電気料金を比較!「高い電力会社」は?電気料金ランキング

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お住まいの地域によって契約できる電力会社は異なり、電気料金にも地域差があります。そうなると、自分の住んでいる地域の電気料金は、他の地域と比較して高い?安い?と、気になっている方も少なくないはず。
この記事では、旧一般電気事業者10社の電気料金を比較し、ランキングにしました。10社中、電気料金の高い電力会社は……。
旧一般電気事業者とは、北海道電力・東北電力・東京電力エナジーパートナー(以下、東京電力EP)・中部電力ミライズ・北陸電力・関西電力・四国電力・中国電力・九州電力・沖縄電力をいいます。
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- 更新日
- 2022年10月25日
高い電力会社はどこ?電気料金ランキング
東京電力EPや中部電力ミライズなど旧一般電気事業者のなかで、電気料金が高いのはどの電力会社なのでしょうか?
最も一般的な従量電灯制のプランで比較してみましょう。北海道電力・東北電力・東京電力EP・中部電力ミライズ・北陸電力・九州電力は「従量電灯B」、関西電力・中国電力・四国電力は「従量電灯A」、沖縄電力は「従量電灯」をシミュレーション対象プランとします。
さらに「従量電灯B」は10〜60Aと契約アンペアの大きさによって基本料金が決められるアンペア制、「従量電灯A」と「従量電灯」は各社指定の電力量まで一定料金がかかる最低料金制、と料金体系が異なるため、ランキングも2つに分けます。
一般家庭の1カ月の平均的な電気使用量250kWh(アンペア制のプランは30A)で計算して、ランキングにしました。
各社、基本料金(または最低料金)+電力量料金で算出。消費税10%込み。再エネ賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)、燃料費調整額は含めていません。
【アンペア制】旧一般電気事業者「従量電灯B」の料金ランキング(高額順)
- 1位 北海道電力
- 7,833.2円
- 2位 中部電力ミライズ
- 6,699.1円
- 3位 東京電力EP
- 6,686円
- 4位 東北電力
- 6,512.5円
- 5位 九州電力
- 5,984円
- 6位 北陸電力
- 5,691.7円
旧一般電気事業者「従量電灯B」のなかで最も電気料金が高いのは、北海道電力「従量電灯B」。最も安い北陸電力「従量電灯B」と比較すると、2,141.5円もの差があります。
契約容量30Aで1カ月の電気使用量を250kWhとして計算。消費税10%込み。再エネ賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)、燃料費調整額は含めていません。
【最低料金制】旧一般電気事業者「従量電灯A」「従量電灯」の料金ランキング(高額順)
旧一般電気事業者「従量電灯A」「従量電灯」のなかで最も電気料金が高いのは、沖縄電力「従量電灯」。最も安い関西電力「従量電灯A」と比較すると814.74円もの差があります。
1カ月の電気使用量を250kWhとして計算。消費税10%込み。再エネ賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)、燃料費調整額は含めていません。
電気料金の内訳はどうなっているの?
この章では一般的な電気料金の内訳をご紹介します。
電気料金の内訳
先ののランキングは1カ月の電気使用量を250kWh、アンペア制の場合は30Aの契約と仮定して、基本料金(最低料金)と電力量料金を計算して比較しています。しかし毎月の電気料金には、基本料金(最低料金)と電力量料金以外にも支払わなければならない項目があります。
一般的には、1カ月の電気料金は以下のような内訳となっています。
それぞれの項目を詳しく解説しましょう。
- 1. 基本料金、または最低料金
- 使用量に関わらず毎月必ず支払う固定費用です。北海道電力、東北電力、東京電力EP、北陸電力、中部電力ミライズ、九州電力の一般的な電気料金プラン「従量電灯B」を契約している方は契約容量ごとに基本料金が設定されています。関西電力、中国電力、四国電力エリアの一般的な電気料金プラン「従量電灯A」を契約している方と、沖縄電力エリアの一般的な電気料金プラン「従量電灯」を契約している方には最低料金が設定されています。
- 2. 電力量料金単価×使用量
- 使用量分の電気料金です。電力量料金単価は、電力会社・電気料金プランごとに異なります。
- 3. 燃料費調整単価×使用量
- ほぼ全世帯・施設が対象となります。火力発電で使う燃料の輸入価格は常に変動しているため、その変動分を調整するために毎月「今月の燃料費調整額はいくらです」と自動的に電気料金に含まれて請求されてくるものです。飛行機の燃油サーチャージと似た仕組みです。くわしくは「電気代に含まれる燃料費調整額とは?」をご覧ください。
- 4. 再エネ賦課金単価×使用量
- こちらも、すべての世帯・施設が対象となります。再エネ賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)とは、風力発電・地熱発電・水力発電などの再生可能エネルギー発電を普及・拡大させることを目的に、電力会社が再生可能エネルギーを買い取る際の費用を消費者が負担するものです。再エネ賦課金単価は国が決めます。くわしくは「再生可能エネルギー発電促進賦課金とは?」をご覧ください。
電気代を節約するためには?
「3. 燃料費調整単価」と「4. 再エネ賦課金単価」は選べません。電気料金を安くするためには、ライフスタイルにあっている「1. 基本料金または最低料金」「2. 電力量料金単価」が今よりも割安な電力会社・プランを選べばよいということになります。
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その他項目が追加される電力会社も
ここまでで解説したのは、あくまで一般的な電気料金プランの内訳です。電力会社・電気料金プランによっては、当てはまらないものもあります。例えば、日本卸電力取引所(JEPX)の取引価格に連動して電気料金プランの単価が決まる「市場連動型プラン」では、電源調達調整費などの項目が追加されるパターンも。
現在契約中の電気料金プランの内訳が気になっている方は、約款・重要事項説明書などを確認してみましょう。
旧一般電気事業者、エネチェンジで扱っている電力会社に市場連動型プランはありません。
厳選!乗り換え先におすすめの電力会社
電力会社を乗り換えるなら、事前のシミュレーションが大切。まずは、おすすめの乗り換え先候補をご紹介します。 下記の旧一般電気事業者の従量電灯プランとは、北海道電力・東北電力・東京電力・中部電力・北陸電力・九州電力の「従量電灯B」、関西電力・中国電力・四国電力の「従量電灯A」を指しています。よかエネ

TERASELでんき

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電気料金プランは、エリアによって電気代が違うことがわかりまたね。現在契約している電力会社の電気代が高いと感じているなら、他社の電気料金プランに切り替えるのがおすすめです。
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