光熱費の節約法9選!光熱費を年間10万円削減する方法を解説
この記事の目次
固定費である光熱費を削ることができれば家計が少し楽になるのに、と悩んでいる人いませんか? 光熱費の年間平均額は3人世帯で270,036円になります。
今回は、光熱費を少しでも安くしたいと考えている方のために9つの光熱費の節約術をご紹介します。この記事で紹介する節約方法をすべてためした場合、年間10万円以上、光熱費を節約することが期待できます。ぜひ参考にしてください。
なお、水道光熱費に限らず、固定費全般を節約したい方は次の記事をチェックしてください。
固定費の節約方法について、以下の記事でご説明しています。
- 更新日
- 2024年7月31日
世帯人数別の水道光熱費
世帯人数 | ひと月あたりの水道光熱費平均額 | 年間あたりの水道光熱費平均額 |
---|---|---|
2人世帯 | 19168円 | 230016円 |
3人世帯 | 22503円 | 270036円 |
4人世帯 | 23477円 | 281724円 |
5人世帯 | 25644円 | 307728円 |
出典:家計調査/家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表|e-stat
上記の表は2021年の世帯人数別ひと月あたりの光熱費平均額です。家賃、光熱費、通信費、住宅や車のローンなどの固定費のうち、水道光熱費だけで年間こんなにたくさんかかっているんですよ。水道光熱費を削ることができれば、家計の大きな節約につながりますよね。
なお、世帯人数ごとの光熱費の平均額について知りたい方は、以下の記事をチェックしてください。
一人暮らしの光熱費の平均額について、以下の記事でご説明しています。
二人暮らしの光熱費の平均額について、以下の記事でご説明しています。
四人家族の水道光熱費の平均額について、以下の記事でご説明しています。
水道光熱費の節約が期待できる9つの方法を、「電気代」「ガス代」「水道代」に分けてご説明していきます。
これからご説明する方法の目次は以下のようになり、すべての方法を試した場合の合計節約額はなんと、年間約10万円以上となります。
- 電気代を節約するためにこれだけはやっておきたい3つの方法
- 1)古い家電を買い替えて、年間約35,229円節約!
- 2)電気の契約を見直して、年間約34,352円節約!
- 3)家電の使い方を見直して、年間約26,460円節約!
- ガス代を節約するためにこれだけはやっておきたい3つの方法
- 4)お風呂の入り方を見直して、年間約8,260円節約!
- 5)料理の仕方を見直して、年間約13,440円節約!
- 6)ガスの契約を見直す
- 水道代を節約するためにこれだけはやっておきたい3つの方法
- 7)キッチンの使い方を見直して、年間約8,570円節約!
- 8)洗濯機の使い方を見直して、年間約4,360円節約!
- 9)お風呂の入り方を見直して、年間約1,140円節約!
それでは、順番に節約方法を見ていきましょう。それぞれ節約額の高い順にご説明していきます。
電気代を節約するためにこれだけはやっておきたい3つの方法
1)古い家電を買い替えて、年間約35,229円節約!
- 家の照明器具をLED照明に買い替えた場合、4LDKなら年間約14,808円の電気代節約に!
- 15年前のエアコンを買い替えた場合、12畳向けなら年間約6,021円の電気代節約に!
- 10年前の冷蔵庫を買い替えた場合、年間約6,615円の電気代節約に!
- 10年前の洗濯機を買い替えた場合、毎日洗濯乾燥を行うなら年間約7,785円の電気代節約に!
照明、エアコン、冷蔵庫、洗濯機を買い替えた場合の電気代節約額の詳細は、以下の記事でご説明しています。
給湯器やコンロを最新の省エネ家電に交換しても、かなり大きな節約が期待できますよ!
2)電力会社を切り替えて、年間34,352円節約!
電力会社といっても、ポイントやマイルが貯まるプランや、環境に配慮した再生可能エネルギー比率の高い電気を使いながら電気代も節約できるプランなど、さまざまな種類があります。
また、特定のクレジットカードによる支払いでポイント還元率が上がったり、毎月の電気料金が割引されるといった特典を用意している電力会社もあります。そうしたお得な支払い方法を選ぶことでも節約に繋がりますよ。
「エネチェンジ電力比較」では、ご家庭の電気の使い方に合ったプランをかんたんに比較でき、節約額の目安もひと目でわかります。気に入ったプランがあれば、そのままお申し込みいただけます。最適なプランを選んで、電気代を節約していきましょう。
平均34,352円/年の節約!
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電気とガスのセットプランを選ぶのも手
光熱費を節約したい方は、電気とガスのセットプランを選ぶというのもひとつの手です。セット割引が適用されて電気代・ガス代を安くできるだけでなく、光熱費の支払いもひとつにまとめられるので家計管理がラクになるというメリットも◎
ご家庭の電気・ガスの使い方によって、セットプランがお得な場合と、電気・ガスをそれぞれ別々の会社で契約した方がお得になる場合があります。どのプランを契約するのがいちばんお得になるか、エネチェンジで比較・検討してみてくださいね。
3)家電の使い方を見直して、年間約26,460円節約!
- 洗濯機の使い方を見直して、年間約8,500円節約!
- 電気料金プランごとに電気代の割安な時間帯と割高な時間帯があります。洗濯乾燥機を使用する場合などは、タイマーを使って電気代の安い時間帯に使用することで、年間約8,500円以上の電気代節約が可能になります。
- エアコンの使い方を見直して、年間約6,110円節約!
- エアコン運転時はサーキュレーターや扇風機を使い空気を循環させることで、シーズンあたり1部屋約3,000円の節約が可能になります。
- 室内温度は夏は28℃、冬は20℃設定を目安にすることで、冷房時約820円、暖房時約1,430円の節約が可能になります。
- エアコンのフィルターをこまめに掃除することで、年間約860円の節約が可能になります。
- テレビの使い方を見直して、年間約1,180円節約!
- テレビを見ていない時にこまめに電源を切ることで、年間約450円の節約が可能になります。
- テレビの明るさを調節(最大から中へ)することで、年間約730円の節約が可能になります。
- 冷蔵庫の使い方を見直して、年間約4,510円節約!
- 季節ごとに冷蔵庫の温度調節をすることで、年間約1,670円の節約が可能になります。
- 冷蔵庫を壁につけすぎずに適切な放熱スペースを確保することで、年間約1,220円の節約が可能になります。
- 冷蔵庫に食品を詰め込みすぎないようにすることで、年間約1,180円の節約が可能になります。
- 冷蔵庫の扉の開閉回数を減らすことで、年間約440円の節約が可能になります。
- ポットの使い方を見直して、年間約2,900円節約!
- 電気ポットは長時間保温せず必要な時に必要なだけ沸騰させるようにすることで、年間約2,900円の節約が可能になります。
- トイレの使い方を見直して、年間約2,020円節約!
- 暖房便座のふたを閉めておくことで年間約1,080円の節約が可能になります。
- ウォシュレット、便座暖房の設定温度を季節ごとに変えることで、年間約940円の節約が可能になります。
- 炊飯器の使い方を見直して、年間約1,240円節約!
- 炊飯後、保温をせずにコンセントから電源プラグを抜くようにすることで、年間約1,240円の節約が可能になります。
上記にあげた家電の使い方の見直し方、節約額詳細について、以下の記事で詳しくご説明しています。
季節に応じた節電方法について、以下の記事で詳しくご説明しています。
ガス代を節約するためにこれだけはやっておきたい3つの方法
4)お風呂の入り方を見直して、年間約8,260円ガス代を節約!
- 追い焚き回数を1回少なくできると年間約6,190円の節約が可能
- シャワーを出す時間を1日1分短くできると年間約2,070円の節約が可能
お風呂で使うガス代の詳しい節約方法や節約額の詳細は、以下の記事でご説明しています。
5)料理の仕方を見直して、年間約13,440円ガス代を節約!
- 食器を洗うときは手洗いよりも食器洗い乾燥機でまとめ洗いをするようにすると、年間約8,570円節約可能
- 野菜の下茹では電子レンジを活用することで、年間約3,000円節約可能
- 食器を洗うときは、お湯の温度を低温に設定すると年間約1,430円節約可能
- 炎は強火ではなく、中火で調理するよう心がけると年間約390円節約可能
キッチンで使うガス代の詳しい節約方法や節約額の詳細は、以下の記事でご説明しています。
6)ガスの契約を見直す
エネチェンジガス料金比較では、お住いのエリアで選べる都市ガス会社のプランの中から、アナタにピッタリなガス料金プランがわかります。プロパンガスをご利用の方も、プロパンガス料金比較がご利用いただけます。ぜひおためしください。
水道代を節約するためにこれだけはやっておきたい3つの方法
7)キッチンの使い方を見直して、年間約8,570円節約!
食器を洗う際は食器洗浄機が省エネです。資源エネルギー庁によると、食器を洗う際、手洗いではなく食器洗浄機を使うことで、年間約36.65㎥の水道代が節約できるとされています。
出典:キッチン|家庭向け省エネ関連情報 無理のない省エネ節約|経済産業省資源エネルギー庁
節約額は約8,570円です。
8)洗濯機の使い方を見直して、年間約4,360円節約!
洗濯物は少量ずつ毎日洗うのではなく、まとめ洗いをするようにしましょう。資源エネルギー庁によると、洗濯物をまとめ洗いすることで、年間約16.75㎥の水道代が節約できるとされています。
出典:洗濯機・掃除機|家庭向け省エネ関連情報 無理のない省エネ節約|経済産業省資源エネルギー庁
節約額は年間約4,360円となります。
9)お風呂の入り方を見直して、年間約1,140円節約!
シャワーは流しっぱなしにせずこまめに止めるようにしましょう。資源エネルギー庁によると、シャワーの時間を1日1分短くすることができれば、年間約4.38㎥の水道代が節約できるとされています。
出典:風呂・トイレ|家庭向け省エネ関連情報 無理のない省エネ節約|経済産業省資源エネルギー庁
節約額は年間約1,140円となります。
9つの光熱費の節約方法をためして、光熱費をかしこく節約していきましょう
家計を圧迫している光熱費を節約するために、今回ご紹介した9つの効果的な節約方法、参考にしてみてくださいね。
- 1)古い家電を買い替えて、年間約35,229円節約!
- 古い照明器具(LEDへ)、エアコン、冷蔵庫、洗濯機は買い替えによる節約効果が大きい。
- 2)電気の契約を見直して、年間約28,311円節約!
- 一番安く使える電力会社の電気料金プランを選ぶ。(エネチェンジ電力比較が便利です。)
- 3)家電の使い方を見直して、年間約26,460円節約!
- 洗濯乾燥機は電気料金プランの電気代の安い時間帯に使う。エアコンはサーキュレーターや扇風機を併用し、室内温度の目安は夏28℃/冬20℃、フィルターはこまめに掃除する。テレビはこまめに電源を切り、明るさを調節する。冷蔵庫は季節ごと温度調節し、適切なスペースを確保、食品を詰め込みすぎない、扉の開閉回数を減らす。電気ポットは必要な分だけ沸騰させる。炊飯器は保温せずに電源プラグを抜く。トイレは暖房便座のふたを閉め、季節ごとに設定を変える。
- 4)お風呂の入り方を見直して、年間約8,260円ガス代を節約!
- できるだけ追い焚きはしない、シャワーは出しっぱなしにしない。
- 5)料理の仕方を見直して、年間約13,440円ガス代を節約!
- 食器洗い乾燥機でまとめ洗いをする、野菜の下茹では電子レンジを活用する、食器を洗うときはお湯の温度を低温に設定する、中火で調理するよう心がける。
- 6)ガスの契約を見直す
- 一番安く使えるガス会社のガス料金プランを選ぶ。(エネチェンジガス料金比較が便利です。)
- 7)キッチンの使い方を見直して、年間約8,570円節約!
- 手洗いではなく食器洗浄機が省エネ。
- 8)洗濯機の使い方を見直して、年間約4,360円節約!
- 洗濯物はまとめ洗いをする。
- 9)お風呂の入り方を見直して、年間約1,140円節約!
- シャワーは出しっぱなしにしない。
これで頭を悩ましていた光熱費を節約していけますね!
もっと簡単に節約できる方法が知りたい……電気代、ガス代は自分に見合った料金プランに切り替えるだけで節約できます!
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