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東京の一人暮らしは電気とガスのセット契約がおトク!?本当に電気代の安い電力会社の選び方とは?

電力自由化ニュース

東京での一人暮らしは電気とガスのセット契約がおトクになる!?電力自由化・ガス自由化により電力会社やガス会社の選択肢が増え、どのように選べばよいか迷っている方も多いでしょう。この記事では東京で一人暮らしをする方が押さえておきたい電気・ガスのセット契約のポイントとおトクな電力会社・ガス会社の選び方を紹介します。

この記事の目次

電力小売全面自由化がスタートして電力会社を自由に選べるようになり、電気とガスのセット割引など新しいサービスも続々と登場しています。東京で一人暮らしをしていて、電気代を安くできる電力会社をお探しの方も多いでしょう。

そこでこの記事では、東京の一人暮らしで選べる電気・ガスのセット契約のプランのほか、セット割引がなくても電気代をおトクにできる電力会社の選び方を紹介します。

また、一人暮らしにおすすめの電力会社やガス会社も紹介していますので、ぜひ選ぶ際の参考にしてみてください。

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一人暮らしの月々の電気代・ガス代は平均でどれくらいかかる?

初めて一人暮らしをする方にとっては、毎月どれくらいの電気代がかかるか気になるところでしょう。まずは一人暮らしでかかる電気代について解説していきます。

大都市圏の一人暮らしにかかる電気代は平均5,137円

総務省が発表する「家計調査(2018年データ)」によると、全国の単身世帯における月額の平均電気代は5,852円となっています。

また、東京都区部および政令指定都市を対象とする「大都市圏」にしぼると、単身世帯の平均電気代は5,137円と低めの数値になります。これは都市部ほど学生や就労者の単身世帯の割合が多く、日中の電気使用が少ない傾向があるためと考えられます。

そのため、進学や就職などでこれから東京や周辺都市部で一人暮らしを始める方にとっては、こちらのほうが実態に近い数値といえそうです。ただし、これは年間の平均値になるため、夏季・冬季のエアコンを多く使う時期は電気代が高くなり、それ以外の時期は安めになる傾向があります。

大都市圏の一人暮らしにかかるガス代は平均2,866円

同じく、総務省の「家計調査」によれば、全国の単身世帯における平均ガス代は3,104円です。これを東京都区部および政令指定都市を対象とする「大都市圏」にしぼると、単身世帯の平均ガス代は2,866円になります。

大都市圏では多くがコストの安い都市ガスの供給エリアとなっているため、全国平均よりも金額が低くなっています。ただし、大都市圏でも都市ガス供給エリア外の場所もあります。全域が都市ガス供給エリアになっている東京23区内に限れば、さらに平均額が低くなることが考えられます。

電気・ガスのセット契約は東京の一人暮らしでもおトクになる?東京電力EPと東京ガスを比較

2016年の電力自由化、2017年の都市ガス自由化によって、ガス会社が電気を販売したり、電力会社が都市ガスを販売したりと、異業種でも電気・ガスの販売ができるようになりました。

こうした動きにあわせて、「電気+他サービス」の組み合わせで契約することで料金の割引を受けられる「セット割引」の特典を用意している電力会社もあります。とくに電気・ガスは生活をするうえで基本的に必ず契約するものなので、契約をまとめて電気代・ガス代をおトクにできる電力会社は有力な選択肢の1つになるでしょう。

また、同じ事業者で契約をまとめると、料金がおトクになるだけでなく料金の支払いや明細をまとめられるというメリットもあります。

では実際に電気とガスの契約をまとめることで、どれくらいおトクになるのでしょうか。東京電力エナジーパートナー(以下、東京電力EP)で電気とガスをまとめた場合と、東京ガスで電気とガスをまとめた場合で比較してみましょう。

東京電力EPで電気とガスをセット契約する場合

まずは東京電力EPで電気・ガスをセット契約するケースです。東京電力EPでは都市ガスの販売も行っており、電気・ガスそれぞれでおトクな料金プランを打ち出しています。さらに、電気とガスをあわせて契約することで支払いをさらにおトクにできます

一人暮らしにおすすめなのは、従来の「従量電灯B」に相当する電気料金プラン「スタンダードS」とガス料金プランの「とくとくガスプラン」をあわせたセット契約です。まずは電気料金プランの「スタンダードS」からくわしく見ていきましょう。

東京電力EP「スタンダードプランS」の料金表
区分単位東京電力EP「スタンダードS」料金(税込)東京電力EP「従量電灯B」料金(税込)
基本料金10A1契約280円80銭280円80銭
15A421円20銭421円20銭
20A561円60銭561円60銭
30A842円40銭842円40銭
40A1123円20銭1123円20銭
50A1404円00銭1404円00銭
60A1684円80銭1684円80銭
電力量料金最初の120kWhまで1kWh19円52銭19円52銭
121kWh〜300kWh25円98銭26円00銭
301kWh〜30円02銭30円02銭

全体的に「従量電灯B」をベースにした料金設定になっていますが、電力量料金の第二段階料金のみわずかに割安に設定されています。そのため、東京電力EPから電力会社を変更せず、電気料金プランを見直すだけでも電気代を安くすることができるでしょう。

続いて、電気とあわせて契約することでおトクになる「とくとくガスプラン」です。東京ガスの一般料金と比較してみましょう。

東京電力EP「とくとくガスプラン」の料金表
料金表1カ月の
ガスご使用量
東京電力EP「とくとくガスプラン」基本料金(税込)東京ガス「一般契約」基本料金(税込)東京電力EP「とくとくガスプラン」従量料金(税込)東京ガス「一般契約」基準単位料金(税込)
A表0m3から20m3まで722円84銭745円20銭138円38銭142円66銭
B表20m3をこえ80m3まで1005円70銭1036円80銭124円24銭128円08銭
C表80m3をこえ200m3まで 1173円31銭1209円60銭122円14銭125円92銭
D表200m3をこえ500m3まで1801円87銭1857円60銭119円00銭122円68銭
E表500m3をこえ800m3まで5992円27銭6177円60銭110円62銭114円04銭
F表800m3をこえる場合11858円83銭12225円60銭103円29銭106円48銭

比較すると、東京ガスの一般料金よりも3%安い(※)単価に設定されています。そして、電気とガスを両方契約することでさらにおトクな割引が適用になります。※東京ガス一般料金(消費税等相当額を含み、原料調整額は含まない)との比較

「ガスセット割」で100円/月割引
電気とガスをあわせて契約することで「ガスセット割」が適用となり、電気代から毎月100円、年間で1,200円割引になります。
「スタート割」で12カ月間ガス代が5%割引
「とくとくガスプラン」を契約すると「スタート割」が適用となり、12カ月間ガス代が5%割引になります。

東京電力EPのセット契約はどれくらいおトク?

大都市圏における単身世帯の平均電気代5,137円を東京電力EP「従量電灯B」(契約アンペア数30Aの場合)で換算すると、1カ月の平均電気使用量は約195kWhとなります。また、同じく平均ガス代2,866円を東京ガス「一般契約」で換算すると、1カ月の平均ガス使用量は15m3となります。この数値をもとに、セット割が適用になった場合にどれくらいおトクになるのか計算してみましょう。

東京電力EPで電気・ガスをセット契約した場合にかかる金額
電気代(契約アンペア数が30Aの場合)
(基本料金)842.40円 + (第一段階料金)19.52円×120kWh + (第二段階料金)25.98円×75kWh = 5,133.3円
ガス代
(基本料金)722.84円 + (基準単位料金)138.38円×15m3 = 2798.54円
ガスセット割
-100円
スタート割(12カ月間)
2798.54円 × (-0.05) = -139.93円

上記を合計すると、7,691.91円となります。電気・ガスの平均額の合計8,003円と比較すると、1カ月あたり約311円、年間で3,733円の節約になります。

東京ガスで電気とガスをセット契約する場合

東京ガスでも電気とガス両方の取り扱いがあり、あわせて契約することで割引が適用になります。一人暮らしに適した、比較的電気使用量の少ない世帯向けの電気料金プラン「ずっとも電気1S」をくわしく見てみましょう。

東京ガス「ずっとも電気1S(東京電力エリア)」の料金表
区分単位東京ガス「ずっとも電気1S」料金(税込)東京電力EP「従量電灯B」料金(税込)
基本料金10A1契約280円80銭280円80銭
15A421円20銭421円20銭
20A561円60銭561円60銭
30A842円40銭842円40銭
40A1123円20銭1123円20銭
50A1404円00銭1404円00銭
60A1684円80銭1684円80銭
電力量料金120kWhまで1kWh19円49銭19円52銭
121kWh〜300kWh24円89銭26円00銭
301kWh〜26円99銭30円02銭

東京ガス「ずっとも電気1S」は、基本料金は東京電力EP「従量電灯B」と同じですが、電力量料金は使用量にかかわらず「従量電灯B」よりもおトクな設定になっており、切り替えることで電気代を安くすることができます。

また、この「ずっとも電気1S」とガスの契約をまとめることで「ガス・電気セット割」が受けられるほか、東京ガスの提携プロバイダにてインターネットも契約することでさらに「東京ガストリプル割」も適用になります。

「ガス・電気セット割」で電気代の0.5%が割引
電気とガスをあわせて契約することで「ガス・電気セット割」が適用となり、毎月電気代の0.5%(小数点以下切り捨て)が割引になります。

「東京ガストリプル割」で最大300円/月割引
電気とガスに加え、東京ガスと提携するプロバイダにてインターネットを契約することで「東京ガストリプル割」が適用となり、最大300円/月、年間で最大3,600円(※)割引になります。

※割引額はプロバイダによって異なります。

東京ガスのセット契約はどれくらいおトク?

東京ガスでのセット契約ではどれくらいおトクになるのでしょうか。電気の平均使用量195kWh、ガスの平均使用量15m3を使った場合、東京ガスでセット割が適用になった場合にどれくらいおトクになるのか計算してみましょう。

東京ガスで電気・ガスをセット契約した場合にかかる金額
電気代(契約アンペア数が30Aの場合)
(基本料金)842.40円 + (第一段階料金)19.49円×120kWh + (第二段階料金)24.89円×75kWh = 5,047.95円
ガス代
(単身世帯のガス代平均額)2,866円
ガス・電気セット割
5,047.95円 × (-0.5%)≒ 25円(小数点以下切り捨て)

上記を合計すると、7,888.95円となります。電気・ガスの平均額の合計8,003円と比較すると、1カ月あたり約114円、年間で1,368円の節約になります。東京電力EPの節約額が1カ月あたり約311円、年間で3,733円なので、東京電力EPのほうが節約できることになります。

これは、東京電力EPに「スタート割」があることに加え、東京電力EPのセット割が一律100円割引なのに対して東京ガスのセット割は電気代の0.5%と低めの設定になっていることも影響しています。ちなみに東京電力EPの「スタート割」は12カ月だけの適用になりますが、上記の理由から2年目以降も東京電力EPのほうが若干ですがおトクになる可能性が高いでしょう。

電気・ガスをセットにしないほうがおトクになることも

電力自由化・ガス自由化によって、電気とガス、その他のサービスなどをまとめて契約できる事業者が増えました。同時にセット割引で支払いがおトクになるプランも増えています。

ただし注意したいのは、「セット割引」が必ずしもおトクとは限らないという点です。電気とガス、それぞれ別の事業者と契約したほうがトータルの金額が安くなることがあるのです。

電力会社やガス会社を選ぶうえで重要なのは、自分の生活スタイルにあわせて選ぶことです。セット割引だけに注目して契約してしまうと、肝心の料金プランが自分の生活スタイルにあわず結果的に割高になってしまうこともあります。

電力会社ガス会社を選ぶ際は、自分にあったところを選ぶのが最優先だということを覚えておきましょう。

おトクなのは電気・ガスのセット割引だけじゃない!一人暮らしにおすすめの電力会社の選び方

では、東京の一人暮らしで自分にあった電力会社を選ぶには、「セット割引」以外にどんな点に注目すればよいのでしょうか?具体的な電力会社の選び方を4つに絞って解説します。

1.基本料金の安さで比較して選ぶ

電気代の内訳は、毎月必ずかかる「基本料金」と電気使用量に応じてかかる「電力量料金」にわけられます(※)。一人暮らしだと電気使用量が少なくなることもありますが、その場合でも基本料金は電気の使用量にかかわらず毎月必ず発生します

そのため、電気使用量の少ない世帯だと電気代全体に対する基本料金の占める割合が大きくなり負担になってしまいます。そこで、とくに電気使用量の少ない(または少なくなる予定の)場合におすすめなのが基本料金の安さに注目して電力会社を選ぶことです。

東京電力EP「従量電灯B」の基本料金を基準に検討している電力会社の基本料金の設定を見て比べてみましょう。電力自由化以降、基本料金が0円の電力会社も登場していますので、あわせて検討してみるとよいでしょう。

※これらのほか「燃料費調整額」「再生可能エネルギー発電促進賦課金」がかかります。

2.電力量料金の安さで比較して選ぶ

電力量料金とは、実際の電気使用量に応じて支払う料金のことを指します。基本料金をチェックしたあとは、この電力量料金にも注目してみましょう。

東京電力エリアにおける電力量料金の設定でもっとも一般的なのは「三段階料金制」と呼ばれるものです。これは電気の使用量に応じて、120kWhまでの単価(第一段階料金)、121kWh~300kWhまでの単価(第二段階料金)、301kWh以上の単価(第三段階料金)と、1kWhあたりの料金単価が3段階で変化する料金設定です。

大都市圏における単身世帯の平均の電気代5,137円は、東京電力EPの家庭向けプランである「従量電灯B(30A)」で計算した場合、だいたい195kWh程度の電気使用量にあたります。

この電気使用量を上記の料金設定に当てはめると、第二段階料金までに収まることがわかります。つまり、平均的な単身世帯の場合、第一段階料金と第二段階料金の設定が割安な電力会社ほど電気代がおトクになりやすいということになります。

逆に、電気使用量が多く毎月の電気使用量が300kWhを大きくこえるファミリー世帯などでは、第三段階料金の安さを重視したほうがおトクになる可能性が高くなるでしょう。

3.ライフスタイルにあわせて選ぶ

学生や社会人で一人暮らしをする場合、昼間は家にいないことも多くなるでしょう。そのような場合に検討したいのが、時間帯によって料金設定が変わる電気料金プランです。

電力会社によっては、日中の電気料金を割高に設定する代わりに夜間の電気料金を割安に設定した電気料金プランを提供しているところもあります。学校や会社で日中不在にすることが多いケースなど、電気を使用する時間帯が偏っている場合は、こうしたプランを選ぶことで電気をおトクに利用できる可能性があります。

4.環境への配慮で選ぶ

電気代の安さだけでなく、環境への配慮で電力会社を選ぶという手もあります。電気を得るにはさまざまな発電方法が用いられますが、その中には温室効果ガスの1つであるCO2(二酸化炭素)を多く排出する火力発電なども含まれます。

電力会社の中には、環境へのリスクが懸念される発電方法で得られる電気の割合を減らし、太陽光や風力、水力などの「再生可能エネルギー(自然エネルギー)」による発電の割合を高めることで環境に配慮しているところもあります。

こうした電力会社を選ぶことは環境への取り組みを応援することにもつながります。環境や再生可能エネルギーの普及に貢献したい方はこうした選び方もおすすめです。

パターン別・東京で契約できる一人暮らしにおすすめの電力会社・電気料金プラン

続いて、選ぶポイントごとにおすすめの電力会社を紹介していきましょう。

基本料金がおトクな電力会社・電気料金プラン

電気の使用量にかかわらず毎月かかる「基本料金」が割安に設定されているプランを紹介します。

Looopでんき「おうちプラン」

Looopでんきは太陽光発電システムの開発・販売・自社太陽光発電所の設置などを行うエネルギー企業、株式会社Looopが展開する新電力です。Looopでんきが一般家庭向けに提供している電気料金プランが「おうちプラン」です。

Looopでんき「おうちプラン(東京電力エリア)」の料金表
区分単位Looopでんき「おうちプラン」料金(消費税率10%)東京電力EP「従量電灯B」料金(消費税率10%)
基本料金10A1契約0円286円00銭
15A429円00銭
20A572円00銭
30A858円00銭
40A1140円00銭
50A1430円00銭
60A1716円00銭
電力量料金最初の120kWhまで1kWh26円40銭19円88銭
121kWh〜300kWhまで26円48銭
301kWh〜30円57銭

Looopでんきの「おうちプラン」の最大の特徴は、基本料金が0円に設定されている点です。また東京電力エリアの場合、電力量料金は使用量にかかわらず一律26円/kWhに設定されています。

全体の電気代がおトクになりやすいのは、契約アンペア数が30A以上の世帯です。20A以下の場合、「従量電灯B」でも基本料金が安めに設定されているため0円になる恩恵が小さく、逆に電力量料金(第一段階料金)の差により割高になってしまうことがあります。

Just Energy Japan(ジャストエネルギージャパン)「JEブライトプラン」

ジャストエネルギージャパンは、アメリカ、ドイツ、イギリスなどでエネルギーの供給を行うジャストエネルギーグループの日本法人です。ジャストエネルギージャパンが一般家庭向けに提供しているのが「JEブライトプラン」です。

ジャストエネルギージャパン「JEブライトプラン(東京電力エリア)」の料金表
区分単位ジャストエネルギージャパン
「JEブライトプラン」料金(税込)
東京電力EP「従量電灯B」料金(税込)
基本料金10A1契約224円64銭280円80銭
15A336円96銭421円20銭
20A449円28銭561円60銭
30A673円92銭842円40銭
40A898円56銭1123円20銭
50A1123円20銭1404円00銭
60A1347円84銭1684円80銭
電力量料金最初の120kWhまで1kWh19円50銭19円52銭
121kWh〜280kWhまで24円50銭
26円00銭
281kWh〜300kWh26円50銭
301kWh〜30円02銭

ジャストエネルギージャパン「JEブライトプラン」の基本料金は、東京電力EP「従量電灯B」基本料金と比較して一律20%割安に設定されています。

また電力量料金は、281kWh~300kWhの20kWh分を除いて、東京電力EP「従量電灯B」よりも割安な単価設定となっています。そのため、基本的には電気使用量にかかわらずおトクに電気を利用できるでしょう。電力量料金は料金の段階が上がるほどおトクになるよう設定されているため、一人暮らしでも電気使用量の多い場合にはとくにおすすめです。

電力量料金がおトクな電力会社・電気料金プラン

電気の使用量に応じてかかる「電力量料金」の1kWhあたりの単価が割安なプランを紹介します。

たのしいでんき「東京大江戸プラン 従量電灯B5」

たのしいでんきは、長崎・ハウステンボスでつくられるエネルギーなどを供給するHTBエナジーが展開する新電力です。たのしいでんきが東京電力エリアの一般家庭向けに提供しているスタンダードなプランが「東京大江戸プラン 従量電灯B5」です。

たのしいでんき「東京大江戸プラン 従量電灯B5(東京電力エリア)」の料金表
区分単位たのしいでんき「東京大江戸プラン 従量電灯B5」料金(税込)東京電力EP「従量電灯B」料金(税込)
基本料金30A1契約800円28銭842円40銭
40A1067円04銭1123円20銭
50A1333円80銭1404円00銭
60A1600円56銭1684円80銭
電力量料金120kWhまで1kWh18円46銭19円52銭
121kWh~300kWhまで24円62銭26円00銭
301kWh~28円44銭30円02銭

たのしいでんき「東京大江戸プラン 従量電灯B5」の最大の特徴は、東京電力EP「従量電灯B」と比較して、基本料金、電力量料金ともに一律5%割安な料金設定になっていることです。

電気使用量にかかわらず、東京電力EPから切り替えるだけで必ず電気代を安くすることができます。ただし、契約できるのは契約アンペア数が30A以上の世帯からとなります。一人暮らしだと20A以下の場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

また、電力供給開始日から1年未満で解約する場合に、違約金2,160円(税込)がかかる点には注意が必要です。

ミツウロコでんき「シングル応援プラン」

ミツウロコでんきは、長い歴史を持つエネルギー企業・ミツウロコグループを母体とする新電力です。ミツウロコでんきでは、単身者をはじめ比較的電気の使用量が少ない世帯に向けたプランとして「シングル応援プラン」を用意しています。

ミツウロコでんき「シングル応援プラン(東京電力エリア)」の料金表
区分単位ミツウロコでんき「シングル応援プラン」料金(税込)東京電力EP「従量電灯B」料金(税込)
基本料金10A1契約280円80銭280円80銭
15A421円20銭421円20銭
20A561円60銭561円60銭
30A842円40銭842円40銭
40A1123円20銭1123円20銭
50A1404円00銭1404円00銭
60A1684円80銭1684円80銭
電力量料金最初の120kWhまで1kWh19円52銭19円52銭
121kWh〜300kWh25円61銭26円00銭
301kWh〜28円42銭30円02銭

ミツウロコでんき「シングル応援プラン」は、東京電力EP「従量電灯B」と比較すると基本料金はまったく同じに設定されていますが、電力量料金は120kWhを超えた分から「従量電灯B」よりもおトクな料金設定になっています

そのため、電気使用量の少ない月は東京電力EP「従量電灯B」と同等、使用量の多い月はおトクになります。

夜間の電気料金が割安な電力会社・電気料金プラン

学生や社会人の一人暮らし世帯にうれしい、夜間の電力量料金が割安に設定されているプランを紹介します。

スマ電「どーんと!夜得ホームプラン」

スマ電は、法人への電力供給実績が豊富なアイ・グリッド・ソリューションズが展開する新電力です。そんなスマ電の「どーんと!夜得ホームプラン」は、昼間よりも夜に電気をよく使う「夜型」の方にぴったりの電気料金プランです。

スマ電「どーんと!夜得ホームプラン(東京電力エリア)」の料金表
区分単位スマ電「どーんと!夜得ホームプラン」料金(税込)
最低料金15kWhまで1契約373円73銭
電力量料金16kwh~300kWhまで1kWh27円20銭
301kWh〜28円90銭
平日夜間(22時~翌8時)24円75銭
休日24円75銭

スマ電「どーんと!夜得ホームプラン」は、契約アンペア数に応じた固定料金(基本料金)に電気の使用量の応じた料金が加算される「基本料金制」ではなく、最低使用量(15kWh)までは必ず一定の料金がかかり、それを超えると使用量に応じた料金が加算されていく「最低料金制」となっています。

最大の特徴は、平日夜間(22時~翌8時)と休日(土・日・祝日)の電気料金が大幅に割安に設定されていることです。学生や社会人で平日の昼間は自宅で電気をほとんど使わないという方は、おトクに電気を利用できるでしょう。

こちらのプランは6カ月の契約期間が設けられており、6カ月未満で解約した場合、2,160円の解約違約金がかかる点には注意が必要です。

シン・エナジー「生活フィットプラン」

シン・エナジーは、地熱・太陽光・バイオマスなどの電源開発をはじめとした幅広いエネルギー事業を手がけている新電力です。一人暮らしでも契約アンペア数が30A以上なら選択肢に入るのがシン・エナジーの「生活フィットプラン」です。

シン・エナジー「生活フィットプラン(東京電力エリア)」の料金表
区分単位シン・エナジー「生活フィットプラン」料金(税込)
基本料金30A1契約463円32銭
40A617円76銭
50A772円20銭
60A926円64銭
電力量料金デイタイム(平日9-18時)1kWh32円45銭
ライフタイム(平日8-9時/18-22時、休日扱い日の8-22時)25円62銭
ナイトタイム(毎日22-翌8時)17円65銭

まず目につくのが基本料金の安さです。30A~60Aまでいずれの基本料金も、東京電力EP「従量電灯B」と比較して45%割り引かれた料金設定となっています。

電力量料金は、「デイタイム(平日9時~18時)」は割高に設定されているものの、「ナイトタイム(毎日22時~翌8時)」はとても割安な設定となっており、とくに夜に電気を多く使う生活スタイルの方はおトクになるでしょう。

ただし最初に記載したとおり、このプランは30A以上の世帯が対象となっており、10A~20Aの世帯では契約できない点には注意が必要です。

環境にやさしい電気を提供している電力会社・電気料金プラン

環境に配慮した再生可能エネルギーによる電気を使えるプランを紹介します。

グリーナでんき「GREENa スタンダード ファミリー」

グリーナでんきは、自然エネルギーの普及推進に力を入れている新電力の1つです。家庭向けには「GREENa スタンダード ファミリー」と「GREENa RE100ファミリー」を提供しています。このうち、単身世帯にはおトクに電気を使いながら環境にも貢献できる「GREENa スタンダード ファミリー」がおすすめです。

グリーナでんき「GREENa スタンダード ファミリー(東京電力エリア)」の料金表
区分単位グリーナでんき「GREENa スタンダードファミリー」料金(税込)東京電力EP「従量電灯B」料金(税込)
基本料金10A1契約817円12銭(割引適用後 775円00銭)280円80銭
15A817円12銭(割引適用後 775円00銭)421円20銭
20A817円12銭(割引適用後 775円00銭)561円60銭
30A817円12銭(割引適用後 775円00銭)842円40銭
40A1089円50銭(割引適用後 1033円34銭)1123円20銭
50A1361円88銭(割引適用後 1291円68銭)1404円00銭
60A1634円25銭(割引適用後 1550円01銭)1684円80銭
電力量料金最初の120kWhまで1kWh19円52銭19円52銭
121kWh〜300kWh24円70銭 (割引適用後 23円92銭)26円00銭
301kWh〜27円61銭 (割引適用後 26円41銭)30円02銭

「GREENa スタンダード ファミリー」は、自然エネルギー(FIT電気)の比率50%を計画し、温室効果ガスの1つである二酸化炭素(CO2)の排出係数をゼロに抑えた環境にやさしいプランです。

基本料金については、10A~20Aでは、東京電力EP「従量電灯B」よりも割高になりますが、30A以上でまったく同じ料金となります。電力量料金は121kWh以上の使用でおトクになります。またエネチェンジからお申し込みの場合、1年目の基本料金・電力量料金が割引になり、さらにおトクに電気を利用できます。

ガス代もおトクに!東京の一人暮らしにおすすめの都市ガス会社

次に、電気とガスを別々に契約する場合にガス代を節約できる可能性のある都市ガス会社を3つ紹介します。

レモンガス「わくわくプラン」

レモンガスは東京・神奈川・埼玉・静岡を中心にLPガスを販売してきたガス会社で、2017年4月の都市ガス自由化から都市ガス販売をスタートしました。東京電力EPから調達したガスを提供しています。東京ガス「一般契約」に相当するプランが「わくわくプラン」です。

レモンガス「わくわくプラン」の料金表
料金表レモンガス「わくわくプラン」基本料金(税込)東京ガス「一般契約」基本料金(税込)レモンガス「わくわくプラン」基準単位料金(税込)東京ガス「一般契約」基準単位料金(税込)
料金表A
(0㎥から20㎥まで)
745円20銭745円20銭135円53銭142円66銭
料金表B
(20㎥をこえ80㎥まで)
1022円20銭1036円80銭121円68銭128円08銭
料金表C
(80㎥をこえ200㎥まで)
1187円00銭1209円60銭119円62銭125円92銭
料金表D
(200㎥をこえ500㎥まで)
1801円00銭1857円60銭116円55銭122円68銭
料金表E
(500㎥をこえ800㎥まで)
5906円00銭6177円60銭108円34銭114円04銭
料金表F
(800㎥をこえる場合 )
11650円00銭12225円60銭101円16銭106円48銭

東京ガス「一般契約」と比較すると、基本料金は料金表Aで同額ですが、B~F表では一律5%割安な料金設定となっています。また、基準単位料金も全体的に割安に設定されているため、東京ガスから切り替えるだけでガス代を安くすることができます。

ENEOS都市ガス「標準プラン(TK)」

ENEOS都市ガスはサービスステーションとしてもおなじみの「ENEOS」ブランドの都市ガスで、JXTGエネルギーが展開しています。ガス事業は15年以上の実績があり、2019年2月から都市ガスの販売をスタートさせています。家庭向けのプランとして「標準プラン(TK)」「床暖プラン(TK)」の2つを提供していますが、一般的な単身世帯には「標準プラン(TK)」がおすすめです。

ENEOS都市ガス「標準プラン(TK)」の料金表
料金表ENEOS都市ガス「標準プラン」基本料金(税込)東京ガス「一般料金 」基本料金(税込)ENEOS都市ガス「標準プラン」従量料金(税込)東京ガス「一般料金 」基準単位料金(税込)
料金表A
(0㎥〜20㎥)
715円39銭745円20銭136円95銭142円66銭
料金表B
(21㎥〜80㎥)
995円32銭1036円80銭122円95銭128円08銭
料金表C
(81㎥〜200㎥)
1161円21銭1209円60銭120円88銭125円92銭
料金表D
(201㎥〜500㎥)
1783円29銭1857円60銭117円77銭122円68銭
料金表E
(501㎥〜800㎥)
5930円49銭6177円60銭109円47銭114円04銭
料金表F
(801㎥〜)
11736円57銭12225円60銭102円22銭106円48銭

ENEOS都市ガス「標準プラン(TK)」は、東京ガス「一般契約」と比較すると、基本料金、基準単位料金ともにすべての使用量区分で一律4%割安に設定されています。こちらのガス料金プランも切り替えるだけでガス代を安くすることができます。

日本瓦斯株式会社(ニチガス)「プレミアム5プラン」

日本瓦斯株式会社(ニチガス)は、昭和30年に設立されLPガスに豊富な実績をもつガス会社です。ニチガスが家庭向けプランとして提供しているのが「プレミアム5プラン」です。

日本瓦斯株式会社(ニチガス)「プレミアム5プラン」料金表
料金表ニチガス「プレミアム5プラン」基本料金(税込)東京ガス「一般契約」基本料金(税込)ニチガス「プレミアム5プラン」基準単位料金(税込)東京ガス「一般契約」基準単位料金(税込)
料金表A
(0m3から5m3まで)
1458円00銭745円20銭0円00銭142円66銭
料金表B
(5m3から20m3まで)
780円84銭745円20銭135円53銭142円66銭
料金表C
(20m3をこえ80m3まで)
1057円97銭1036円80銭121円68銭128円08銭
料金表D
(80m3をこえ200m3まで)
1222円13銭1209円60銭119円62銭125円92銭
料金表E
(200m3をこえ500m3まで)
1837円73銭1857円60銭116円55銭122円68銭
料金表F
(500m3をこえ800m3まで)
5941円73銭6177円60銭108円34銭114円04銭
料金表G
(800m3をこえる場合)
11687円33銭12225円60銭101円16銭106円48銭

日本瓦斯株式会社(ニチガス)「プレミアム5プラン」は、東京ガス「一般契約」と比較すると、基本料金は料金表Cの区分までやや割高に設定されていますが、料金表D以降で割安になります。また、1m3あたりの単価についてはすべての使用量区分で一律5%割安に設定されています。

一人暮らしで電気代を安くしたいならガスとのセット割にこだわらなくてもOK!

一人暮らしにおすすめの電力会社とガス会社を紹介しました。電力自由化・ガス自由化以降、電気とガスの両方を取り扱う事業者が増え、セット割が適用になるプランも増えています。

しかし実際には、電気・ガスのセット割を適用したプランが一人暮らしでのもっともおトクな選択とは限りません。あくまで大事なのは自分にあった電力会社・ガス会社を選ぶことです。

電気とガスそれぞれで自分にあった会社を選ぶことで、より光熱費を節約できる可能性があります。「セット割があるから」という理由で飛びつくのではなく、各社のプランをしっかり比較しながら検討するようにしましょう。

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切り替えるといくら節約できるのか、確認してみましょう。
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