環境省が推奨する省エネ温度28℃の設定温度を日中使えている人はわずか20％！

エネチェンジはこのたび行ったアンケートで、全国100人の消費者にエアコンの使い方や持っているエアコンについての質問を行いました。

日中のエアコン冷房の設定温度は、「27℃～25℃」設定にしている人が58%と一番多く、環境省推奨温度の「28℃」以上にしていると答えた人はたったの20%でした。

夜にエアコン冷房を使うときの設定温度も27℃～25℃が最多

また、日中に比べて気温が下がる夜になっても、27℃～25℃設定にしている人が58％と最多でした。28℃設定で過ごせている人は33％と少ないことがわかります。

使っているエアコンの年代が新しいほど、28℃設定でも涼しく過ごせていることが判明！

今から10年前の2005年製のエアコンを使っている人のうち、28℃設定で過ごせている人の割合が16.7％なのに対し、2011年以降に製造されたエアコンを使っている人の中で28℃設定で過ごせている人の割合は24.2％と、新しいエアコンを使っている人のほうが高めの温度設定でも涼しく過ごせていることがわかりました。

10年以上前のエアコンを使っている人は24％も！

10年以上前の古いエアコンを使っている人は全体の24％となっています。4人に1人が古いエアコンを使っているということになりますね。

28℃設定ができている人はエアコンの掃除を定期的にしていた！

日中28℃設定で過ごせている人達の60％が、エアコンの掃除を定期的にしていることがわかりました。

設定温度が高い人は暑さを避ける3つの工夫をしていた！

エアコン以外の暑さ対策方法を聞いたところ、設定温度が高く節電上手な人が行っている人は設定温度が低い人よりも、

• 窓の外に日よけをつける
• 涼しい素材の服を着る
• 窓に断熱フィルムを貼る

という3つの工夫をしている人の割合が多いことがわかりました。

このことから、エアコン冷房で効率よく部屋を冷やすためには「窓から入る日光で部屋の温度をあげない」ことと、「涼しい服を着ることで冷やし過ぎを防ぐ」ことが効果的であることがわかりますね。

今すぐできる効果絶大のエアコンの電気代節約テクニック！

節電上手さんたちが多く行っている、窓の断熱やフィルター掃除をすることでエアコンの節電効果は高まります。また、それに加えて正しいエアコンの節電テクニックを知ることでもっと電気代を節約することができるんですよ！
エアコンの正しい節約方法を以下にご紹介していきます。

窓は断熱シートやすだれ・よしずで熱を遮って節電

すだれやよしず、緑のカーテン、断熱シートなどで窓を断熱しましょう。外からの熱を遮断することで室温の上昇を防ぎ、冷房代を節約できます。

すだれ・よしずの取り付け方について、以下の記事でご説明しています。

すだれ・よしずは暑い夏に効果絶大！涼しくエコに過ごせます！

緑のカーテンの作り方について、以下の記事でご説明しています。

超簡単！ゴーヤで「緑のカーテン」を作ろう！

エアコンと扇風機のW使いで1部屋3,000円節電！

エアコンを使う際は、エアコンのみで運転するのではなく、エアコンと扇風機をW使いすることで夏の電気代を1部屋3000円も節約できるんですよ！

詳細は以下の記事でご説明しています。

扇風機＆エアコンのW使いで夏の電気代が1部屋3000円近くも節約できる！

冷房とドライの正しい使い分け方を知って節電

エアコンの冷房は室温を下げるための機能、ドライは湿度を下げるための機能です。室内の気温、湿度に合わせて適切に使い分けることで、最短で快適な空調を整えることができ、エアコンの電気代を無駄なく節約できます。

エアコンの冷房と除湿の使い分け方について、以下の記事でご説明しています。

エアコンの冷房とドライはどう使い分けたらいいの？

古いエアコンは買い替えで18,000円もの電気代節約に！

エアコンの買い替えによる節電効果は大きく、15年前のエアコンを買い替えた場合、年間18,000円以上も電気代が節約できるんですよ！

詳細は以下の記事でご説明しています。

エアコンの買い替えによる節電効果は15年前とくらべて43%にも！

電気料金プラン見直しで節電！電気代節約額は15,000円以上にも！

電気料金プランを最適なものへ見直すと、それだけでなんと年間15,000円以上も電気代の節約が可能なんです！プラン選びをせずにはじめに契約したそのままのプランを使っていたらもったいないんですよ！

詳細は以下の記事でご説明しています。

電気代節約の新常識！電気料金プランを選ぶだけで簡単節約