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今月の電気代ってみんなどれくらい?原因と節約方法を紹介

今月の電気代ってみんなどれくらい?原因と節約方法を紹介

電気代の請求書が届きましたか?どう思われますか? 高いですか?沖縄を除いて全国的に冬は電気使用量が増える時期です。おそらく皆様も「今月の電気代、高いな・・・」と思われていることだと思います。

ではご自宅の今月の電気代は果たして、一般的に高いのでしょうか? また、高いならどうすればいいのでしょうか?

本稿では、電気料金請求書の読み方から、電気代の平均額、そして節約方法を紹介し、今月の電気代が高い!という皆様のお悩みを全て解決できる記事となっています。もう漠然と電気代を払い続けるのをやめて、電気代の悩みから開放されましょう!

この記事の内容は、2015年12月時点のものです。

電気代請求書の見方

毎月送られてくる、電気料金の請求書の見方をご存知ですか?ここには節電のためのヒントが含まれています。その見方を一緒に見ていきましょう。

電気料金請求書は「電気ご使用のお知らせ」「検針票」とも呼ばれ、各電力会社によってレイアウトは異なりますが、内容は基本的に同じです。

節電する際に参考になるのが以下の3つのポイントです。

  • 2.ご契約種別とご契約
  • 5.今月の請求予定金額
  • 7.昨年同月のご使用量とご使用量比較

ご契約種別とご契約

電気利用にはプランが有り、自由に選択することが可能だということをご存知ですか? 図の「従量電灯B」というプランは、1日を通して電気代が均一に設定されている標準プランです。もしこれを「半日お得プラン」という夜間の電気代が安いプランに変更すると4人家庭で約17,000円の節約になることもあります。

電気代を安くしたいなら、自分にあったプラン選びをしましょう!

今月の請求予定金額

標準プランである従量電灯B・Cをはじめ、いくつかのプランは「3段階料金制度」をとっています。

出典:「電気ご使用量のお知らせ」の読み方/東京電力

左図のように電力量単価は3段階に分かれていて、一定以上の電力を使うと電気の単価が高くなってしまいます。
電気料金請求書には、各段階の電気料金が記載されているので、3段階料金がかからないようにするためにどれ程の節約が必要かなどが分かります。

昨年同月のご使用量とご使用量比較

電気料金請求書は、当月の電気使用量が前年の同月とくらべてどうなったかがひと目で分かるようになっています。電気代を節約しようと思っても、なかなか明確な基準を立てるのは難しいものです。

なぜなら電気料金は燃料費の影響を受けて年々異なりますし、他人と比べようと思っても世帯人数や地方によって条件が異なり、簡単にこれだといった目標を立てにくいのです。しかし前年の使用量と比べることは、最も簡単な成果の確認になります。節約を始めたら、まずは前年の使用量を下回ることを目指しましょう。

各電力会社の電気料金請求書の見方一覧

記載されている内容は基本的に一緒でも、レイアウトは各社各様です。以下に電力各社の電気料金請求書の見方のページのリンクを記載するので、お使いの電力会社のページからご覧になってください。

東京電力
関西電力
中部電力
北海道電力
東北電力
北陸電力
中国電力
四国電力
九州電力
沖縄電力

そもそも1ヶ月の電気代ってどれくらい?

ご自宅の1ヶ月の電気代がいくらか、確認できましたね? それではその電気代が、世間一般よりも高いかどうか見ていきましょう。

ここで紹介する電気代の平均は以下になります。

  • 地域別の電気代平均
  • 世帯人数別電気代の平均
  • オール電化住宅の電気代平均

お住みの地域や世帯人数では、どれほど電気代がかかっているのかを確認して、ご自宅の今月の電気代が節約が必要かを判断してみてください!

地域別の電気代平均

2013年の総務省家計調査によると、全国の1ヶ月の電気代の月額平均は10,668円になります。

では、皆様がお住みの地域の電気代の平均はどれくらいなのでしょうか?あるいはどういった傾向があるのでしょうか。各地域の電気代平均学年間推移を元に比較していきましょう(各図はクリックすると大きいサイズで見ることが出来ます)。なお、すべての数値は2013年度総務省統計に基づいています。

北海道地方の電気代平均

北海道は全国平均よりも月額で約4,000円程電気代がかかっています。燃料費も全国平均よりも1万円ほどの差があるため、光熱費が大変かかる地方だと言えるでしょう。

月額平均
14,815円
最高(3月)
12,125円
最安(8月)
7,486円
東北地方の電気代平均

東北地方の電気代平均額推移

(青森県・秋田県・岩手県・山形県・宮城県・福島県)

東北地方の電気代は、夏場が安く冬場が高いのですが、全体としては月額で1,000円ほど高いだけで収まっています。暑がりの人には過ごしやすい地方ではないでしょうか。

月額平均
13,318円
最高(1月)
14,724円
最安(7月)
8,513円

関東地方の電気代平均

関東地方の電気代平均額年間推移

(茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県)

関東地方の月間電気代平均は10,805円で、全国平均10,668円と極めて近く、推移のグラフも類似しています。

月額平均
10,805円
最高(2月)
13,977円
最安(6月)
7,819円

関西地方の電気代平均

関西地方の電気代平均額年間推移

(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県)

関西地方は、関東地方と同じく全国平均と類似していますが、8月9月の電気代が高いのが特徴です。

月額平均
10,566円
最高(1月)
12,586円
最安(6月)
8,285円

東海地方の電気代平均

東海地方の電気代平均額年間推移

(岐阜県・静岡県・愛知県・三重県)

東海も、全国平均と類似したグラフですが、1月9月の電気代がやや高めになっています。

月額平均
10,867円
最高(1月)
13,502円
最安(6月)
8,739円

北陸地方の電気代平均

北陸地方の電気代平均額推移

(新潟県・富山県・石川県・福井県)

北陸地方は日本海側に位置するのもあって、一年を通して全国平均よりも約2,000円電気代が高いようです。特に2月の電気代は、約4,000円も平均より電気代がかかっていることは驚きですね。

月額平均
12,352円
最高(2月)
16,823円
最安(6月)
9,433円

中国地方の電気代平均

中国地方の電気代平均額年間推移

(鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県)

中国地方の電気代のグラフは、概ね全国平均と同じですが、2月の電気代が全国平均より1,000円程高いのが伺えます。

月額平均
10,717円
最高(2月)
13,884円
最安(7月)
8,556円

四国地方の電気代平均

四国地方の電気代平均額推移

(徳島県・香川県・愛媛県・高知県)

四国地方の電気代は、全体的に全国平均から1,000円程電気代は高いようです。ただし6月の電気代が全国平均とほとんど同じであるため、夏は過ごしやすいことが見て取れます。

月額平均
11,434円
最高(1月)
14,484円
最安(6月)
8,513円

九州地方の電気代平均

九州地方の電気代平均額年間推移

(福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県)

九州地方は冬期の電気代が約2000円程安く、冬の暖房費があまりかかっていないことが見て取れます。年間の月額平均も全国平均から1,000円ほど安く、電気代の安い地方だといえるでしょう。

月額平均
9,690円
最高(9月)
11,433円
最安(5月)
8,416円

沖縄地方の電気代平均
沖縄地方の電気代平均額推移

沖縄地方はその温暖な気候を反映して、暖房代が抑えられているため冬季の電気代は安いようです。しかし逆に8月9月の夏期の電気代がずば抜けて高く、全体としては九州よりも電気代がかかってしまっています。

月額平均
9,820円
最高(4月)
13,460円
最安(9月)
7,747円

世帯人数別電気代の平均

次に世帯人数別の電気代の平均を見てみましょう。以下は総務省統計局の家計調査に基づく、世帯別の電気代を表にしたものです。

20062007200820092010201120122013
1人世帯¥34,997¥36,101¥42,229¥35,587¥39,354¥38,042¥39,093¥42,309
2人世帯¥96,048¥93,912 ¥100,764¥100,140¥102,420¥99,576¥105,732¥111,300
3人世帯¥111,708¥112,716¥117,624¥115,308¥118,752¥112,488¥122,520¥130,188
4人世帯¥121,344¥117,984¥126,888¥123,372¥126,396¥122,160¥133,560¥141,828
5人世帯¥143,160¥134,652¥144,396¥145,812¥147,492¥140,124¥153,456¥150,096
過去3年間(2011年~2013年)の電気料金平均額
1人世帯
年間39,814円/ひと月あたり3,317円
2人世帯
年間10,5536円/ひと月あたり8,794円
3人世帯
年間12,1732円/ひと月あたり10,144円
4人世帯
年間132,516円/ひと月あたり11,043円
5人世帯
年間147,892円/ひと月あたり12,324円

こうしてみると1人世帯と2人世帯の間に2倍以上の差がある事が分かります。結婚って税制上の優遇措置などでお得なだけでなく、電気代という面からもお得なのですね。

ご自宅の電気代とくらべていかがですか?

オール電化住宅の電気代平均

最後にオール電化住宅の電気代の平均を紹介します。オール電化住宅にお住まいの方は是非、参考にしてみてください!

オール電化の電気代平均額
年間190,868円
一般家庭の電気+ガス+灯油代平均額
年間223,812円

また、各地域ごとのオール電化の電気代は以下のように異なります。

 年間平均電気代(プラン名)参照
東京電力160,236円(電化上手)電気料金値上げの認可について|東京電力
北海道電力281,577円(eタイム3)電気料金値上げ認可の概要について|ほくでん
東北電力183,252円(時間帯別電灯A)電気料金値上げ申請の概要 |東北電力
中部電力210,576円(Eライフプラン)電気料金値上げ認可の概要について|中部電力
関西電力201,264円(はぴeタイム)電気料金の値上げについて|関西電力
四国電力156,144円(季節別時間帯別電灯)電気料金値上げ認可の概要について|四国電力
九州電力145,848円(季時別電灯)九州電力 電気料金の値上げ認可の内容
平均額190,868円

北陸電力、中国電力、沖縄電力は震災後値上げがないため、上記の7電力会社の平均値としています。

家電にはどれぐらい電気代がかかっているの?

ここまで電気代の平均を見てきましたが、さて、一体どこにそんなに電気がかかっているのでしょうか?普段何気なく使っている家電にはどれぐらいの電気代がかかっているのか、それが分かれば節約にもつながります。ここでは様々な家電の電気代を紹介します。

エアコンの電気代は年間21,375円

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冷房能力2.8kW、10畳向けエアコンの平均年間消費電力量は825KWhです。電気代にすると年間21,375円となります。

洗濯機の電気代は、洗濯のみ年間620円、乾燥もすると17,738円

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洗濯容量が9kgの洗濯機乾燥機の電気代は、洗濯のみでは年間620円(68Wh)、洗濯~乾燥まで行うと年間17,738円(1880kWh)となります。
洗濯機で電気代がかかるのは洗濯乾燥時ですが、ヒートポンプ乾燥タイプの洗濯機にすることで乾燥時の電気代を1/3にすることが可能です。

冷蔵庫の電気代は年間5,700円

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3~4人暮らし向け冷蔵庫455Lの電気代は年間5,700円(年間消費電力220kWh)です。
冷蔵庫は大きいほうが電気代が高いように思えますが、小さいサイズの冷蔵庫のほうが大きいサイズの冷蔵庫よりも年間消費電力量が多く、電気代が高くなってしまうということもあるんですよ。

照明器具の電気代は年間31,836円、LED照明だと13,356円!

照明器具の電気代は一戸建て(4LDK)の場合、年間31,836円です。でも消費電力の少ないLED照明にすれば年間13,356円となり、18,480円もお得になります。

テレビの電気代は年間1,554円、4Kテレビだと年間5,518円

cost-tv

50型のテレビの電気代は年間1,554円(年間消費電力60kWh)です。
同じ50型でも4Kテレビになると電気代は年間5,518円と高くなっています。

暖房器具の電気代は?

これらの電気代に加えて、暖房器具の存在も見落とせないでしょう。これからの寒い冬に備えて、様々な暖房器具の電気代を把握しておきましょう!

それぞれの暖房器具を1時間使用した際の電気代
電気床暖房(ヒーター式)
電気代は25円(8畳の場合)
電気床暖房(温水式)
電気代は12円(8畳の場合)
オイルヒーター
電気代は14円/20円/29円それぞれ6畳/8畳/10畳の部屋の1時間の電気代です。
セラミックファンヒーター
電気代は13.7円~30.3円消費電力を弱風時530Wh強風時1170Whとして計算しています。
電気ストーブ
電気代は25.6円消費電力を990Whとして計算しています。
こたつを1時間使用した場合
電気代は2円~5.1円消費電力を弱運転時80Wh、強運転時200Whとして計算しています。
ホットカーペット(2畳用)
電気代は5.8円~8円消費電力を225Wh~311Whとして計算しています。
電気毛布(シングルサイズ敷き用)
電気代は0.07円~0.8円消費電力を弱3Wh~強31Whとして計算しています。
電気ブランケット・ひざかけ
電気代は1.4円消費電力を55Wh(表面温度37℃設定)として計算しています。

1kWhあたりの電力量単価を25.91円として計算しています。

効果的な電気代節約方法を使って年間8万円以上節約!

さぁここまで今月の電気代は平均してどれほどなのか、そしてどんな家電にどれほどかかっているのかを見てきました。最後に電気代の節約方法をお教えしたいと思います。その効果はなんと年間8万円以上! 劇的に節約できる方法を紹介します!

電力の契約を見なおして年間15,000円の節約

電気代を1番簡単に安くしたいなら、まずは電気の契約を見直してみましょう。想像以上に大きな効果が上がることもありますよ!

契約プランを見直して年間15,000円以上の節約
契約アンペアを見直す
支払い方法を見直す

古い家電を買い替えて57,079円の節約!

家電も日々進歩しています。昔の家電と今の家電では、電気代の面でまさに雲泥の差!家電の買い替えがどれほどの節約になるのかを紹介します!

家の照明器具をLED照明に買い替えた場合、年間18,480円の電気代節約に!
15年前のエアコンを買い替えた場合、年間18,370円の電気代節約に!
10年前の冷蔵庫を買い替えた場合、年間13,000円の電気代節約に!
8年以上前の洗濯機を買い替えた場合、年間7,282円の電気代節約に!

家電の使い方を見直して13,985円の節約に!

家電の使い方一つで、電気代を節約することが可能です。家電の正しい使い方を知り、無駄なコストを削減しましょう!

電気の安い時間帯に洗濯乾燥することで年間8,000円以上の節約に!
エアコンと扇風機の併用で一夏3,000円の節約に!
冷房は28℃・暖房は20℃にして年間2,158円の節約!
2週間に1度のフィルター掃除で年間827円節約!

今月の電気代のまとめ

ガスを使わない生活(オール電化)は出来ても、電気を使わない生活をすることは出来ません。
年間で約10万円もかかっている電気代を節約できたら、うれしいですよね。そのためには、今月の電気代が平均と比べてどうなのかを把握した上で目標を定め、節約していくことが大切なことです。
本稿で紹介した方法で、ご自宅の来月の電気代を減らしていきましょう!

電気料金請求書の読み方で注目しなければいけないのは以下の3ポイントです。

  • ご契約種別とご契約
  • 今月の請求予定金額
  • 昨年同月のご使用量とご使用量比較

この3ポイントに注目することで、電気代の推移やどれだけ節電すればいいのかが分かります。
次に電気代の平均額を見ていきましょう。
全国の1ヶ月の電気代平均は、10,668円になります。各地域によって電力使用量のグラフが違うので、お住まいの地域のグラフを元にご自宅の電気代が高いか安いかを判断してください。
世帯人数別の電気代は以下のようになります。

1人世帯
年間39,814円/ひと月あたり3,317円
2人世帯
年間10,5536円/ひと月あたり8,794円
3人世帯
年間12,1732円/ひと月あたり10,144円
4人世帯
年間132,516円/ひと月あたり11,043円
5人世帯
年間147,892円/ひと月あたり12,324円

1人世帯と2人世帯に2倍以上の差があるのが伺えますね。 皆様は何人暮らしですか? 世帯平均を超えないように電気代を抑えていきたいものです。
ちなみにオール電化にお住まいの場合の電気代平均額は、年間190,868円になります。

次にどういった家電に、どれほどの電気代がかかっているのかを見ていきましょう。

エアコン
年間21,375円
洗濯乾燥機
年間620円(洗濯のみ)17,738円(洗濯+乾燥)
冷蔵庫
年間5,700円
照明器具
年間31,836円(LEDだと年間13,356円)
テレビ
年間1,554円(4Kテレビだと年間5,518円)

最後に電気代を具体的に節約する方法を紹介します。

  • 電力の契約を見なおして年間15,000円の節約
  • 古い家電を買い替えて57,079円の節約!
  • 家電の使い方を見直して13,985円の節約に!

以上の節約術で年間8万円以上の電気代の節約になります。毎月の大きな負担である電気代。うまく節約して上手に付き合っていきたいですね。

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