなった」と感じる方も多いでしょう。

その理由は、電気料金の値上がりです。気候変動による再生エネルギー供給量の低下や、ウクライナ情勢の影響により、原油や石炭、天然ガスなどの燃料価格の高騰が続き、電力調達価格が上昇しています。

電気代の高騰は家庭や企業にとって大きな打撃です。そこで、国は軽減対策として「電気・ガス価格激変緩和対策事業」を開始しました。この対策事業により、電気代は単価割引という形で負担が軽減されています。

ただし国の対策事業は9月使用分までなので、2023年10月以降は再び電気代が高くなる可能性があります。

電気代が平均に比べて高すぎる場合は電力会社の切り替えを検討しよう

平均に比べて電気代が高すぎる場合、電力会社の切り換えで電気代を抑えられる可能性があります。

また、電力自由化以降に電力供給を始めた「新電力」と呼ばれる電力会社もチェックを。いまよりも電気代が低く設定されているプランが見つかるかもしれません。

エネチェンジでは、世帯人数や在宅状況、現在の電気の使用量からお得な電力会社・プランを検索できます。電力会社を切り替えることで、電気代がどれくらい安くなるか確認できるので、ぜひご活用ください。

この記事を書いた人

エネチェンジ編集部

エネチェンジ編集部

エネチェンジ内のメディア「でんきと暮らしの知恵袋」の記事を執筆しています。電気・ガスに関する記事のほか、節約術など生活に役立つ情報も配信しています。

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